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夏季休暇を頂戴します
弊事務所は以下の通り夏季休暇を頂戴します。
2025年8月15日(金)~19日(火)
みなさまこんにちは、
いつもブログを読んで下さってどうもありがとうございます。
モラハラの嘘
*本日の記事も弊事務所で扱いが多い「夫がモラハラ」設定で記しています。
男女逆のケースの方は夫と妻を入れ替えてお読みください。
これまでも複数回、
このブログでは、モラハラ夫がDVモラハラを原因として妻に別居されたり離婚を切り出された場合の反応を記事にしています。
大体が、
1)反省と謝罪を繰り返し、妻に対し話し合いや戻って来る事を懇願する
2)激烈にキレて膨大な着信やLineを残す。
「今すぐ戻って来るなら許してやる」的な発言が多いのもこの時期。
(妻は「離婚したい」と言っているのに、なぜか上から目線で条件を付けて(反省しろ、今すぐに戻れ、など)戻って来る様に言って来ることも)
この1又は2の反応の次に、2又は1の反応を見せる。。
1と2のどちらが先に来るかはケースごとに異なりますが、
1の後に2の反応、または最初に2の反応で「怒っても妻は戻ってこない」と察すると1に変わる、
これを繰り返す事が殆どでした。
(時折、全く何の反応もせず無視を貫く、というケースも)
今回のブログでは、この1の状態の時のモラハラ夫が言いがちな発言(約束)と、その後の変容について書きたいと思います。
「全部君の言う通りにするから」
モラハラ夫は妻に出て行かれた後、前述「1」のモードの時は、ある意味で過剰な程に反省と謝罪を繰り返す事があります。
「これからは君の意見をちゃんと聞く」などは夫婦として(と言うよりどんな人間関係でも)普通の事だと思いますが、
例えば、
- 「これからは全部お前(妻)の言う通りにするから、だから離婚だけは勘弁してくれ」
- 「俺の人格から全て入れ替える」
- 「次に借金(浮気、暴力など)したら慰謝料〇万払って離婚するから」
- 「次に俺がモラハラしたら俺の事殺していいから」
- 「もう二度と〇〇(妻が辛かったDVモラハラの内容)はしない」
などなど。
多少の言い回しは違えど同じような事を言うモラハラ夫が多いのが、
「もしかして、モラハラってどこかに養成学校がある?」
と言われるゆえんなのかも知れません。
しかも妻としては別に、
「これからは全部お前の言う通りにする」→妻は全て自分の思い通りにしたい訳ではなく、(それでは支配するのが夫→妻に変わるだけだから)話し合って決めていきたいだけなのに。。
「俺の人格から全て入れ替える」→妻は夫の全てを否定している訳ではなく、良い所もあることは分かっている。相手を全否定してしまえばモラハラと同じで、そういうことを望んでいる訳ではないのに。。
など、
微妙に「妻の言いたい事がやっぱり分かっていない?」と感じさせるような、とても極端な事を言い出す点も特徴的なところかと感じています。
欲しくて仕方が無かった言葉だし。。
とは言え妻としても。。心揺れる場面であるのは確かだと思うのですよね。
なぜなら、
モラハラ夫が見せる反省の態度、寄り添いの言葉、
「これからは妻の意見も聞く」
「二度と浮気(借金、暴力、子どもへの恫喝等)はしないから」
等と行った言葉は。。
今までの苦しいDVモラハラ禍の日々を思うと、
妻にとってはある意味で欲しくて欲しくて仕方が無かった言葉と態度ですよね。
もちろん中には
「もうそういう言葉を期待していた時期は過ぎた」
「今更言われてももう無理」
と言う境地に達している方もいます。
ただ、やはり色々な背景の方がいらっしゃるので、
例えばお子さんが幼いとか、まだ微妙に心の揺り戻しが起きている状況の方であれば、
今までにない反省謝罪の態度を見せるモラハラ夫の言葉に心が揺れてしまう事を責める事は出来ないと、
個人的には思っています。
残念ながら長続きしない事が多い
しかし残念ながら、あくまで弊事務所で扱ったケースによれば、
こうしたモラハラ夫の反省謝罪モードが長続きする事はほぼありませんでした。
どの位の時間を「長い/短い」と感じるかは個人差があるとは思いますが、
短いケースだと、反省謝罪を繰り返したモラハラ夫の態度にほだされて家に帰ったその夜から、
「戻ってきたらこっちのもんだ」
的にあっさりと元に戻ったケースを複数経験しています。
「別居をするなんて、俺を裏切ったな」
「俺に恥をかかせやがって」
的な更なる攻撃と共に。
それ以外でも、数週間~数か月内には
「結局DVモラハラが再燃しました」
と言うケースが殆どです。
反対にDVモラハラが再燃しなかったケースは、
いわゆるDV教育プログラムを受講するなど、DV再発を防ぐための具体的な行動に出ている点が、違いとしてあげられるかと考えます。
更に辛い状況に追い込まれる危険も
モラハラ夫が
「二度とモラハラしない」
「君の意見をちゃんと聞く様にするから」
等と約束したので修復を目指して別居を取りやめる事にした妻。
けれど先述の様に、特段の行動もせず
「自分が気を付けるって言ってるんだからいいだろ」
「俺がもう二度としないって言ってるんだからいいんだよ」
的な場合は、一定の時期からDVモラハラが再燃する事が多いのです。
そしてその時に妻から改めて、
「前の別居の時、同じことをしたら今度は素直に離婚に応じるって言ったよね?」
と伝え、
モラハラ夫が自分自身で言った離婚条件(養育費や慰謝料)を履行して貰う為に話を進めようとすると。。
今度はモラハラ夫が、
- 「お前だって努力が足りていないだろ!?」
- 「俺は努力してる!反対にお前はどんな努力をしたって言うんだよ!」
- 「あの時修復するって決めたのはお前だろ!」
- 「もう一度だけチャンスをやるって言ったのはお前だろ!それなのに俺はだまされた」
- 「やり直せるから俺は頭を下げてやったのに、結局離婚なら謝んなきゃ良かった」
- 「やり直すって決めたのはお前だろ、人のせいにすんな」
等と、まるで自分が被害者の様に振舞い妻を非難する。
そういうケースも普通にあるのです。
本当に話が通じないと言いますか。。
なので、修復か別離かを選ぶ時、一度だけでも良いからぜひ専門家に相談して頂きたいのです。
これまでの結婚生活の経緯やDVモラハラの態様、今現在のモラハラ夫の言動などをお聞きした上で、
修復と別離それぞれのメリットデメリットをしっかりお伝えし、
あなた自身の本音や希望を汲み取りながら結論まで深めるお手伝いが出来ます。
弊事務所には数千に上るDVモラハラ事例の蓄積があります。
ある意味でこういう場面は大きな分岐点です。
更にもう一つ加えるなら、とにかく安全が重要です。
その為にも、ぜひプロの知見を活用して頂きたいです。
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