有言実行と不言実行の結果は同じ
どうも!、「町工場評論家」のサークルさんです。
古来、日本人は不言実行を徳としてきた民族だった。
近年では、特に経営者なんかは有言実行の傾向が多いようです。
黙々と目標に向かって実行努力しそして達成を目指す。
でも、これがなかなか長続きしない、くじけそうになる。
だから、他人様の前で宣言する。
「言っちゃったからには失敗すれば恥をかく」
という背水の陣に我が身を置くという事です。
まあ考えてみれば分かるのですが、
他人様の前で宣言しないと続かないような弱い意思をお持ちなのなら、
どっち転んでも、最初っから長続きなどしないんじゃないですか?
”不言実行”でも”有言実効”でも目標を達成できませんよ。
公言した上なら恥をかくという”恥の概念”がよっぽど強くなければ、
有言実行でも結果は同じ不達成って事です。
凄い目標を公言している経営者に限って、
その後の結果を発表してくれませんし、
WEBページなんかに宣言していた事すらいつの間にか削除して、
しれ~っと無かった事にされている事が多い。
「言っちゃったからには失敗すれば恥をかく」
だけれど、
「(失敗した結果を)言わなければ恥をかかない」
ってことなんですね。
特に、セミナーなんかに感化されやすく、
聞いてきたばかりの用語を使いたがるような、
ポジティブだが飽きっぽい人物にその傾向があるように思います。
あくまでも私見で何の根拠もございませんが、
目標を達成されるのはたぶん20人に一人の5%前後。
それは不言実行でも有言実行でも同じ結果。
意思の強さと実行力と運の問題だと思います。
言うだけで達成できるんやったら、
テレビ通販で購入して2週間ダイエットすれば、もれなく10Kg以上体重減だろうし、
みんな東大卒の大企業の社長かトッププロスポーツ選手だろ?
小池さんは皇后さまに学べ!
皇后さま誕生日のお言葉の一節。
「将棋も今年大勢の人を楽しませてくれました。
若く初々しい棋士の誕生もさることながら、
その出現をしっかりと受け止め、
愛情をもって育てようとするこの世界の先輩棋士の対応にも心を打たれました。」
「藤井4段がすごい!」とは言わず「若く初々しい棋士」と表現し、
「愛情をもって育てようとするこの世界の先輩棋士の対応には心を打たれます」
とのお言葉なら、
当の本人は益々将棋の研鑽に励むだろうし、
若手の台頭に危機感と対抗心を持っている先輩棋士だって、
昂ぶる気持ちが治まるであろう事は間違いない。
これだけ配慮の有る言葉を使えるのは天皇家以外には無いのでは?と思います。
といった文章を書きながら、
不肖この私が、
「言葉づかいに気を付けねばならない」
との小池さんの言葉に、
同病相憐れむのでございます。
