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モラハラは被害者を孤独にする
みなさまこんにちは、
いつもブログを読んで下さって本当にありがとうございます。
家庭内モラハラは、モラハラされる被害者を孤独にします。
(以下、弊事務所で扱いが多い「夫がモラハラ」の設定で記します。
男女逆のケースは夫と妻を入れ替えてお読みください)
その孤独感にもいくつか種類があるのですが、その中でも本日の記事では、
1)夫婦でいるのに頼れない、支え合えない孤独感
2)「こんなことで悩んでいるのは私だけだろう」と思って相談もできずに一人で抱えていた頃の孤独感
この2点について取り上げたいと考えます。
全責任をひとりで
モラハラ夫と別居した後の女性達から、この様なお話をこれまでたくさんお聞きして来ました。
「夫と別居してまさにワンオペ状態になったはずなのに、大変さは変わらないんですよね。
むしろ精神的にはずっと楽になりました」
と。
多少の表現の違いはあれど、
こういう趣旨のお話は本当に多く聞いてきたのです。
こう仰る理由は複数考えられて、例えば、
- 別居したことで夫のお世話が減った
- モラ夫からのダメ出しを気にせず家事育児ができる
- これまでモラ夫優先に動いていたのが、自分や子どものタイミングに合わせて動ける様になった
などなど。
そしてとりわけ大きな理由だろうと考えるのが、
「夫は同居中、そこにいるのに全く当てにできなかった。
いるのに頼れず全て一人で背負う事はとても孤独だった。
だったら最初から自分ひとりで家事育児をする方が、精神的にはよっぽど良いです」
「夫は何か気に入らないとすぐに
『だったらお前が全部やれ。そして全責任もお前が取れ』
と私を脅しました。
子育てに関してもです。
両方が子どもの親なはずなのに、私だけが子どもに関する責任をひとりで背負わされて困った時に相談もできなくて。。すごく孤独でした」
こういった訴えから垣間見える孤独感です。
最初からひとりなら「そういうものだ」と心づもりをして動けるものを、
なまじそこに配偶者(もう一人の親)がいたら、
家族なのだから頼りたくなるのは当然ですし、特に育児に関しては子どもの親なのだから両方がやるのは当然と考えます。
なのに、突き放される。
子育ての意見がちょっと違っただけで、
「だったらお前が全部やれよ!その代わり俺は知らないからな!お前が全責任取れよ!」
「俺は知らないからな!」
とはじまる。
特に現代は少子化で、夫婦ともに「初めての子、初めての育児」という状況は珍しくありません。
母親だって分からない事や迷うこと、悩むことがたくさんあるのです。
もしもそういう不安や悩みを分かち合えるとしたら、それは同じ子どもの親である夫だと考えるのは自然でしょう。
それなのに、
「俺は知らない」
「全部お前が責任取れ」
などと突き放され、全責任を背負わされる。。
こんな孤独なことは無いですよね。
ここでは特に育児の面を例にしましたが、
モラハラが存在するご家庭では、こういう事が家庭運営全般において起こります。
こんな事で悩んでいるのは私だけだろう
モラハラ被害者を孤独にする、2点目の理由。
モラハラの渦中にいた頃、
モラハラが始まった初期の頃の方に多いですが、
「こんなことで悩んでいるのは私だけだろう」
と思って誰にも相談できなかった。
結果ひとりで抱えて孤独に苦しんでいたという方。
本当に多いです。
過去に行っていたグループワークでも、参加者のおひとりが、
「外で見かけるご夫婦がみんな幸せそうに見えて、
夫から何週間も無視されてみじめな思いをしている妻なんて私くらいのものだ、って思っていたんです」
「夫からは毎日の様に怒鳴られていたから、
『いいトシして毎日で夫に怒鳴られている人なんて私くらいだろう』
って思って、誰にも言えませんでした」
等と言った語りをされると、多くの他の参加者さまから、
「ウチもそう!」
「私もそうだった」
「私もです!」
等というフィードバックが頻繁にありました。
その後、勇気を出して実際に相談に来てみて、
「私だけじゃないんだ」
と分かった(思えた)ことは大きかった。
そんな風に振り返って下さる方も多かったですし、
グループワーク等では、
「実際に同じ境遇で頑張っている他の人と直接話せたのも大きい経験」
と仰って頂けることも多かったです。
「こんな目に遭っているのは私くらいだろう」
「普通の夫婦はこんなことで悩まない」
と思っている間って、本当に孤独なのですよね。
孤独は本当に怖い
自分で選んでひとりの時間を過ごすことと、
望んでいないのに孤独に陥る事は、全く意味合いが違う事です。
そして本日触れた内容で言えば特に「2」の様に、
「夫からこんなに怒鳴られているのは私くらいだ」
「夫に無視されて悩んでいる人なんて、私以外にいないだろう」
等という認知は、どうしても
「私が(も)悪いからこうなっている」
という自責の念や罪悪感にも結び付きやすく、
それらと孤独感が重なると、本当に精神的に辛いです。
そして孤独感って、相談や支援からもご本人を遠ざけてしまうと言いますか。。
だからこそ、こういう情報を繰り返し発信して被害者を孤独にしない事は重要だと考えています。
自分では
「私が悪いからこうなっている」
「こんな悩みを抱えているのは私くらいだろう」
と認識していても、
他者の意見を聞いてみると案外そうではない、ということもあります。
一番最初が一番勇気が要ると思いますが、
どうかひとりで悩みや苦しみを抱えずに、お話を聴かせて頂きたいです。
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