最近、事情があってコンビニに行く回数が増えました。


ちょっと前まで、「コンビニはどこも同じ。」という印象で、たまたま目の前にあるコンビニ
に入っていました。


ちょうどセブンコーヒーが出る前後の時期かな。


コンビニが、それぞれ特長を作りだしてきた…ように感じた。


ある店は、惣菜の充実?


そしてある店は、青果物を?


そしてある店は、店内調理品を?


でも、やはり変わりませんでした。


置いているお酒の内容。


カップ麺の種類。


ガム、飴、チョコレート…。


たぶん、セブンの鈴木会長が辞めたから言うのではありませんが、コンビニも衰退するでしょう。


過去、ダメになるとブログで言った企業は、ほとんどが当たっています。


マクドナルド、吉野家、すき家、シャープ、サンヨー・・・。


まずは、ローソンあたりからかな?ヒントは、経営者?まぁ、見てて下さい。
リコール隠し問題のとき、私はブログで、三菱自動車の倒産の危機を書いた。


それは、一度ならず二度まで、自社の設計ミス、製造ミスを隠す体質の会社に存続の意味はないと書いたように記憶している。


振り返れば、他に液晶とプラズマの分かりにくい、ユーザー無視の商品競争を広げた家電業界もどうなるだろうとブログに書いていたが。


シャープは鴻海に完全に買収され、パナソニックに吸収されたSANYOの商品はハイアールにブランドごと技術移転し、東芝は不正会計で部門ごとの赤字が世の中に公にされ、やはり家電部門を中国メーカーに売ることになった。


とにかく、こんな小さい国土の国で、同じ業界のメーカーが多すぎた。


働くものにとっては、非常につらいことだが仕方がない。


1980年代前半から、FAという工場の無人化、自動化の仕事に携わり、日本全国の工場を訪問した経験を持つ私にとっても、何か自分の時代が終わったようで、非常に辛い。


三菱電機なら、20か所以上は訪問しただろう。


それが、いくつ残っているのだろう。


半導体部門の多くがルネサスに名前が変わっているようだが…。


東芝も、名古屋のレンジ部門も、愛知県瀬戸の洗濯機部門もない…らしい。


これに、パナソニック、サンヨー、ソニーの工場を入れると、どれだけなくなったのだろう。


数十~いや数百。やはり、私の時代は終わった。

セブン&アイの鈴木会長が辞任を表明しました。


その日の午前中に、セブンイレブンの社長の仕事ぶりが気に入らないと、人事異動を取締役会に掛け、否決されたことが理由とのこと。


鈴木会長は、83歳。


誰しもが知っているコンビニトップのセブンイレブンの創業者だ。


何処からも、これまでの業績に対する貢献度に文句は出ないはず。


言える立場にないが、だからと言って、今回の辞任劇は頂けない。


正直、おごりに受け取れる。


繰り返すが、鈴木会長のこれまでの業績は誰しもが認めるところだ。


だが、時代の移り変わりに上手く乗ったところがある。


証拠に、一時期トップで成功例に挙げられたヨーカドーは、時代に遅れて赤字に陥っている。


セブンイレブンの業績を評価するなら、ヨーカドーの実績も鈴木会長の評価である。


創業者だから何でも通る、では、若い人、とくに後継はやるせない。


「社長としての仕事ぶりに不満がある。」


43ヶ月連続して1日当たりの売上げを伸ばしているのに…だ。


鈴木会長の「私が指示した事以外の新しいことは何一つできていない。」では、周囲が同情せざるを得ない。


もちろん、これから失敗するかもしれないが…。


現在の成功している創業者の引き際は、本当に難しいと思う。


ソフトバンクの孫正義氏、楽天の三木谷浩史氏、スズキの鈴木会長、ユニクロの柳井会長、日本電産の永守会長、キヤノンの御手洗会長と、ぱっと思いつくだけでも後継や引き際が注目される。

今となってはIBMの創業者のビルゲイツの引き際が素晴らしく思えてきたのは、私だけだろうか?
一生懸命、会社の再建のために頑張っておられる方がいらっしゃるのを


理解して、あえて言います。


既に、シャープという会社組織は破たんしている。


鴻海に買収されて残ったとしても…いずれ、それも近いうちになくなると言いきれます。


それは、これまでのシャープの社員が、招いた結果だ、とも言えます。


肩書のない社員の方は、本当に一生懸命でした…。


係長という肩書がついたとたん、態度が豹変します。


そして、失敗しても責任を持ちません。


それは、私がお会いした一部の方々だけだと思っていましたが、


現社長の発言記事を読んで、どこも同じだった、ことを確認しました。


これだけの規模の会社でそうならば、鴻海が買収したとしても変わる理由がないではないですか。


液晶のテレビ「アクオス」、スチームレンジ「???」、空気中の菌を殺してくれる「イオン」、


あとは、…なんだったけ…。


18年から、AppleはiPhoneに有機ELを採用するらしい。


そうなると、サムスン、LGの独壇場だ。


なぜか。


今現在でも、国はシャープの液晶が赤字ということでジャパンディスプレーとの提携、合併を模索しているらしい。


しかし、有機ELが市場に出てきて、液晶と十分、戦えるとしたら、ハッキリ勝敗は見えている。


有機ELの方が、画面が綺麗。


軽い。


フレキシブル。


省エネ。


使う側にとって、有機ELより液晶を使う意味、メリットがない。


作る側にとって、コスト、歩留まりというデメリットが解消でき、販売価格も大差なければ、現在のLEDが白熱灯や蛍光灯を駆逐し始めたようになる。


私が知る限り、有機ELはソニーが世界で初めて開発した。


そして、日本の電機各社が開発に参加した。


しかし、どうしても採算が見通せないということで、次々と撤退していった。


今さら、有機ELに再参入は、とても間に合わない。


では、液晶で頑張るか。


残念ながら、中国が大量生産で世界一になりそうか、既になっている。


これから、液晶でもないだろう。


ソニー、シャープ、東芝の相次ぐ不祥事は、この件と無縁ではないだろう。