~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~ -43ページ目

~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


十方よしTV5月号では、久遠チョコレートで知られる
ラ・バルカグループ代表の夏目浩次様と対談をさせていただきました。

2018年第2回ジャパンSDGsアワード内閣官房長官賞を受賞。

久遠チョコレートは全国に52拠点。
内、直営は5店舗8拠点。

チョコレート関連事業に携わるスタッフは550名。
内、障がいを抱えるスタッフは350名。


創業時はチョコレートメーカーではありません。

障害者の雇用と賃金改善を目標にパン屋から始めました。

起業時から3名の障害者を抱え事業をスタートさせましたが、
経営状況は芳しくありませんでした。

1,000万の借金を背負い、
クレジットカード6枚でギリギリまでお金を借りて、
お金を工面し、スタッフ全員に約束通りの給与を払う。


パン屋も当然ながら生産性を求められます。

スピードが要求され、テキパキ動くことが求められます。
パンは待ってくれないのです。

障害者の待遇改善のために始めた事業でありながら、
生産性が重視される職場で、
ついてこれない障害者が出てしまったそうです。

夏目代表も本望ではなかったはずです。


その後、あるチョコラティエとの出会いからチョコレートへ業態変更。
今となっては直営店では平均16万円/月を実現できているそうです。

福祉の分野に詳しい方ならばお分かりですが、
この月給はなかなか実現できないレベルです。


福祉の世界でよく使われる言葉。

「仕方がない」



理想は○○だけど、現実は難しいから
「仕方がないよね」と使われます。


障害者の待遇も課題認識として持っている人は多数いたはずです。
(※私もその一人でした)

この給与ではたして生活できるのか…と。

でも「仕方がないよね」といって待遇改善に
チャレンジする人はほとんどいませんでした。


「仕方がない」

合理的に自分を諦めさせる、便利な言葉です。

同時に可能性を奪う、怖い言葉でもあります。



あなたの職場でも

「仕方がない」

多用されていませんか?


「仕方がない」は、
あなたを理想からどんどん遠ざけていくでしょう。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


私はベンチャー企業の経営者とお話しする機会も多いですし、
ベンチャー企業で努めていた経験もあります。


猛スピードで商品・サービスの企画から立案までをし、
大量の行動をする。

そしてトライ&エラーを何度も繰り返しながら、
成果に近づけていく。

ベンチャー企業といえば、
そのような会社が多いのではないかと思います。


企業を数ヶ月後も存続させることが第一優先で、
どうしても組織づくりについては後回しになります。


働きやすい環境づくりについては
なかなか着手できません。


問題はどこかのタイミングで
本格的に環境づくりに着手できるかです。


働くスタッフにとって
働き甲斐だけでなく、働きやすい環境を作ろうとすると

「うちはベンチャーだから難しい」

と言います。

朝は7時から定例ミーティングをしたり、
夜も21時から緊急ミーティングを開催したりする。


独身で全ての時間を働くことに費やせるならば、
その生活でも問題はない。

でも結婚をして家族ができれば、
早朝から終電までの仕事が続くと
家庭内に支障が出る。

ライフステージに合わせて
働き方もマネジメントしていく必要があります。


働きやすい環境を作ろうとすると何かにつけて

「うちはベンチャーだから」

と言って、やらない・やれない理由を作り上げてしまいます。



会社の規模が大きくなろうと、
「ベンチャー企業精神」は常に持っていたい。

でも環境未整備のままであれば、
企業の持続性はないのです。


「ベンチャーだから未整備でも仕方ない」

その考え方は捨てなければなりません。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


「多様性」というと、
様々なバックグラウンドを持つ人材を
組織の中でどのように活かすか?という話になります。


個人の成長においても「多様性」が
見られるようになってきました。


階層を下から順番に昇格していくもよし、
専門性をさらに磨くもよし、
副業を通じて別分野の経験をするもよし。


上記のように個人の成長において
「多様性」が認められるようになってきました。


ただし会社の成長においてはいかがでしょうか?


相変わらず、
前年比○○%アップの右肩上がりの成長がよしとされる。


または「わずか3年間で売上10倍」という
急成長・拡大がよしとされる。

それをすごい!ともてはやしすぎてしまう。



どこの市場でビジネスをしていくかで、
概ね売上の上限は決まってしまいます。


ですので成熟市場では、
現実的に考えて何倍もの売上拡大は不可能です。


人口が減る、消費者が減る中で、
前年と同様の売上ならば、大健闘かもしれません。


成長=量と捉えて、量の成績表が主になってしまう。

そこに疑問を持ってもいいのではないでしょうか?


