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みなさまこんにちは、
いつもブログを読んで下さって
本当に有難うございます。
ここ数日書いています、
こちらの記事の続きです↓
これをする人は
モラハラの可能性が高いと思うこと、
本日ご案内するのは
「まさにこれがモラハラの真骨頂」
とも言える点の一つと思いますが、
”異様に外面の良い人”
”二面性のある人”
です。
異様に外面が良いことや
二面性があることは
モラハラの真骨頂ですから、
これに関連する記事は
これまでもこのブログで
私自身も沢山書いてきました。
↑これらは
モラハラの二面性や外面について
これまで書いてきた記事の
ほんの一部です。
そしていつものごとく
ここでも少し注釈が必要になりますが、
モラハラで言う”二面性”とは、
一般人の理解を凌駕する、
「本当に同一人物か？」
と思うほどの
ものすごい二面性です。
外面についても、
先に書いた通り”異様に”という所が
ポイントで、
異様な外面の良さが特徴です。
人間誰しも
多かれ少なかれ人から良く思われたい
気持ちはあるでしょうから、
外の顔があり
外面が良くなるのは普通の事です。
私だって人の目は多少気になるし
外面いいですから。
（自分で言っちゃうけど。笑）
ただしそれはあくまで
自分に無理のない範囲で、です。
しかしモラハラのそれは
一般の範囲を超えて、
ここもやはり「別人か？」と
思うほど
ウチとソトで見せる顔が違う。
誰かを犠牲にしてでも
外面を保とうとする、
外面が気になってしょうがない
様子である、
ここが、
一般の人が見せる外面との
大きな違いだと考えます。
さて、唐突ですが、
私の元父はDVモラハラの人でした。
そして私の地元は北海道で、
冬は雪が降り道路がツルツルに
なるので、
時折
ご近所さんの車がスタックして
動けなくなったり、
スリップして進めなくなった
知らないドライバーが
ヘルプを求めてたずねて来る事が
ありました。
そうすると。。
元父は、
スタックして困っている人の所に
満面の笑顔で、
それはもう張り切って出て行って、
「おぉいどうした？
しょうがねぇなぁ！」
とか言いながら
汗だくになって救助するんです。
確かに元父は
こういう時に対応する為の
知識がある人で、
無事に車を脱出させた後は
ご近所さん達から
「いやぁ、佐藤さん悪いね！」
「助かりました～」
「（ウチの母に）良い旦那さんだね～」
等と持ち上げられて
物凄く上機嫌と言いますか、
脳内報酬系が
グワングワン働いているんだろうな、
という感じの人でした。
後から菓子折りをもって
「あの時は助かりました」
とお礼に来る方もいましたが、
元父は
それこそ満面の笑みで
「なんも、そんな気にすんな！」
「ありゃ～、こんなの（菓子折り）
いいのに」
と、
いつも家族にDVする時とは
全く、全く、全く違う、
優しい表情、
声色、しゃべり方、雰囲気。。。
それはそれは、
その場面だけ見れば
”すごく良い人”
に見えたでしょう。
（しかもその後、
そこまでの親しい家じゃないのに
「菓子折り貰ったお礼」とか言って
外出先でお土産を買って
持って行ったしもしていました）
けれど。。
これが、母がスタックさせた時。
確かに助けに来てはくれるのだ
けれども、
でも、もう、
最初から
「何やってんだよ低能が！」
位の、激ギレ状態ですよ。
元父が怒っているから
母も緊張するのか、
指示がうまく通らなくなる。
そうするとますます元父はキレる。
「ハンドル右に切れって言ってる
だろうが◎△くゎ＄♪×せ￥●！！！」
↑キレすぎてて、
興奮して怒鳴っているから
最後はもう何言っているか分からない。
しかしある時、
車のボンネット叩きながら
元父が母を怒鳴っている所に、
お隣の家のおばさんが丁度
手助けに出て来てくれました。
そのおばさんが出てきたことで
またまた元父の態度は一変。
そこからはいつもの外面モードに
戻ったようですが、
しかしお隣のおばさんは
「人に対してあんな言い方はない」
と言ってくれたそうです。
時折、
弁護士をはさんで離婚協議を
しているクライアントさんや、
離婚調停をしている
クライアントさんから、
「旦那さん、DVですか？
私たち（調停委員）には普通ですけどね」
「旦那さん話が分かる人でしたよ？」
「（モラハラだって言うけど）旦那さん
普通に話せる人じゃないですか～」
等と言われた、
そんなご経験をお聞きする事があります。
でもこれって、
私からしたら「当たり前」という話
なんですよね。
このブログでは何度も言っている様に、
モラハラは基本的に
ターゲットを決めて行われる
という特徴があります。
ソトの人には
モラハラの片りんすら見せない事、
普通にあります。
それは自分にとって得になる人の前では
なおさらです。
ウチの人間には
それは過酷な暴力や支配を行い、
ソトの人、
特に自分にとってメリットのある人には
普通以上に良い顔を見せる。
これがモラハラです。
そもそも弁護士や調停委員は
モラハラ加害者にとっては
”ソト”の人ですし、
良い顔を見せることに
大きなメリットを持っている人です。
そんな相手に、
ウチの人間にしか見せない顔を
そう簡単に見せる訳が無いんです。
しかし時折、
調停や裁判が長引くことで
取り繕いきれなくなったモラ夫が、
裁判官や調停委員にまで
怒鳴ったり不貞腐れた態度を
取る事があります。
そんな時、
裁判官や調停員さん達が、
「裁判所の中ですらあの様な態度を
（怒鳴ったり人の話を聞かなかったり
不貞腐れたり）
取るのなら、
家の中ではもっと酷いんでしょう」
と仰ることがあるのですが、
まさに、です。
二面性の「良い面」しか見せられることの
ない人、
外面しか見ていない人には分からない、
ファミリーバイオレンスの加害者の
特徴や傾向について、
もっと社会に理解が深まれば、と
思っています。
