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子どもが味方になってくれない?
みなさまこんにちは、
本日もブログを読んで下さってどうもありがとうございます。
*弊事務所は「夫からのモラハラ」のご相談が多い為、本日もその設定で執筆しています。
男女逆のケースの方は、夫と妻を入れ替えてお読みください。
毎日夫から辛いモラハラを受けている。
そんな中、限界ギリギリの精神で何とか日々を送っている。
モラハラ夫を不機嫌にしない様に、怒らせない様に、モラハラが子どもに向かわない様にと、細心の注意を払って。。
そんな時、ふとよぎる不安。
「夫が私にモラハラしている事を、子ども達は何とも思っていない?」
「私が辛い思いをしていることを、子どもは分かってくれていない?
もっと言うと、
「子どもが味方してくれていない?」
「子どもまで私の努力を否定してる?」
そんな風にすら感じて、本当に本当に辛い。
このブログを読んで下さっている方の中には、この様な気持ちを経験している方もいらっしゃるだろうと思います。
実際のカウンセリングの中でも、
まさに同じような心模様を多くの女性達からお聴きして来ました。
これは本当に、言葉にできないほどの辛さですよね。
子どもの理解が得られない実際の辛さ
ある日、モラハラ夫に暴言罵倒を言われた後子どもに言われた。
「ママももっとハッキリ言い返しなよ。パパがイライラするのもわかる」
「パパの言い方は良くないけど、でも夫婦のことだから私(僕)はどっちの味方もしないよ」
など。
心にズシリと来ますよね。。
「え、子どもには私が悪いと思われてる?」
「子どもにまで責められている様で辛い。。」
「夫に言い返さないのは、言い返したらもっと大変な状況になって子ども達まで巻き込むから。
だからグッとこらえているのに。。分かって貰えないんだ。。」
こういう状況を経験した方の中には、涙が止まらなくなった、心が虚無感でいっぱいになった、
そう話して下さった方もいらっしゃいました。
本当に辛いと思います。
子どもを”味方かどうか”という目線で見ていた
こういう苦しい状況を経験された女性達がカウンセリングにやって来てくれて、
そして対話を繰り返していくと、女性達は自ら、多くの大切な気づきを得て行かれます。
「カウンセリングを受けた今なら分かります。私は夫からの無理解やモラハラが辛すぎて、
”せめて子どもには分かって欲しい”
という気持ちが強かったんだと思います」
「私が子ども達を理解してあげるのではなくて、
子どもの方に”私の辛さを理解してくれる役割”を求め過ぎてしまったのだと思います。
モラハラな関係を見るだけでも辛かったはずなのに。。」
「子どもはまだ子どもだから、親同士の機微なんて分からなくて単に”強く見える側”についただけだったのかも。
そうだとしたら子どもを責めることはできないですよね」
と。
そしてこういう状況の中で最も重要な気づき。
それは、
「子どもを”自分の味方かどうか”という観点で見る様になっていた」
という点に気付けることです。
本来家族には、敵も味方もないはずです。
それなのにこの様な観点で子どもを見る様になっていたという事は、
それだけあなたが追い詰められているということなのです。
すぐに、相談やカウンセリングに来て頂きたい状況です。
子どもは必ず成長する
これまで数千に上る夫婦間のモラハラ事例、
とりわけ「夫からのモラハラ」事例を見て来た立場として、感じている事があります。
それは、
家庭内で夫からのモラハラが生じたとき、
モラハラを受ける(子ども目線で)母親が見せる配慮や気遣い、優しさって、
すぐに効果として目に見えて現れないし、
ある程度子どもが成長しないと気づけない配慮だという点です。
例えば、
- 子どもの前で父親を悪く言わない
- どんなに辛い時も子どもには落ち着いた対応をする
- 夫婦間モラハラをなるべく子どもに見せない様配慮する
- 子どもの前で夫を爆発させない様努力する
- 子どもにモラハラを気付かせない努力
など。
並大抵の努力では無いですよね。
子どもの目の前でも母親(妻)の悪口を言いまくり、
機嫌次第で激怒したり感情を隠す事なく暴れたりするモラハラ夫とは対極の在り方です。
特に年齢が幼いほど、
親の言う事、やる事にダイレクトに影響を受けると思います。
ですので幼い子どもの前でモラハラ父が母親の悪口を言うと、
子どもの中にはそれを真に受けて、一緒になって母親を茶化したりからかったりする。。(モラ父がそう仕向けるので)
そんな悲しい事象も、時には起こります。
子どもは悪く無くて、
けしかける大人がわるいですよね。
けれど、子どもは必ず成長します。
成長のスピードはその子によってそれぞれですが、
成長に従って、
- どっちが忍耐強く家庭内の安全の為に振舞っているか?
