「やるんだよ!」を10年繰り返す意味と結果とは
当社は主に企業様の開発案件の試作を生業としております。
傾向としまして、
年度末と半期末の3月と9月が多忙を極めます。
逆に暇なのがその翌月の4月と10月という傾向です。
特に4月と5月の動向が、
その一年の趨勢を握っているようです。
今年の4月は悪いと予測していましたが、
かなり良い方の売上高でした。
5月も連休明けまではかなり諦めモードでしたが、
5月9日(火)以降驚くほどの案件の積み上げで、
さっさと損益分岐点くらいは越えてしまいましたので忙しくなってきました。
まあウチなんて便利使いされるだけの存在でして、
いつでも来月以降の仕事なんぞ望むべくも無い業態ですから、
しっかりと案件を詰めていただければ幸いに思っております。
さて、この10年ちょっとのお話しになりますが、
やった事のないタイプの案件や難しい光部品案件を無理してでもチャレンジしてきました。
経験も無いのに受けるんですからまあ
「出来ませんでしたわぁ」
では済まないわけですから、
材料だけではなく時間と神経をも磨り減らす無理をする訳です。
その無理が無理で無くなり、
やがて普段のノリで仕事をこなせるようになる。
このパターンの積み重ねで、
景気の大小の波を乗り越えて来れたように思います。
ただ、この流れの0→1部分を誰かに任せる自信が無いまま、
今も加工現場の第一線で何やかんやと稚拙ながらもやっています。
ともかくやるしかありません。
…あっ、それが普通の事か。。。
そう、あの方の声が聞こえてきそうです。
画用紙にはさみとセロファンテープを持たせると何でも作ってくれるというあのお方の安心感。
私もそういった期待を抱いてもらえるような仕事人を目指しております。
なので、まだまだ研鑽練磨いたします。