モラハラの後遺症 | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

 

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夏季休暇を頂戴します

 

 弊事務所は以下の通り夏季休暇を頂戴します。 

2025年8月15日(金)~19日(火)

 

 

みなさまこんにちは、

本日もブログを読んで下さってどうもありがとうございます。

 

 

 

 

目には見えない”後遺症” 

 

 

 

*本日の記事も弊事務所での扱いが多い為「夫がモラハラ」の設定で記しています。

男女逆のケースの方は夫と妻を入れ替えてお読みください。

 

 

 

 

家庭内でモラハラという暴力支配を受けることは、とても過酷なことです。

 

 

例え別居や離婚をすることができて「目下のモラハラ」からは離れることが出来たとしても、

 

それまでに蓄積した心の傷つきが消える訳ではありません。

 

 

むしろ、モラハラ禍から離れた後からようやく本格的なケアが始まると、

 

多くのモラハラ被害経験者の方たちを見守らせて頂いて感じています。

 

 

 

 

先日事務所にカウンセリングに来て下さったAさん。

 

 

Aさんもまた、夫から長くDVモラハラを受け続けて、

 

結果心身に大きな負担がかかり、限界を迎え、

 

現在は離婚して少し時間が経過した段階の方です。

 

 

そんなAさんは、離婚を機に結婚生活を送っていたのとは異なる土地で生活を始めました。

 

 

新しい地で仕事を始め、

新しい知人や友人もできはじめて。。

 

 

そんな中でAさんは周囲の人に、こう言われることが多いと気付きました。

 

「Aさんって、すぐ謝るよね」

「なんでそんなに謝るの?」

 

 

 

本日は、Aさんから許可を頂く事が出来ましたのでこのAさんの経験について、

 

ブログでみなさんと共有させて頂きたいと思います。

 

 

 

 

Aさんが支配されて行ったモラハラの状況 

 

 

 

 

Aさんの元夫は、Aさんの家事育児に細かい注文を付ける人でした。

 

 

自分では絶対に家事育児をせずにAさんにやらせて、

 

それなのにAさんの家事育児が

”正解か不正解か”

”合格か不合格か”

ジャッジメントするのは夫。

 

 

Aさんにやらせるだけやらせて、後からAさんの家事育児にダメ出しする。

 

 

最初の頃はAさんも、

 

「家事育児は夫もやるべき事なのに、どうして自分は審査員の様な立場をとるんだろう?」

 

と疑問を持ち、夫との話し合いを試みた事もあったそうです。

 

 

けれどそういう話合いの度にAさんの自尊心を打ち砕く様な暴言を言われたり、

 

大声で怒鳴られながら「Aさんの出来ていない点」を責められることが繰り返され、

 

いつしかAさんは

 

「夫と話し合いたくない」

「夫の指摘が怖い」

 

と思う様になり、

その結果、夫にダメ出しをされない為に、

 

「全部自分でやればいいんだ」

「完璧にやらないと、また言われる」

 

という考えに支配される様になっていきました。

 

 

自分でも気付かないうちに。。

 

 

 

 

 

気付いていなかった、染みついていた「謝り癖」 

 

 

 

 

 

先に記した様に、

 

モラハラ夫と離婚した後、新たな土地で新たな人間関係を作りながら生活しているAさん。

 

 

新たな場所で出会った人たちから、

 

「Aさんって、すぐ謝るよね」

「そんな謝んなくて大丈夫だよ?」

 

などと言われることに気付きます。

 

 

ここでAさんは、私とのカウンセリングを決断して下さったとのこと。

 

 

そうしてカウンセリングを通じて整理した「Aさんのこれまでのモラハラ被害」の一部が、

 

先の段落で記した様な内容でした。

 

 

 

離婚できたし、

 

結婚していた頃にモラハラされた苦しい思い出のある土地からも離れられたし、

 

新しい仕事も決められて、順調だとAさんは思っていたそうです。

 

「私は恵まれている」と。

 

 

 

けれど実際には、

 

”モラハラで傷つけられた心、傷つけられた自信や自尊心”

 

の部分のケアは手付かずでしたから、

心の奥底に、当時のままに縛られていた

 

「私がやらなくちゃ」

「完璧じゃないといけない」

 

という考えが残っていたのでしょうね。

 

 

「完璧じゃないと」と思っているからこそ、

 

(現実には”何事も全てを完璧に”なんて出来ないのに)

完璧にできていないと感じた時に、つい謝ってしまう。

 

 

周りは別にそこまでAさんに求めていなくて、

 

けれど元モラハラ夫からの、現実的に不可能な厳しい要求水準が染みついている部分があって、

 

それで、厳しい基準を自分に課してしまい、

 

完璧に出来ていないと感じた時に咄嗟に出てくるのが謝罪の言葉、

 

という構造なのかなと、Aさんとカウンセリングをしながら理解していきました。

 

 

 

 

案外多い”見えない後遺症” 

 

 

 

 

人間、目に見えるものは認識できるので対処がしやすいのですが、

 

Aさんの様なケースは目には見えない後遺症なので、本人が気づけないままに、ケアが遅れてしまう

 

 

そういう事も本当に多いと感じています。

 

 

「同じ様に”見えない後遺症”に困っている方が、自分のケアの必要性に気付くきっかけになるなら」

 

「私もちえ先生のブログの他の方のお話を読ませてもらってすごく参考になったから、私もお返しできるなら」

 

と仰って、

Aさんは今回ブログ掲載を快諾してくださいました。

 

 

改めましてAさん、

今回はブログ掲載の許可をどうもありがとうございました。

 

 

Aさんの想いが届いて、

ケアが必要な状況の方が、きちんとした適切なケアに繋がります様に、と願っています。

 

 

 


 

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