モラハラ夫の認知の歪み~モラルハラスメント | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

 

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みなさまこんにちは、

本日もブログを読んで下さってどうもありがとうございます。

 

なお本日の記事も弊事務所の扱いが多い「夫がモラハラ」の設定で記しています。

男女逆のケースは夫と妻を入れ替えてお読みください。

 

 

 

そもそも認知とは? 

 

◆人の行動や反応を決めるのが認知

 

 

 

例えばコップに水が半分入っていた時、

 

「まだ半分残っている」

と捉える人と、

「もう半分しかない」

と捉える人がいる。

 

これは認知の違いの例えとしてよく言われる例です。

 

 

同じ現象が起きても人によって捉え方は様々ですが、その捉え方を決めるのに大きく影響するのが、

 

「どう認知するか」

 

という部分です。

 

 

何らかの出来事があった後、人は行動や反応をする。

 

この行動や反応を決める時に大きく影響するのが「認知」。

 

”どの様に認知するか”によって、行動や反応が変わるのです。

 

 

そしてこの認知の枠組みは、

 

その人が生まれてから成長するまでの過程で周囲の人や環境からどのような影響を受けて来たか、

 

どんな経験を積んできたか、

 

そういった部分が大きくかかわります。

 

 

ある経験をしたことがその後のその人の思考や行動に長期的に影響を及ぼす事を、心理学では「学習」と言います。

 

学習は、後天的に身に着けたもの。

 

 

だからこそ、もし不適切な認知を持っていたとしたら、その不適切な部分を学び落とす事によって変容させることができるのです。

 

 

ちなみにそのお手伝いできるのが、弊事務所で提供しているメニューでは認知修正プラクシスです。↓

 

 

 

 

 

そしてモラハラ夫も含め、DVをする人は認知に歪みや偏りがあることが分かり始めています。

 

 

そこで本日は、

 

代表的な認知の偏り中から「過度の一般化」を取り上げたいと思います。

 

 

 

 

過度の一般化とは 

 

 

 

 

例えばあなたは会社員で、

これまでは特に問題なく仕事をしてきたとしましょう。

 

けれどある時、一つのミスをしてしまった。

 

 

この時に例えばあなたが、

 

「私はミスばかりでろくに仕事もできない人間だ」

 

「私には能力が無い」

 

「私は周りに迷惑をかけてばかりだ」

 

 

などと考え自分を追い詰めてしまったとしたら、

 

それは「過度の一般化」が起きていると言えるでしょう。

 

 

ミスはミスとして受け止めなくてはなりませんが

 

同時に「これまでは特段問題なく仕事をしてきた」という点も平等に見る必要があるのに、

 

一回のミスを全体に広げ、

 

「私は仕事が出来ない人間だ」

 

と一般化してしまう。

 

これは偏った認知と言わざるを得ないでしょう。

 

 

(なお、こういう偏りのある自分の認知に気付き

その認知を自分が楽に生きていける方向に変容させていくのが、先にご紹介した認知修正プラクシスです)

 

 

 

そしてこの様な一般化は、

 

弊事務所が最も多く扱っている「夫がモラハラ」というケースでのコミュニケーションの中で、

 

非常によく使われていると考えています。

 

 

 

モラハラの”過度の一般化” 

 

 

 

 

例えばこれまで、こういう事例を多くお聞きして来ました。

 

 

日常生活の細々したことや、

子どもの学校や習い事のこと、

お金のこと、

休暇中の旅行やレジャーのスケジュールなど、

 

モラハラ夫と話して決めたことがあった。

 

 

けれど、

時にはどうしても事前に話していた通りにいかない時や、

 

夫の希望通りにはしてあげられないこともあります。

 

 

そういう時に妻が夫に、

 

「前に話した時はAにしようと決めたけれど、Aはもう定員になっていたからBしか選べなかったの」

 

「あなたと話した時はAにしようって決めたけれど、手続きした時はもうBにしか出来なかった」

 

と報告をする。

 

 

するとこういう場面で。。

 

残念ながらモラハラ夫が真っ先にすることは、事情を聞いて理解してくれることでは無く、キレること。

 

 

自分の思い通り(言った通り)にならなかった事に怒って、

 

「だったら最初から相談してくんな!」

 

「どうせ俺の意見なんて聞いてないだろう!」

 

「いつも俺の思い通りにならない!」

 

「俺の言い分はずっと無視されている!」

 

 

などなど。。

 

時には物を投げたり暴れたりと、大変なことになる。

 

 

夫にも確認する必要があったから話をして、

結果「こうしよう」と決めた。

 

けれど学校や子どもが絡むことってどうしても状況が変わる事ってあるし、

 

相談時点では想定していなかった事が起こることも、日常の中にはあります。

 

 

中にはこの一件をもってして、

 

「なら最初からお前ひとりで決めろよ!」

「どうせ俺の話を聞かないならもう俺に話しかけるな!」

 

などと極端なことを言い出すケースも。

 

 

 

いつもいつも意見を無視されているのであれば多少苛立ちを覚えるのも理解はできますが、

 

けれど普段は、むしろモラハラ夫の言う通りになっている事の方が多いのです。

 

 

それなのに、何かの時にたまたま一度こういう事(モラ夫の言う通りにならなかった事)があっただけで、

 

「俺の意見は聞いて貰えない」

「俺の言う通りにならない」

 

と一般化して決め付ける。。

 

 

「実際にはどうか」という点よりも、

 

「今自分の思い通りにならなかった」という出来事を過大に受け止める。

 

 

ちょっと極端なのですよね。

 

 

 

モラハラに有効な”観察者の目” 

 

 

 

 

こういう時に大切なのは、

 

モラハラ夫の怒りに飲み込まれないことです。

 

 

 

モラハラさんが使う方法について知り、

 

「あぁ、また”過度の一般化”をしているな」と気付けること。

 

 

そしてその後は冷静な”観察者の目”でモラハラさんを見ること。

 

 

これが出来るだけでも、内面的にはモラハラを真正面から受けることをだいぶ防げますし、

 

モラハラさんの怒りの感情に飲み込まれずに済みます。

 

 

とにかく少しでも安全に過ごして頂きたいです。
 

 

 

 

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