プラスチックレンズ試作専門の受託加工とは?
いやー、しかし何でございます。
4月に引き続き5月も暇でして、
先月納入されまして放置しておりました非球面加工機の周辺を触っておりました。
加工機を導入してから使えるようにするまでがとても面倒くさいんです。
そして工作機械周辺の環境が一度出来上がったらもう触りたくありません。
これがそのこの前入ったばかりのリニアモーター駆動の1nm(ナノ)制御の加工機です。
因みにこれもリニアモーター駆動の1nm(ナノ)制御の加工機です。
上の何かの吹き出し口は精密空調のものです。
(多分ブース内は)23℃プラスマイナス0.1℃になっているはずです。(知らんけど)
暇のついでですので当社のレンズ加工専用機をご紹介いたします。
これは10nm(10ナノ=1/100000mm)制御の非球面加工機。
これもも同じく10nm制御の非球面加工機。
切りカスが舞うので掃除機で吸引しています。
かなり使い込んでおりますがよい工作機械は長く愛用できると思います。
これら非球面加工機4台をプラスチックレンズの試作のみに投入しております。
高精度CNCマシニングも合計4台ございます。
リニアモーター駆動で10nm読み込みの100nm単位の制御です。
こちらはやや大きなサイズ用。
第3工場にも一台ございます。
それにもう一台。
テーブル周辺がカーボン製でとても軽く、加工時の追従性が良いタイプです。
レンズの裏加工専用にカスタマイズいたしております。
測定機は三鷹光器のNH-3が第3工場と本工場にそれぞれ一台ずつございます。
このタイプはθ軸回転対応タイプとなっております。
こちらは加工機のすぐ横に置いてあるいわゆる野良配置の状態のレンズ測定機ですが、
使い勝手が良くホンマに手足の如く使い倒しております。
ここ数年は特に自由曲面よりは撮像光学系のプラスチックレンズ試作のご依頼が多く、
高精度マシニングセンターよりは非球面加工機の増強と加工技術向上にチカラを入れてきました。
次は芝浦機械(旧東芝機械)のUVM等の自由曲面が得意なMC加工機を入れたいとか考えております。
やはり高品位を目指すのが正しい方向性のように思います。
プラスチックレンズ試作そのものの仕事の全体量は少ないので、
会社の規模を大きく出来る訳でも無く、
難しい立ち位置ではございます。
ですが、
「上手く性能がでました♪」
このお言葉をいただけることが私達の喜びでございます。
あれ?何だか企業ブログみたいになってきましたね。
不景気な時期となりましたが、
今まで何とかやってこれました。
皆様のお陰様でございます。
ありがとうございます。
でも、このまま行けば当社も含めて町工場は絶滅します。
もし、よろしければなのですが、
”10枚綴りのプラスチックレンズ試作券”を発売しておりますので、
そちらをお買い求めいただき当社の存続にご協力いただけますと幸いにございます。
町工場は人と人の繋がりがすべて
”10枚綴りのプラスチックレンズ試作券”は冗談です。そんなのありません。ごめんなさい。
海外のグローバル企業にチャレンジする小さな町工場!
