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みなさまこんにちは、
いつもブログにお越し下さいまして本当に有難うございます。
モラハラ禍中の心
”心が保つか保たないか”という話になってしまう
昨日の記事でも触れていますが、
家庭内で夫(妻)からモラハラに遭うことは、
イコール安全ではなく、心がすり減る日常になるということです。
モラハラの渦中では被害を受ける側が悪いことにされ、罪悪感を背負わされやすいので、
その構造に入れこまれないことがとても重要です。
けれど。。色々”知識”としては分かっていても、実際、とってもキツイですよね。
家庭内でモラハラに晒されること。
モラハラについては「物理的に距離を置くのが一番」と言われますが、
それは分かっているものの、
お子さんがいらっしゃったり、お仕事の関係だったり、家業があったりと、
どうしてもすぐに動ける方ばかりではないのが現実です。
(少なくとも弊事務所で扱ってきたケースでは)
そういう時、根本的な解決策とはならないまでも、
ちょっとした心の持ちようとか、少しだけ心をほどくこととか、
ささやかな心の逃げ場にとても救われる、
心の小さな駆け込み寺を持っておくことが、非常に重要になってくることがあります。
心の小さな逃げ場として
それぞれが自分らしい場を持っていて欲しい
心の小さな逃げ場所、安全な秘密基地。
例えばよくあげられるのは、
カフェなどでひとりの時間を持つ。
好きな習い事など、家庭から離れられる時間を持つ。
ただ、モラハラの場合経済的DVを併発しているケースもあるので、
そういう場合はカフェ代や習い事代が出せないケースもあります。
そういう時は公共施設の利用などもおすすめです。
図書館で好きな雑誌を眺める。
好きな作家の本を読んで、物語の世界に入り込む。
図書館にはDVやモラハラ対策に関連する書籍もあります。
公共施設では、無料や低価格で様々な催しを行っているし、託児つきのものもありますので、それらに参加して気分を切り替えるのも良いでしょう。
また女性(男性)相談や支援団体に繋がって、
それらが主宰しているグループワークなどに参加してみると仲間と繋がれて孤独感のケアができる場合もあります。
本当に信頼できる友人や同僚、ママ友などと繋がり、その人たちと過ごす時間が”小さな駆け込み寺”になることも。
実家が頼れる人はご実家を頼るのも一つですし、
近所に低価格で宿泊できるホテルやホステル、温浴施設などを予め調べておくことで、
「いざとなったらここに行けばいい、って思えるだけでも少し安心できた」
「モラハラ夫があまり理不尽に私を責めて来た時、”次同じ事をされたら家出してやろう”と思って近所のホテルを調べておきました。
”いざとなったら家出できる”と思えた時にすごく気持ちが楽になったのを覚えています」
この様に仰った方もいらっしゃいました。
どんな暴力も、あなたの全ては奪えない
あなたは支配されない
「小さくても良いから心の逃げ場を持つ」というテーマでクライアントさんと対話をさせて頂いた時、
一定数の女性達が、
「夫に言われたこと、されたこと、それらを1冊のノートに記録し続けていた」
とお話して下さり、
この行為自体が”心の駆け込み寺””心の依りどころ”だったと教えて下さいました。
夫のDVモラハラを記録する事は一見「心をほどいてホッとできる逃げ場所」とはかけ離れている感覚がありますが、
女性達は、
「いつか、これが私を守ってくれる記録になる。
そう思いながら辛いモラハラの記録を付けていました」
「いつしか夫のモラハラを記録するノートが心のよりどころになった。
夫に辛辣な言動をされ心が傷ついても
”全部記録してやるんだ。そしていつか、これを突きつけて離婚を言ってやる”
そう思いながらノートに書き綴ってきました」
と。
「こういう行動をすることが心のお守りになるんだ」と、実際の現場からとても大きな勉強をさせて頂きました。
半面、モラハラ夫との別居や離婚後、
こう言った記録のノートが「辛すぎて見返せない」という方は少なくありませんし、
記録する事がとてもしんどかったと仰る方もいます。
ですがこのように、この記録行為が心の支えになる方もいらっしゃいます。
結局、どの方法が合うかは人によりけりなので、
人に押し付けたり押し付けられたりすることではない。
同時に、頭から否定せずに色々な方法を試してみたら良いかな、と個人的には考えています。
そしてこの様に語って下さった女性達からは、
将来の自分を守るために、今の自分ができることをする。
ただやられっぱなしではない女性達の、ある面での強さを感じた出来事でもありました。
モラハラは、あなたの全てを支配する事は出来ないということですよね。
心の小さな逃げ場所、心の駆け込み寺は、ぜひすべてのモラハラ禍にいる方に持っていて貰いたいです。
どんな方法でも良いですから。
あなたにとってやりやすい方法、そしてあなたが「これが良い」と思える方法、
そういう感覚を(特にモラハラ禍にいると自分の感覚があやふやになっていくので)大切にして頂きたいと考えます。
そして限界を迎える前に、
どうかおひとりで抱えずに相談にいらして頂きたいと思っています。
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