~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~ -49ページ目

~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


私は腰痛と慢性的に背中が張る症状があり、
定期的にボディケアをしています。

どうしても仕事の予定などから
同じ店舗には行けず、複数店舗を利用します。

当然ですが店舗によってコロナ対策は異なります。

コロナ感染拡大防止という目的=WHYは一緒なのですが、
WHAT=何をやるか、HOW=どのようにやるのか。

これらの対策とその運用は、
顧客目線でどう見えるのでしょうか?


Aの整体に行ったときの話。

「施術中もマスク着用でお願いします」という
案内POPが張ってありました。

とはいえ、仰向け時ならばまだ分かるのですが、
うつ伏せの状態の時にはマスクは意味があるのか?

うつ伏せの状態でマスクはかなり息苦しいですね。
リフレッシュ+リラックスしたいから来店しているはずなのに、
快適ではない。

Tスタッフに
「うつ伏せの時にはマスクは外してよいですね?」
と確認すると、

「いえ、つけてください」
との回答。

「なぜうつ伏せの時もマスクが必要なんですか?」
と聞くと

「コロナ対策として店舗で決まっていますので」
との回答。

「うつ伏せ時に飛沫がスタッフに飛ぶんですか?」
と質問すると無言。

これ以上、何かを言うと雰囲気が悪くなるので、
店舗のルールに従いました。


しかしこの店舗に別日に行くと
Yスタッフが担当。

この方に同じ質問をすると、

「仰向けの時だけマスク着用していただければ
 大丈夫ですよ」


と回答がありました。



B店舗では入口で検温と手の消毒が
義務づけられています。

もちろんそれに従いますが、個室に入る際にさらに

「手の消毒をお願いします」
と言われる。

「先ほど入口で消毒は終わっています」
と答えると、

「コロナ対策上のルールなので」
といった返答。


入口から個室の動線上で
特に何かに触ることもありません。


私も建物の入口に入る時の消毒は義務だと思って従いますが、
その建物の中に入って、また何回も消毒を求められる。

消毒をしすぎて女性の方の中には皮膚荒れを
気にされる方もいるでしょう。

手が常にアルコール臭いということは
なかったですか?


コロナ感染拡大防止という目的は、
顧客側も理解しています。

そのために何をやるのか、どのようにやるのか。
顧客目線で再度見直してみてはいかがでしょうか。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

経営者の役割の1つが、
会社を倒産させないことです。


“倒産させないこと”

というと保守的だと思われるかもしれません。


倒産させないことは、取引先を守ることにも
働くスタッフを守ることにも繋がる。
(※銀行さんも同様)

ですから倒産させないことは、
最低限の役割とも言えます。


私が先輩経営者から教わったことは、

「中小企業のうちは、
 どうしたら倒産するかをリストアップする。
 そして一つずつ潰していくことが社長の仕事」


ということでした。


ですので会社を倒産にまで影響を与えかねない
問題をリストアップしました。


法改正、認証基準変更、大手資本の参入、
営業停止、資金不正利用、残業代未払い、
ハラスメント、機密情報漏洩…。


皆さんの会社に置き換えると、
さらに挙げられるでしょう。


では上記のような倒産にまで
多大な影響を与える問題に対して、
対策を始めているかといえば、
何もしていない会社があります。


例えば残業代の未払い。

社員が退職した後に、
数年間分の請求をされている例があります。

一人ではなく数人から纏めて
請求されたらどうでしょう?

