【次の10年の景気】取引量を2倍にするのか?自社規模を半分にするのか?
今年に入りましてウチの売上は比較的にイマイチ感が漂っています。
”数人の零細企業”と”数十人の中小企業”。
例えば海外の展示会に同じ1小間で出展したとする。
同じように来場者があっても”数人の零細企業”の方が効果的です。
なぜなら、展示会効果で同じ1000万円の受注があったなら、
”数人の零細企業”の方が規模が小さい分から全売上高に占める割合が大きくなるからです。
「零細企業(の分際で)が大手企業様とどれだけ繋がれるか?」
コロナショックの前の景気循環(2009~2020年)ではそう考えていました。
大手企業様との受注として繋がった場合、
”数十人規模の中小企業”よりもウチらのような”数人の零細企業”の方が効率が良い。
まあ、”数人の零細企業”よりも
従業員数が多い方が相手にしてもらえるのが一般的かもしれませんが、
それでも相手にしてもらえるとしたら”数人の零細企業”の方が楽で確実という事です。
「楽で確実」とはどういう意味なのか?
遡ること約13年前。
リーマンショック後の景気の底だった2009年から進み出した時期の、
日本のメーカーって不景気ながらもやはり世界に冠していましたよね。
それがこのコロナショックまでの約10年間で海外メーカーと比較して
相対的に力が翳ってきたのかもしれません。
実際の例を挙げると、
昭和の時代に憧れだったオーディオメーカーが
資本強化での合併だけではなく倒産・廃業なんてニュースもかなり増えました。
更に一周前のミレニアムからリーマンショック前の約10年よりも客観的に状況が悪くなっている。
何の話かと言うと、
「大手メーカー様のお仕事を直で取引出来れば勝ち組だ」
というビジネスモデル(?)そのものが、
崩れていく方向なのかもしれないと言う事です。
実際に私がこのプラスチック試作の業界で独立してからもう25年以上が過ぎました。
同業他社様や(ブローカー的な)商社様からお仕事を回していただいたりするよりも”量産品の製造メーカー様”からのお仕事、
そして”量産品の製造メーカー様”から”大手メーカー様”とお取引先様を渡り歩いてきましたが、
これからの10年はその大手メーカー様のお仕事そのものが無くなる可能性は想定していないといけません。
何しかウチなんてはるかに及びもしないような何百人規模のプラスチック工業試作屋さんの
M&Aの発表記事だけならまだしも、
倒産や廃業の情報がこの2~3年で溢れてきました。
何百人規模のプラスチック工業試作屋さんなんて大手メーカー様のT1みたいな凄い存在ですから、
元締め価格で時間単価も相当高いはずなんです。
つまり、「大手企業様とのお取引があれば安泰だ!」などと呑気に構えとったらアカンやろ!ちゅう事かと。
ではどうする?
何をする?
「困った…困った…」のあぶれ者をより多く集めてイベントかプロジェクトでもする?
本業に繋がらなければただの無駄な出費と時間の浪費。
自社製品を考案して売り出す?
大手メーカー様でも商品のヒットが少ない時代にそんな甘いかね?
そんなのは大手メーカ製品よりも更にヒットの確率が低い。
もし奇跡的に売れたとしたら、
中華製のコピー商品に上書きされて大量の在庫の山。
…というのがこれまでの答え合わせの結果でしたが、
これからの10年ではどうなるか?
前の景気循環では1勝99敗くらいの大きな負け越しでしたが、
与太話と言わずに真面目に再考する必要があるのかもしれません。
ボソ)クラウドファンディング!!
クラウドファンディングで集金して延命を計るのも手ですが、
これはエープリルフールのネタ程度のもんですから…。
何にしても持久戦は少人数の方が楽なのは確かです。
難しい時代ですが自分も頑張ります。
町工場は人と人の繋がりがすべて









