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みなさまこんにちは、
いつもブログにお立ち寄り下さいまして、どうもありがとうございます。
妻が離婚を決めた事を知ったモラハラ夫
妻から離婚は言われないと、なぜか思っている
*いつもの事ですが、本日の記事も弊事務所で多い「夫がモラハラ」の設定で記します。
男女が逆のケースの方は、夫を妻に入れ替えてお読みください。
- モラハラ夫は、なぜか妻からは離婚を言ってこないと思っている
- モラハラ夫は妻は絶対に自分から離れない思っている
これも、モラハラ界隈では良く言われている事です。
(モラハラ妻のケースでもこの傾向は強いでしょうね)
目の前で暴れて妻の大切な物を壊した。
妻を無視し続けて夫婦の会話が無いまま1年経過した。
とうとう一線を越えて妻に直接暴力を振るった。
こう言う状況で、いよいよ妻から「離婚したい」と言われると、
なぜか夫はとても驚いていた、というご報告を数々聞いてきました。
家の中で大暴れして家族を恐怖のどん底に陥れて、それでなぜ離婚されないと思える?
妻に暴力を振るいケガさせて、それでも離婚せずに一緒にいて貰えると思った理由は?
本当に認知がおかしいと言いますか、不思議なのですよね。。
なぜみんな同じ行動をとる?
妻の離婚の意思を知った後
私はこれまで数千にのぼる”DVモラハラ夫”の事例についてご相談を受け、
そして実際にサポートをさせて頂いてきたのですが、
これだけの数を経験すると、本当に様々な事例を見守らせて頂きました。
そしてその中に、
「妻が知らない間に、モラハラ夫が”妻が離婚したがっている”ことを知ってしまった」
というケースが複数あります。
例えば、
弊事務所や弁護士、市区町村の離婚相談の様に、
専門の相談機関に相談していたことがカバンに入れた名刺や書類の控えから知られてしまった様だ。
妻が友人に離婚について相談しているLINEの画面を、何かの拍子にモラハラ夫に見られてしまった様だ。
妻の日記をモラハラ夫にこっそり読まれた様で、妻が離婚を親権に考えている事がバレてしまった。
こんな感じで。
”知られた様だ”という言い方なのは、
モラハラ夫から直接「おい、お前こんな所に相談したのか!」と怒りながら言って来るケースもあるのですが、
何も言ってこないケースも少なくないからです。
では次の疑問として、
「どうしてモラハラ夫が何も言ってこないのに、妻の離婚の意思が夫にバレたと分かったの?」
についてですが、
これがですね。。。モラハラ夫さんたち、大体みんな同じような行動をとるから、分かるんです。
一言でいうなら、
妻へのご機嫌取りです。
妻が離婚相談をした後に夫が急にご機嫌取りをする様になったから、
なので「もしかしたらLINE(日記)を見られたかも!?」と考え確認してみると、どうやら見られっぽい、と。
カウンセリングの場面で私から、
「こういう時のモラハラ夫さん達、
なぜかみんな同じような行動をとるんですよね。。」
とお伝えすると妻の立場のみなさま笑われてしまう位、その位みんな同じことをするんです。
同じようなご機嫌取り
食べ物、家事のお手伝い、旅行
「妻が実は自分と離婚したいと考えている」
これを知ったモラハラ夫が、急に妻にケーキとかお花とかたい焼きとかマカロンとか買って帰って来た。
大変な時に散々お願いしてもしてくれなかった皿洗いを、突然やってくれるようになった。
「買い物あるならしてくるよ?」と、結婚〇十年で初めて言われる様になった。
そして妻に対する言動も、これまでよりも穏やかになった。。
大体この辺りが、私が経験した中で多く共通するものです。
そしてもう一つ取り上げるとしたら、
そのご家庭の経済状況には依りますが、数か月先の少し豪華な旅行を急に企画したり、
キャンピングカーとか別荘とか、少々豪華なものをを買うから夫婦で旅をしようとか、
「この旅行の約束をしたら数か月は現状維持でいなくてはならなくなるかも」
と思わせる様な提案をしてくること。
これも、前者に比べれば少ないですがそれなりに共通する点でした。
本当にみんな同じような事をするのですよね。。
でも、向き合えない。。
話合いはできない
そしてここで別の共通点として上げられるのは、
「遠回しに妙なご機嫌取りをしては来るけれど、
真正面から向き合って話し合いを持ちかけることは無い」
という点です。
もちろんLINEや日記などをある意味盗み見て妻の離婚の意思を知ったわけですから、
おおっぴらに切り出せない気持ちはわかります。
けれどすでに妙なご機嫌取りで妻はLINEや日記の盗み見を察しているし、
理由は明かさなくても、今後の夫婦関係について話し合いたい、という事は切り出すことは可能では?とも考えます。
けれどこういう場面でモラハラ夫は、先に記したように
「お前!離婚とか考えているのか!」
「こそこそ弁護士なんかに相談しやがって!」
といきなりキレてくるか、
妙な遠回しのご機嫌取りをしてくるか。。
「きちんと話合って解決」を選ぶケースは私の経験上は無かったです。
(だからこそ相談に来て下さっているのだとは思いますが)
仮に話し合ったとしても、モラハラ夫の望む結論に無理やり誘導するものであって、
真の話合いにはなっていないことが殆どですし。
時機を失している
残念だけれどもう遅い
なんと言いますか。。
本日ご紹介した内容って、ある意味で妻をますます空しくさせる行為となることが少なくありません。
妻の為にお菓子や花束を買ってきたり、皿洗いをしたり、旅行を計画したりと、
一見すると「良い夫」「優しい夫」の行動に見えるかも知れませんが、
けれどそれは「自分が離婚されたくないから」という動機に基づく行為だからです。
さらに皿洗いや買い物など家事を多少やってくれたとしても、それって
「私が本当に困っていた時には何もしてくれなかったのに」
「皿洗い、出来るんじゃない。出来るのに私が辛い時にやってくれなかったんだ」
という寂しさや怒り、虚しさをむしろ喚起してしまう、
そうなることも少なくないのです。
残念ながら遅きに失した。
ご機嫌取りでご機嫌が戻る時期は、とっくに過ぎている。
私の経験上では、
これが妻の立場の皆さんの本音かな。。と個人的に感じています。
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