サラリーマンという仕事は⑳

自分の今いる会社を一番にするために。

提案です。
本を読みましょう。
自分の仕事と関係する本を手に取ってみてください。
できれば、月に1冊くらい読んでみませんか。

仕事に関する本を読む人は意外と少ない。
入社して仕事に関する本を一冊も読んでない人もいます。

だからこそ、一冊読むだけで、頭一つ抜け出せてしまうのです。

本は知識の集大成ですから、非常に得るものは大きい。
自分の仕事のことが改めて勉強できてしまいます。

もしかしたら、会社以外の時間で仕事のことは考えたくない、と
考える人もいるかもしれません。
あなた自身がそうかもしれません。

そうだとしても、月に一冊、なんとかなりません？
会社以外で仕事のことを考えたくないと思っている人が多ければ多いほど、
なおさら一冊の本が大きな差になってしまうのです。

本を読むことで仕事ができるようになるのはわかった。
ではなぜ、それが会社を一番にすることと関係があるのか。

それは、本を読めば仕事の奥深さがわかって、仕事が楽しくなって、
その仕事ができる会社にいることが、とてもありがたく思えてくるからです。

加えて、
質の高い仕事ができるほうが、
やっぱり会社にいるのが楽しくなるんですよ。

サラリーマンという仕事は⑲

⑱の追伸です。

毎日続けていたら、
さすがにいいところを探すのが大変になるかもしれません。
同じネタの繰り返しになったりして。

そこで、たくさんのことを書き出すコツを紹介します。
コツは人に着目することです。

この人はこんな親切なことをしてくれたな、
と感謝の一つもしてみましょう。
これも、どんな些細なことでもいいです。
仕事を手伝ってくれたとか、ペンを貸してくれたとか。

不平不満を書いてはいけませんよ。
それでは逆効果です。
むしろ、ちょっとイラついた人にも思い切って感謝してみましょう。
こんな小さいことを言ったりしたりする人間がいるおかげで、
自分はああならないようにしていられる、とか。

人との出来事は毎日のことなので、ネタには困らないと思います。
人の振り見て我がふり直せではないけど、
人間観察のつもりでやってみるのもいいかもしれません。

中には、本当にためを思って注意してくれる人もいるはずです。
そんなときは素直に感謝を書きとめてくださいね。
なんだか、一回り大きな人間になれた気さえしてきますよ。

サラリーマンという仕事は⑱

自分の会社を自分にとって一番にするために。

実際に、具体的に会社のいいところを探して、
それを書き出してみましょう。
実際に、具体的に、というところが肝心ですよ。

どんなことでもかまいません。
必ずしもいいところである必要はないかもしれません。
会社があるおかげだ、と思う点でもいいです。

例えば、給料が出る、休みがもらえる、社会保険に加入している、
パソコンを使いたい放題だ、友人ができた、後輩ができた、
などなど、会社にいなければできないことってあるでしょう。
本当になんでもいいんです。

いかがですか？？
探し出せましたか。
バカバカしいと思うことほど効果的だったりするんですよ。

頭で思うだけでは半分ですよ。
ちゃんと紙に書いてくださいね。

書くことで、頭の中だけのことにとどまらず、
実感として会社のいいところが体感できますから。

できれば毎日続けてみてください。
続けるのが苦手な人もいると思いますので、
毎日じゃなくても大丈夫です。
ただ、三日以上は空けないほうがいいかも。
というのも、三日以上、空けてしまうと、
再開するときにイマイチ気分が乗らないからです。

1日1個でもいいです。
なんとなくノートに書き出してみてください。
とにかく、ああ、こんなところも考えてみればあったな、
という感じで続けてみてくださればと思います！