質の成長がもっと評価されてもいい。

会社の成長にも「多様性」があっていい。
自社の成長とは何か、自社で再定義できればいいと思います。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

またまた詐欺まがいの話にひっかかりました。


担当営業O:

「弊社は求人サイトを立ち上げたばかりでして、
 求人掲載情報が少なく、少しでも増やしたいと考えております。
 3週間掲載無料なので、ご協力いただけませんか?」
   
松本:

「無料ならば協力は構わないのですが、
 3週間後に有料掲載に切り替えるつもりは一切ありません。
 3週間で100%終わらせますが宜しいですか?」
 
担当営業O:

「もちろんです」

松本:

「では申し込みした翌日に3週間後に無料期間で解約する旨の
 解約申請書を送ればいいですか?」

担当営業O:

「申し込み後直後の解約申請ですと、
 求人作成が無駄になってしまうので、
 費用が発生してしまいます。
 3週間掲載が終わる直前に提出してください」

松本:

「弊社がインディードに掲載している記事をそのまま使うと
 言っていましたよね?御社は記事の作成はしていないですよね?」

担当営業O:

「そのまま転用するのですが、転用できない場合もあるので、
 そのような規定になっています」

松本:

「営業日●日前のキャンセル申請をするとか書いていますが、
 GWに入ると●営業日前なんてあっという間ですよね?
 私のサインなしに有料版に切り替わることはないですよね?」

担当営業O:

「はい。あくまでも無料期間での申し込みです。
 有料期間に切り替わる前に必ずご連絡をし、松本様の確認をとり
 承諾をいただかないと、弊社は有料版に切り替えることができません」

松本:

「分かりました。では有料期間に切り替わる前にご連絡ください。
 その際に解約申請書も送ってください。すぐに提出しますので」
 
担当営業O:

「かしこまりました」

 
そしてその後…、営業マンOから一切連絡なし。

知らない間に請求書が届きました。
明細は「有料版の切り替え掲載費用」と書かれています。


有料に切り替わる時は

弊社のサインが必要だといっていたのに、
自動切り替えになり請求書が発行されている。
しかも振り込み期日は3日後。


松本:

「営業マンOさんの話とは違うので
 Oさんに電話を代わってください」

オペレータ:

「Oではなく私が担当になっています。
 規約に書いてあるように解約書の提出がないので、
 有料版の費用は発生します」


営業マンOとのやり取りを説明しましたが、
証拠がないと言って、一切聞き入れず。

「営業マンOに確認する」という社内調査もなし。


以前、助成金サギにもひっかかりましたが
まさに同じ体制です。

営業マンは申込書回収まではやりますが、
その後は何もしません。

おそらくたくさんのクレーム電話があるのでしょうが、
クレーム対応専門のオペレーターが対応するのです。

マニュアルができていて、対応方法が概ね決まっています。



グーグルでこの会社を調べてみると、
やはり詐欺にあったという声が多数出ていました。


この手の詐欺会社は、クレームが多いためか、
6ヶ月程度でそのサービスから撤退していたり、
会社の住所を引っ越していたり、
会社名を変えたりしています。

まっとうな商売を続けることができないのでしょう。


上記のような求人詐欺は増えているそうです。

無料だから協力してあげるか!と
善意を逆手に取られないように。

皆さんも注意をしてください。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


経営者のお話を聞くと

「経営者は孤独」

とよく言われますね。


一方で私がお会いする経営者は、

「経営者は孤独ではない。
 勝手に孤独だと思っているだけだ」


と言う方が多いです。


どちらが真実なのでしょうか?


私はどうかといえば、
「経営者は孤独だな」と思ったこともありますし、
「経営者は自分で孤独を創り出しているだけ」と
思ったこともあります。


機密性が高い情報を経営者のみが知っている。
他の経営幹部には共有できない。
自分一人で決断を下さなければいけない。

資金繰りが厳しく、どうにかこうにか工面しようとする。

こういうことが重なると「孤独」だと感じる。

また経営者は最終責任者。
どんなことがあろうと逃げだすことができない。

誰にも頼ることができず、信頼することができず、
責任を一人で背負い込むと「孤独」と感じる。


一方で経営幹部と機密性の高い情報も全て共有する。
フルオープンで社内で隠し事が一切ない。


十方よしTV5月号には、
日本国内で「ティール型組織」の
先駆けとなる会社を作った武井浩三氏に
ご出演いただきました。


武井氏は

「経営者は孤独?
 あれは嘘ですね。私は孤独だと思ったことがない」


と言われていました。

社長の給与も全てフルオープン。
PLもBSも全て公開。

自分たちで稼いだ会社のお金をどのように使うかを考える。
利益を賞与に充てるのか、先々を見据えて投資に充てるのか。

誰から指示されたわけでもなく、
主体的にそんなことを考えている社員。

そこには頼もしい経営者が多数います。


もし「経営者は孤独」と思っていたら、
自分が孤独になる環境を作っているのかもしれない。

自ら「孤独」になる選択を
好んでしているのかもしれない。

「孤独」に浸るのを止めてみよう。