ジョージ・セル、ブダペスト弦楽四重奏団 ブラームス&シユーベルト ピアノ五重奏曲  | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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iTunesで何気なくジョージ・セルと検索すると「Brahms: Piano Quintet in F Minor, Op. 34 – Schubert: Piano Quintet in A Major, Op. 114, D. 667 (Live)」というアルバムが眼に付き、今日はそれを聴きました。

このアルバムはジョージ・セルがピアノを弾き、ブダペスト弦楽四重奏団との共演したブラームスのピアノ五重奏曲とシューベルトのピアノ五重奏曲「ます」のライヴ録音盤です。(プーラームスが1945年10月11日、シューベルトが1946年5月16日録音。)

 

ジョージ・セルとブダペスト弦楽四重奏団との共演は以前モーツァルトのピアノし重奏曲について記事投稿したことがあります。

 

どちらも1945年、46年のライヴ録音ですから必ずしもいい音とは言えません。しかし、そこから聞こえてくる音楽はきちっとした形を守りながらも味わいに満ちた気持ちの良い音楽でした。セルのピアノは室内楽の一つのパートとしてブダペスト弦楽四重奏団の創り出す響きにまったく違和感なく自然に溶け込み時には弦楽器を支え時には音楽をさりげなくリードし、そこに浮き上がってくる音楽は気のあった男たちが気軽にジョークを交えながら和気藹々と会話を交わしているような親しみやすいなかになんとも言えない美しさが伝わってきます。これこそが室内楽。何だかそんな感じがしました。

 

オーケストラを指揮する時の厳しいセルも魅力的ですが、こうした室内楽を演奏する時の楽しげなセルも良いですね。

 

 

Brahms: Piano Quintet in F Minor, Op. 34 – Schubert: Piano Quintet in A Major, Op. 114, D. 667 (Live)

ブラームス ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op. 34
ジョージ・セル(ピアノ)
ブダペスト四重奏団 
録音: 11 October 1945, Live recording, Library of Congress, Washington, USA

シューベルト ピアノ五重奏曲 イ長調「ます」 Op. 114, D. 667
ジョルジュ・E・モルー (コントラバス)
ジョージ・セル(ピアノ)
ブダペスト四重奏団
録音: 16 May 1946, Live recording, Library of Congress, Washington, USA

 

 

 

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