モラハラ夫の「謝れ!」 | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

 

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みなさまこんにちは、

本日もブログを読んで下さってどうもありがとうございます、

 

早いもので8月もあと1週間ほどで終わりますね~。

時の早さに驚きつつも、でも早く涼しくなって欲しいです。

 

 

 

 

謝罪の価値観が違う 

 

 

*本日も、弊事務所で扱いが多い「夫がモラハラ」の設定で記しています。男女逆のケースの方は夫と妻を入れ替えてお読みください。

 

 

 

そもそも謝罪とは、

 

  • 自らの反省や謝意を示すもの
  • 相手への誠意
  • 相手の気持ちを慰謝する
  • 良い関係に戻りたい、という意思表示

 

色々あるとは思いますが、

代表的なものはこういったものかなと個人的に考えています。

 

 

また謝罪をきっかけにして話合いができれば、

 

より詳しくこちらの意図を説明し誤解があればそれを解いたり、話合いをして相互理解を深める可能性も探れます。

 

 

要するに、平たく言うと「関係修復」「問題解決」

 

謝罪の持つ意味合いはこれに尽きると考えます。

 

 

が、

 

モラハラ夫の場合はそうではない、

そういうケースをこれまで数えきれないほど見聞きして来ました。

 

 

 

モラハラ夫の「俺も謝るからお前も謝れ」 

 

 

 

モラハラ夫と生活していて、こんな経験をされた方はいませんか?

 

  • 明らかに夫が悪いのに「俺も謝るからお前も謝れ」と言われた

  • 明らかに夫が悪いのに、捻じ曲げて妻のせいにされた

  • 謝ったのに「お前の謝罪は軽い」「気持ちがこもってない」と更に責められる

  • 「何が悪かったと思っているのか説明しろ」としつこい

  • 長文の謝罪文の提出を求められた

  • 些細な事で土下座を求められた

 

 

なぜこの様な、あえてトラブルを複雑化し解決から遠ざける様なことばかりをする(言う)のか?

 

 

そこには先の段落で示した様な謝罪の目的ではない、

 

モラハラ夫が独自に持つ”謝罪の意味””謝罪の効用”があるからだと考えます。

 

 

 

モラハラ夫にとっての謝罪 

 

 

 

まず大前提として、モラハラ夫にとっての謝罪は、解決ではなく支配のいち手段だということです。

 

 

その上でモラハラ夫が謝罪に対して持つ価値観や意味としては、以下の様なものを経験上感じています。

 

 

自分が上で妻は下、という構造を作りたい

 

 

謝るという事は自分が間違いを犯したということを認める事ですから、

常に「俺が正しい」なモラハラ夫にとってはしたくない事です。

 

 

特に「自分より格下」と認識している妻に対して謝る等は、モラハラ夫的にはもっての外なのだろうと考えます。

 

 

これはモラハラ夫事案に関わっていて本当に「特有だ」と感じるのですが、

 

”謝る=負け”

 

この価値観が透けて見えるモラハラ夫は本当に多いです。

 

 

 

プライドが高い

 

先に記した様に「謝る=負け」という価値観を持っているモラハラ夫は多いです。

 

そうすると謝る=負けを認める事になりますから、プライドが高いモラハラさんにとって謝罪ははとても苦痛な行為となります。

 

「格下」と認識している妻に対しての謝罪なら、なおさらでしょう。

 

 

 

実は自信がなくて否定が怖い

 

モラハラ夫は実は自分に自信がなく不全感を抱えている、と言う点も、他方でモラハラに関連して言われ続けている点です。
 
自信がなく承認欲求が高いモラハラ夫にとっては、
 
「あなたは間違っているから謝って下さい」と突きつけられることは否定される様に感じ、受け入れるのに苦痛を伴う事でしょう。
 
また自信の無さや不全感を他者を利用して埋めようとしている場合、
 
たとえ自分が悪くても相手に「あなたは悪くない」と言わせられることや、
 
「自分が悪くても、謝る事すらなく相手(妻)に受け入れさせることが出来る」
という事は歪んだ安心感に繋がっている可能性も。
 
 

 

強い支配欲
 

ひとつ前の「実は自信が無くて否定が怖い」と重なりますが、

例え妻が悪く無くても謝らせることが出来ることにモラハラ夫はコントロール欲が満たされ、それが報酬になっている可能性もあると考えます。

 

また支配の継続の為に、

「自分は許す側で、ミスをして許しを請うのは妻」

という構造を保っていたい思いもあるでしょう。

 

更に、支配欲を満たすという点では、

モラハラ夫は妻(自分より立場が弱い他者にも)に対して

”土下座”

という極端な形での謝罪を求める傾向があります。

 

 

 

 

健康的な夫婦関係との違い 

 

 

 

健全な夫婦関係においてどちらかが不満や怒りを抱いたとき、

 

お互いにその理由を言い、気持ちを率直に伝え合い、お互いに納得できる着地点をさぐるでしょう。

 

 

またはどうしても相いれない時は「仕方ないね」「ここは価値観が正反対だね」という事を認め合い、

 

良い意味で放っておく。

 

 

しかしモラハラケースで謝罪が必要な場面では、

 

ねじれ現象が起こって謝る側と謝られる側がすり替えられる。

 

 

「なぜ怒っているのか」

「何が嫌なのか」

「どうして欲しいのか」

という解決に必要な情報が、どんなに尋ねても明確にされない。

 

 

「とにかく謝れ!」

 

とか、夫が明らかに悪い場面でも、

 

「俺も謝るからお前も謝れ」

 

と理不尽な謝罪要求が行われる。

 

 

妻は当然納得できず、

しかしモラハラが怖いのでその”納得できない感”を抱えたまま苦しくなっていきます。

 

 

モラハラ夫が謝罪を求める理由は「相手を許すため」ではなく、「相手を支配するため」。

 

 

ここに気付けずにいると、心身の健康を害してしまいます。

 

 

この記事に心当たりがある方は、早目にご相談にいらして頂きたいです。

 

 

 

 

 

 

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