- 暴力を選ばない対応をしているのはどっちか?
- 尊重の態度を示しているのはどっちか?
- より辛い状況に置かれているのはどっちか?
などなど。
その子なりにくみ取る様になります。
半面、時に子どもがモラハラの影響を強く受けてしまうケースがあるのは事実です。
子どもの成長に合わせて、
適宜アカウンタビリティ(説明責任)を果たしていく事はとても重要と考えています。
とは言え暴力のことはなかなか子どもには話しにくい。。
こういう事例についても、
弊事務所は大変多くの事例を経験しています。
子どもへの説明に悩んでいる方も、ぜひ一度ご相談頂きたいです。
なおこの方面の事で言うなら、
成人したり、成人に近い年齢になったお子さんから、
「お母さん、あの頃(幼かったころ)は自分が母さんの辛さに気付いてあげられなくてごめんね」
「父さんが言っていた母さんの悪口を、まんま受け取っていたから。。」
「お父さんの言うことを真に受けて、悪いのはお母さんだって当時は思っていた」
等と話してくれた。
こんなエピソードも実際にお聞きして来ました。
成長と共に人間そのものや「関係性」に関する視野が広がり、
経験も積んで、
幼い頃には見えていなかった両親の関係性が分かる理解できる程に成長するのだろうと感じます。
もう一方の子ども目線の観点
もう一つの”子どもの目線”で考えた時の観点として、重要なことがあります。
それは、
”一見モラハラ夫の方に味方している様に見えていた子どもが、
実は家の安全を守るためにモラハラ父を不機嫌にしない為に言うことを聞いていただけだった”
という事がある点です。
DVやモラハラのある家庭で過ごす子どもは、
どうしても家庭内の空気や、親の顔色を見る様になる部分は否めません。
その結果、
一見モラハラ夫寄りに見えていた子どもは、
子ども本人にしてみたら別に父親に味方しているつもりは全く無くて、
「単に怒らせると面倒だから余計なこと言わない様にしていただけ」
「ママの為にもパパの味方風に装って、パパが不機嫌にならない様にしていただけ」
というケースもあるのです。
(悲しいことではありますが。。)
家族全体を守るために、一見するとモラハラ夫の味方をしている様に行動している場合もある、
ここを理解してあげて頂きたいと思います。
大切なこと
大切なことは、
まずはあなたが心を整えること。そして守られることです。
「味方が欲しい」と思う事自体は過酷なDVモラハラの被害を考えれば当たり前のことで、
おかしなことではありませんし、自分を責めることでもありません。
ただ、それが成長過程の子どもに対して「味方かどうか」という視点で見ずに済む様に自分をケアすること、
もし味方を求めるのならそれは大人に対してで、かつできれば専門家であるのが良いと考えます。
繰り返しますが、
「子どもが味方になってくれているかどうか」
という観点で子どもを見ていること自体が、
あなたがとても追い詰められている何よりの証拠なのです。
本日の記事は
実際に弊事務所で何度も経験してきた事例ではありますが、
お子さんの事を大切に考えている親御さんとしては読むのがしんどい内容でもあったと思います。
最後まで読んで下さってどうもありがとうございました。
そして最後にもう一度お伝えしたいのは、あなたは悪くないと言うことです。
DVモラハラはその行為を選んで行っている人間に責任があるのであって、
あなたは悪くありません。
必要な支援やサポートに繋がって頂きたいです。
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