その土地に暮らす人々の
祈りの拠り所になっている
そんな神社が好きですが
となると
過酷さだったり
孤独さだったりと
いつも隣り合わせの珍スポットに辿り着く
みたいなことは、珍しくありません。
満願寺を後にして
向かったのもそんな場所
ここまでは来られたけど
この先は車傷だらけになっちゃう~
無理は禁物
無理は禁物
って赤信号が頭の中で点滅
引き返そうとすると......
バッ!!!
と、突然、
男の人が脇から出てきました。
行けるよ~
行けるよ~
そのまま行け~
そのまま行け~
神社の横が広くなっているから
そこで方向転換すればいいから~
頼んでもいないのに
聞かせてくれるじゃないですか(笑)
...こういうときって間違いなく
ゴーしないとダメなやつなんですよねぇ。
というわけで
素直に進んでいくと...
で、でたっ。衝撃の光景。
ばば~んと
キテレツなビジュアル!!!
そうそう♡これが見たかった♡
東日本大震災で崩れた
神社を復興するのと同時に
町おこしのために建てられた
サンマとイワシの鳥居
きっと下がイワシよね
足元にはアナゴ
そして!めで鯛!
こちらが社殿
心の大当たり。
うん、間違いなくわたしの心に大当たり😊
少~しだけ中を見させてもらうと
一見、
廃墟のように見えても
この土地の人々の祈りが
たくさんたくさん捧げられていました。
向こうには金の鳥居
不思議なことに
神額が海の方向を向いて
つけられていたのでした。
そう、この場所は
長九郎稲荷神社。
紀州から来た長九郎さんという
漁師さんがこの場にほれ込んで
京都の伏見稲荷を勧請して建てたため
長九郎さんの名前がなまって
「ちょぼくり稲荷」に、なったそう😊
この景色、
惚れちゃうのもわからなくないなあ~
銚子の絶景......!
美しくて厳しい。背筋がシャンとする。
帰り道はこんな感じ...
ね?かな~り「こわい」でしょう?
あまりのルールガン無視感に
何かに似ている...と思ったのだけど
そうだ、あれ!
如来と山神が合体していたり
地蔵と女神が合体していたり
何もかもがごちゃ混ぜの
「普通、絶対ありえない」
みたいな感はみちのくの仏たちに
とってもよく似ていたんだ。
ここまで繋がって
そうか、
わたしはどこまでも、
外側のルール
こうじゃないと価値がない
とか本当どうでもいいから
本質を、
ゆらがないものを感じたいんだ。
体は、心は、
どのように動いているのか
本当は何を感じているのか
その動き
そのゆらぎ
その移ろいを
「べき」「ねば」
「世間的にはこう」
そんなノイズを除去した後に残る
本当の部分を、ちゃんと感じたい。
「今ここ」の
本当の自分と繋がるために...
結局、
いつも興味があって
いつも大切にしたいのは
見えない部分なんだなあ~
と納得しながら、
帰り道は海の生き物の
暮らしぶりをひとしきり眺めて
東洋のドーバーに
エネルギーをもらう🥺
なんと、1億年前のものなんだとか~!
さてさて
きょうは茨城に行ってきます~。