そもそもサービス残業が問題であるし、
何も言えない空気を作って、
やり過ごすことも問題です。

「まさかこんなことになるなんて…」

と言われている経営者がいましたが、
明らかに経営者の落ち度です。


最近ではある資格保有者数が
改ざんされていたことが
ニュースなっていました。

営業・製造するには資格保有者が必須であるならば、
この虚偽の報告は致命的なダメージになるでしょう。


自分の会社を客観的に見る。
どうしたら潰れるかを考えてみてください。

すると自社の欠点が見えてくるでしょう。
欠点に早く気づいて、1つずつ潰していくこと。


これは経営幹部の重要な仕事です。
 


こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


新しくリーダーに赴任した際は、

「メンバー個々の意見に耳を傾けたいと思う」

と抱負を語る方が見受けられます。

とても大事なことですね。


現場の意見が届いていないならば、なおさらです。

現場最前線の声に耳を傾けることによって、
現場改善のポイントや今後の経営方針が
見えてくるかもしれません。


岸田新総理もノートを片手に
「国民の声に耳を傾ける」と話されていました。


傾聴してくれるリーダーに
不快感を抱くことはありません。


ただし耳を傾ける時に、
声の大きな人に引っ張られないか…。

スタッフの中にも、影響力を持つ人がいますね。
その人物に気をつかってか、
特定の意見ばかりを採用してしまう。


判断軸がよくぶれてしまうリーダーほど、
様々なスタッフの声を聴きますが、
最終的には声が大きな人の意見に
引っ張られてしまうということを見かけます。



この場合、傾聴したところで
スタッフの不満は消えないでしょう。


そして聴くだけではなく、
結論=意思決定をすること。


結論を出す=意思決定することができなければ
リーダーというポジションはそもそも必要ない。

「傾聴」は始まりであり、終わりではない。

それを肝に銘じておきたい所です。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


先日のサッカーワールドカップアジア最終予選。
オーストラリア戦は最後までハラハラしました。

何とか2位以内で自力通過できる可能性を残しました。

執念で引き寄せた結果でした。

結果がついてきたので、
様々な勝因が言われています。


個人的に「監督業=マネージャー業」の難しさを
改めて痛感しました。



これまで最終予選に至るまでは、
ほぼほぼパーフェクトな結果でした。

ヒヤヒヤする試合がほとんどなかった。
楽勝ムードで最終予選を迎えたわけです。

他のチームと比べても個々の能力が高く、
上位通過が確実視されていました。


初戦のホームでのオマーン戦に負けて、
アウェイでサウジアラビア戦に負けて、
完全にその評判が打ち消されました。


親善試合などではいろいろな選手を試してみたものの、
やはり実績のあるレギュラー選手の方が計算ができます。


確実にパフォーマンスを発揮してくれそうな選手を使い、
システムも最も慣れている4-2-3-1。

これで最終予選の3試合を戦ってきました。


そして一昨日のオーストラリア戦では

新しいシステム4-3-3で臨み、
フレッシュな選手が機能し、結果も出してくれました。


ビジネスでは、
「結果がプロセスを肯定する」
と言われます。

これまで順調に勝利し続けてきたので、
選手起用もシステムも肯定されてきた。

経営者やリーダーも
上手くいっているうちは誰も方法を
変えたがらないではないでしょうか?


「結果が全て」と言われてしまえば、
結果が出そうな最も確実な方法を取るし、
結果が出るうちは、あえてリスクを取る必要がありません。



ビジネスで言えば、成果が出ていれば、
「このままやればいい」「このまま続ければいい」と
思い込んでしまう。



上手くいかなかったら、
反省をして方法を変えることは誰でもできる。


上手くいっていても、
あえて方法を変えることができるかどうか。


予選突破がゴールではなく、
ワールドカップでベスト8に入ること。

ビジョンから逆算することを忘れてしまえば、
「上手くいっていても変える」という選択肢を取ることは
難しいかもしれません。


あなたの会社でも、
結果が出ているから「それでよし!」
としてしまっていることはないでしょうか?


仮に良い結果が出ていても将来を見据えて
変えるリスクをあえて取ること。


それが監督・マネージャー・経営者に
必要なマインドなのだと思います。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


東京オリンピックを最後に引退を表明した
マラソンランナーである大迫傑選手。

以前から彼の発言一つ一つが気になっていました。

実業団からアメリカに練習の場を
移すことは当時は稀な選択。

「どうせ上手くいかない」

と周囲からも言われたそうです。


家族と離れてケニアで長期合宿をし
トップランナーと高地トレーニングをして
自分を追い込む。

どうしたら強くなれるか…。

自分で考えて、自分で結論を出しているようでした。


日本記録を作った大迫選手ですが、
中学時代に挫折を経験。

先生から与えられたメニューを従順に
こなしていたが1位になれなかった。

その時に悔し涙を流し、
「1位になるための練習をしたい」
と顧問の先生に自分の気持ちを
打ち明けたそうです。


勝つための練習を自分で考えて、
自分で実行する。

この基礎ができたのはこの時期なのかもしれません。


大迫選手を知る知人からは
「彼には信念がある。ぶれることがない」
と言われていました。


私は「信念はみんな持っている」と思っています。
ただ軸の太さは人それぞれです。


大迫選手を見ていると、

他人からどう言われるか、
他人からどう見られるかではなく、
自分がどうしたいか。


自分で考えて、自分で行動を選択する。

トライ&エラーを繰り返す。
そしてどんな結果だったとしても
周りのせいにせず自己責任と捉える。


それを繰り返すことが
信念を太くすることに繋がっているのではないか?と
思います。


逆に言えば、私たちは日頃、
他人からどう言われるか、
他人からどう見られるかを気にしすぎている。

自分で意思決定しているようで、
実は周囲の空気や圧力で意思決定させられている。


だから何年経っても信念という軸が
太くなることがない。

大迫選手から信念の作り方を学びました。