よくわかる中国要人訪日と天皇Ⅳ
中国では鷹揚で優れた人間を「大人」(たいじん)と呼びます。
まさにそういった存在に会見することを、
中国共産党は利用するワケです。
大人と会見出来る立派な存在だとアピールできるワケです。
今の中国にはもう皇帝はいません。
だから日本の天皇を利用するワケです。
会見した人物にはハクがつく。
魂胆が見え見えです。
だから、会見を拒否すべきですが、
政治主導で仕方なく天皇陛下にガマンしていただくなら、
会見を実現させる見返りはいただかないといけない。
それが政治力であり外交です。
そこを見逃している鳩山さんは政治家失格です。
また、小沢さんは田中角栄の何を見てきたのかと言いたい。(小)
よくわかる中国要人訪日と天皇Ⅲ
「あなたの国(日本国内)には今も差別が残っていますね」
と、あの公民権運動の指導者キング牧師の元側近に言われて、
ビビらん日本人はいないだろう。
常人には「拒否」か「ごまかしか」かの選択しかないだろう。
今上(現在位の)天皇陛下は、
こんな無作法な人間(自称キング牧師の元側近)の礼を失った質問を、
拒否することなく柔らかなお顔で、こう答えられた。
「ご忠告に感謝いたします。」
あなたにこんなスゴイ異次元の答えがとっさに出ますか?
しかも、ご自身は英語をお解りなのに、
誤訳かどうかを随伴の通訳に確認するという念の入れよう。
この辺がおっちょこちょいな宮沢さんや麻生さんと違うところ。
しかも、失礼なヤカラの無礼な質問に対しても、
相手(アメリカの黒人)の気持ちを尊重し、真摯に答えるこの姿勢。
日本国内で差別を受けていると感じている人間にも配慮した、
満点の答えだと思います。
あなたにこんな態度がとれますか?
それが出来るのが日本国の象徴である天皇陛下だ。
やはり現世に生きているが異次元の場所に住んでおられる、
現人神(あらひとがみ)としか私には思えない。(小)
よくわかる中国要人訪日と天皇Ⅱ
例えば、あなたがアメリカ旅行に行きます。
そこで、キング牧師のお墓に立ち寄り祈りを捧げます。
その時、キング牧師の元側近と自称する人間が近寄って来ます。
彼はこう告げます。
「あなたの国では今も差別が残っていますね?」
さて、あなたならどう答えますか?
「知りませんでした」とか、
もしくは、「そんな事ありません。何を根拠に…」とか。
知らないフリをするか、否定するか。
この文章はつづきがあります。
あなたが日本を代表する立場だったら、
どう答えるか続きを読む前に考えてみてください。(小)