周りからは、仕事しか楽しみがない、典型的な「面白くない男」と見えているかもしれない。


とくに身近の人から、コンサートとか映画とか演劇、趣味がないと思われているようだ。


お言葉を返すようだが、仕事、旅行を通じて、47都道府県、海外10カ国に行かせて頂いた。


何よりも、一般の人より「ありがとう。」という言葉を仕事を通じてだが、出会いがある、あった。


多い、少ないではない。


自分を振り返って、文系大学中退、ほとんど大学に通っていない高卒程度の私が技術の最先端の工場の設備を設計する人たちと対等に、さらには終わる頃には、感謝までされる扱いをして頂いた。


感謝しかありません。


本当にありがとうございました。


これから定年を迎え、平均寿命まで20数年間過ごされる方。


私の経験では、皆様の参考にならない思います。


仕事を通じてではなく、肩書きがない状態で、充実した生活を送れるように準備が必要ですよ。



営業支援をして、成功ばかりではありません。


成功したケースは、おいおいブログで紹介するとして、今回は失敗例を報告したいと思います。


まず、支援先を守秘義務を交わしていますので、内容の詳細は言えません。


だから抽象的で申し訳ありません。
あらかじめお詫びします。


私が支援した企業は、軽く30件は超えます。


店舗経営
機械工具商社
工具製造メーカー
厨房機器開発
服飾縫製メーカー
発泡新製品開発
厨房機器販売
工場向け電機製品販売

ほとんどの支援先で支援中は、すぐに改善され、業績が回復します。


中には、支援期間中に「過去最高」と耳にすることもありました。


実際に支援当初は、2か月程度、帳票類を調べ、営業員と同行したり、来店される客を観察し、根本的な原因を見つけるか想定します。


その上で、支援依頼を受け、支援をスタートします。


だから的外れは、ありません。


失敗している支援先は、支援終了後、続けていないということです。


その理由は、経営陣の社員への支援、バックアップがなく、任せきりでの失敗がほとんどです。


業績が悪い原因のほとんどが、経営者にあります。

その多くが私に任せきりで、経営者の参加がないことです。


だから改善のための方針、指示が不明確か、若しくは無いこともあります。


そして、方針、指示を出しっぱなし。


一切、フォローしない、任せきりです。


これでは、業績が上がるはずがないですよね。


支援の条件は、経営者も一緒に、いや経営者が中心で、改善活動をしてもらわないと難しいのが現実です。
私は、営業によって会社の業績を伸ばし続ける営業支援業をしています。


自慢でありますが、「過去に売上を下げたことがありません。」


K社に在籍時、会議の度に業績が悪い、出席者の中で、いつも最下位をウロついている所長がいました。


理由を聞くと、「うちの担当地域では安くないと売れない。」を繰り返します。


私は、「安くないと売れない。」というのが、業績が悪い口実だと直感しました。


逆に、業績を伸ばし続ける自信がないから、「安くないと…。」のような後からつけた言葉が出てきたと理解して、私が代わると上長に申し出ました。


そして、担当地域の営業所長になって感じたのは、上が上なら下も下、です。


早々に辞めてもらいました。


正確に言うと、辞められました。


5人いた所員がプレイングマネジャーである私一人になりました。


さすがに一人では物理的に難しいので、本社から同じかそれ以上の前向きな所員を一人補充して頂き、あっという間に業績トップの営業所になりました。


五人分の業績を二人で、ですよ。


そして、2社目では初めて自社の営業を立ち上げるということで入社してまず驚いたのは、すでに色んな業界の営業を寄せ集めていたことです。


何億もするような機械の営業をしてきた何処かの所長経験者、カスタムオーダーの電子部品を受注する営業経験者など。


とても考え方が統一できるはずがありません。


訪問の仕方ひとつ、アポイントの必要度、
訪問の目的、値引き感覚、納期対応、全部違います。


残念ながら、即戦力を集めるという理由で、年齢層も高く、これから身につけて頂くには時間がありません。


ですから、確か7人中5人に辞めて頂きました。


振り返って思うのは、ベクトルが同じ人が集まらないと、業績を上げ続けるのは無理だということです。


そして、ベクトルを教育して身につけてもらうには新入社員が一番良いし、中小企業でそれが難しければ35歳以下までの中途入社までが可能性があると思います。


ベクトルとは、上長、経営陣、ひいては会社の方針を理解できる能力がある人のことです。
今回、大阪で知事と市長のダブル選挙があった。


たぶん、全国的には、あまり関心のないことだと思う。


現実、私も隣の県だし投票権があるわけでないので、結果は、ふ~んという感じだった。


ただ、知事選で敗れた候補者も、市長選で敗れた候補者も、「ひとえに自分の力不足」という言葉がニュースから聞こえてきたのが、非常に気になった。


大阪市民で約300万人、大阪府民では約700万人だったと思う(間違っていたら、先にお詫びします。)。


たとえ5万人でも、1人で何ができる?


どの選挙でも、敗れた候補者は同じことを言う。


なら、その言葉に真意はない。


上っ面の言葉だと思う。


「読み間違えました。」とか、


「有権者は、また騙されている。」とか、


「うちのグループの戦略ミス。」


なんて言う敗れた候補者がいても良いのではないだろうか。


さて、うちの府市に「橋下徹」のような首長が来たら、どうなるのだろう。



今回のプレミアム12という野球を見て、若者の未知の力に期待すべきだと思う。


もちろん投手では日本ハムの大谷翔平、楽天の松井裕樹、エースの広島の前田健太、野手では日本ハム中田翔、ヤクルト山田哲人、ソフトバンクの中村晃、西武では秋山翔吾。


と挙げた名前のほとんどが平成生まれの27歳以下。


他のスポーツでも、体操の内村航平やフィギアスケートの羽生結弦、浅田真央、テニスでは錦織圭。


全員が平成生まれで日本人初の記録を出しているではないか。


それを活用できない、育てきれない会社組織が悪いのではないか。


いつまでも、先輩だ、上司だと、努力しない、勉強しない人が社内で威張っている会社で業績を上げ続けているところは少ないのではないか。