5/11から国内メーカー様からのお見積依頼とご発注が数件。
いつもの連休明けよりはホンマに静かなもんです。
先日、「4月の売上が年平均の約1/4に下がりました」とか書いてましたが、
平均的なプラスチックの試作屋さんの売上高が 一人当たり1200万円/年 で 100万円/月だとすると、
ウチの場合はその2倍の 一人当たり 2400万円/年 (ちょっと足らんが…)で 200万円/月です。(この7年ほどは)
そこからの1/4ですから激減なんですが、
…まあ、悪いと言われる状況ですがそれなりにはお仕事は戴けていると言う事です。
この4月から5月の初旬までですが、
国内案件は従業員さんへお願い(ほぼ押し付け)しまして、
私はほぼ海外案件のみを担当しておりました。
本日も海外のグローバル企業様への納品(Fedex送り)でございます。
昨今の状況下ですが貨物の飛行機が飛んでくれている事に感謝でございます。
(とか言っても打ち合わせから納品まで光学商社様にオンブにダッコなんですが)
「海外のグローバル企業にチャレンジする小さな町工場!」
…とか適当に謳うだけ謳って、
これからも頑張っていきたいです。
今年は海外案件がもっともっと増える事に期待です。
町工場は人と人の繋がりがすべて
未来は明るい
江戸時代に平和という言葉は無かったが、
江戸時代は平和ボケしていた時期だった。
「本当に侍は命を賭けて戦えるのか?腹を切れるのか?」
そんな時代だったからこそ「忠臣蔵」のお話がもてはやされた。
幕末だってそう。
戊辰戦争までは「攘夷だ!何だ」って、
市井(しせい)の者にとっては一部のならず者が暴れている程度の認識でした。
新撰組など誕生した頃は壬生浪と言われ乱暴者扱いで蔑まれていた。
昭和初期から真珠湾までは軍人は大して尊敬されていなかったらしく、
(特に海軍軍人は)本当に戦えるのか?などと言われる税金泥棒扱い。
でも、
「窮鼠、猫を咬む」
追い詰められたら日本人は狂信的に戦う。
だって、戦いなんて非日常の最たるもの。
函館の五稜郭でもペリリュー島でも火事場の馬鹿力を出して死ぬまで戦う。
生身の身体で重機関銃弾が飛び跳ねる中、戦い続ける。
明治維新以降、お侍さんはお仕事が無くなりました。
第二次大戦後、日本の軍人は軍隊そのものが無くなりました。
それでも明治から戦前は軍事大国、戦後から現在は経済大国となりました。
他所の国を言ったら何ですが、
逆に肝心な時に逃げ出す国民性というのもあります。
戦勝国の中でも、戦えば相手の10倍以上の損害を出す国も2ヵ国ほどございます。
平和な時期での脅しと勢いの尻馬に乗るだけの威嚇は上手いんですけどね。
今回の新型コロナで没落するお侍さんや軍人は存在しませんが、
不要とされる業種は出てくるでしょう。
価値観と申しますか、考え方も変わるかもしれません。
未来の例えばなんですが、
ラーメン屋や定食屋は「一蘭」みたいに店内全席がカウンターで仕切り付きが当たり前?
しかも、ソーシャルディスタンスを取る為、客席の客席の距離は大きく取る事になり、
そのせいで客席の総数が半減。
その分、金額が2倍になる。
外に密集して並ばれて困るなら3倍4倍の価格設定。
つまり、外食そのもののスタイルと価値観が大きく変わる。
何なら小さな居酒屋だったらお一組様だけで貸切営業とか、
チェーン店だったら数部屋の完全個室でフェイスシールドを付けた防護服姿の…
しかも、枝豆や唐揚げ一皿が目ん玉飛び出るほどの高級料理になったりして。
つまり、外で食べる事そのものが非日常となる。
その可能性はゼロではございません。
最近若い人らに流行って無かったマイカー購入。
そのマイカーでの移動の時代へと改めて移行し、
2人に一台程度の2シーターサイズの自動運転でのコミニュティーカー生活の発展。
新幹線だって自由席どころか指定席も廃止され、すべてがグランクラスのサイズへ。
しかも、運賃が数倍に、とか。
つまり、人の移動や外食そのものが高嶺の花になる。
今、売上が1/10だ!とおっしゃる居酒屋の経営者さん。
テイクアウトでの弁当の店頭販売なんかは一般消費者の感覚の価格で当然だが、
お店で食べる事の貴重さが認識されれば、
金額10倍でも食べたいと思う人は来るんです。
貸切に近い高級寿司屋と何も変わらなくなる訳です。
知らんけど。
ともかく、「日本の未来は世界が羨む」のです。
昔、モーニング娘がそう歌っておりましたので、きっと間違いはございません。
日本の町工場も変わっていくことでしょう。
まずは、出向いての会議や打合せやら、納品に伺うなんて機会も減る事でしょう。
ウチは10年前からそうしてきてるけど…。
町工場は人と人の繋がりがすべて










