私はゲームはしません。

パチンコ、マージャンもしません。

でも、ゲームもパチンコもマージャンをする人を、批判しません。

それは、人それぞれだと思います。

従って、先週より日本に上陸したポケモンGOに対して、自分はやりませんが、何か日本の活性化につなげられないかと観察しています。

過去に、これほど人を動かすことのできる(移動させる、引きつける)商品はなかったのではないか。

ただ、問題もこれから。

ながら歩きは危険、と警告されている。

にも関わらず、自転車、さらには自動車を運転しながらポケモンGOをしているとニュースが盛んに流れている。

危険な場所への立ち入りも問題になっている。

ゲームをしている本人に危険が及ぶだけならまだしも、逆に保育園、小中学校へ無断で大人が侵入したらどうする???

ゲームを作った会社は、機械的に地図上にキャラクターを各地に出没させているらしい。

マクドナルドは集客として利用しているらしいが、来店客の回転はどうなっているのだろう。

普通に考えれば、対戦とかキャラクターをどうのこうの、とかなら確実に滞在時間は長くなるだろう。

それが良いのか悪いのか?

これまでのマクドナルドの業績の落ち込みを挽回できるのか、それとも、トッピングバーガーで改善が見えてきた矢先に、マイナスに働くのか、見てみる必要があるだろう。
過去、シャープ、パナソニック、吉野家、マクドナルドなど、今の姿を予想して当たっていることに自信を持っている。


そんな中で、5/11の私のブログで厳しいと予想したのが「楽天」である。


正直に言うと、誰でも分かることだと思う。


今日の日経の記事にあったことだが、アマゾンとか他のECに比べ、伸びがないとの評である。


全く、同様に感じたので5/11のブログで名前を挙げさせて頂いた。


アマゾンなどに比べ、出展者個々に掲載の仕方を指導され、バラバラであるのが、先ず見にくい。


以前にあった定価表示(キャンペーン時)の不正が払拭されていない。


流通面でも、アマゾンに1日の長を感じる。


これらの消費者が感じておられる不信感を軽視しているように見えて仕方がない。


それは、三木谷社長が前に出て言うほど、改善されてこんな程度か...と思ってしまう。


これが、今の楽天なのだ、と。
以前に、吉野家、すき家、松屋の戦略の違いについて、述べた。


5年も6年も前のブログなので、3社について、再度、今を述べたい。


随分前のことなので、ハッキリと「そう言った」とは言えないが、今でも思いは変わらないので再度述べたい。


先ずは、吉野家だが、やはり二度と昔の栄光には戻れない、いずれはなくなるグループなのだろう。


それは、豚丼の再発売で、明らかな戦略の失敗があったと思う。


何処から、それが感じられるかと言うと「価格設定」にある。


牛丼は、相変わらず3社の中で一番高い。


それによって、「早い、安い、上手い」の代名詞の牛丼を求めてくる客数は、一番少ない。


ただ、それは理解できる。


客数を求めて、顧客一件当たりの利益を削ることになるから、だ。


私は、吉野家が生き残る手段は、徹底して牛丼の味に拘ることだと思っている。


そして、それは、必ず「顧客視線」に立つ事だ。


吉野家に、牛丼の何を求めて来てくるのか?


同じく、吉野家に牛鍋定食の何を求めて来るのか?


吉野家は、牛鍋定食に経営の何を期待するのか?


その視点で、豚丼の再発売を見て欲しい。


再発売当初は、豚丼一杯300円だった。


顧客が殺到した。


その価格は、吉野家にとって、牛丼の値下げより利益があるとのこと。


そして、顧客にとって選べる一品として選択肢が増えたことになった。


なのに、だ。


300円を330円にして、再度、顧客離れを起こした。


此処に、戦略の無さ、失敗を感じてしまうが、皆さんは如何でしょうか。
男子バレーボールは、残念ながらリオのオリンピック出場を逃した。


石川祐希という若いエースが出てきたところで本当に残念だった。


ミュンヘンのオリンピックを知っている年齢の私にとって、テレビを見ながら複雑な気持ちが湧いてきた。


単なるスポーツと仕事を結びつけるな、というご批判を覚悟して書くと、以下のようになる。


ポーランド、イタリア、中国など、対戦国は、何処も身長がずば抜けて高い。


そして、その大きな身体で、速攻と言われるAクイック、Bクイック、さらにバックアタックを打ってくる。


ミュンヘンオリンピックを知っている年代の人は、ピンとくるだろう。


実は、速攻という技術は、ミュンヘンオリンピックの時は、日本が開発し、日本だけが使っていた。


当時の外国チームは、身長は高いがアタックはオープン攻撃のみ。


あとは、身長の高さを活かしたブロックのみで単調だった。


今は、日本人も背は高くなったが、外国チームほどではない。


そして、機敏な動きに大差がなくなって、相手も速攻をしてくる。


無理やり話しを結びつけているようだが、シャープの末路と変に一致する。


技術は、いずれ追いつかれるもの。


常に相手より前に進んでいるのは、もちろん、大差をつけていなければならない。


多少の差ならば、物量、国の大きさで逆転されると思って間違いがない。


その結果が、家電メーカーの現状を表していると思う。
夕方、ベネッセの原田社長の退任の発表があった。


先日、LIXILの藤森社長の退任が発表されたばかりだ。


お二人とも、プロ経営者と呼ばれた方である。


最近、他の会社にも、そう呼ばれる方が何人かいっらしゃるが…。


退任の理由は違う(就任直後の顧客情報漏れや欧州の買収企業の中国子会社の不明朗会計など)が、業績の低迷は同じだ。


海外では(特に米国)、社長ばかりではなく、一般社員自体も会社を渡り歩く。


ただ、日本に馴染む制度か、はなはな疑問だ。


日本には、カリスマ経営者がいたし、少なくなったかもしれないが、今でもいる。


順番はばらばらだが、浅い知識で名前を挙げてみるが…


松下幸之助にはじまり、本田宗一郎、豊田佐吉、井深大、盛田昭夫、稲盛名誉会長、永守社長、孫社長、柳井社長たちとは全然、違う、と思うのは私だけだろうか…。


中には、楽天の三木谷社長の名前がないと思われた方がいると思うが、残念ながらカリスマに思えないので、名前から外した。