メンデルスゾーン「弦楽のための交響曲全集」  アヒム・フィードラー指揮ルツェルン祝祭弦楽合奏団 | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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昨日の午後から降り出した雪は、どうやら夜には降り止んだようで、深夜に入った除雪車が寄せていった雪も思ったほどでは無く、ああこれくらいで済んでラッキーと思いつつ朝一番の雪かきを終えたのですが……。

雪かきを終える頃に降り始めた雪がなかなか降り止まず、しかもますます勢いを増して……。昼食を食べてからさてもう一度雪かきかぁ~、と外に出てみると、朝の数倍の積雪。それから、約一時間半。どうにか家の玄関の出入りと玄関前に車を置くベースを確保した頃には、もう全身どっしりと疲れてしまい……、もう今日は何もやる気なし(笑)

今年は雪が少ない、と油断していたらしっかりやられてしまいました。

 

そんなこんなで、あまり重苦しい音楽を聴く気にもならないな、と思っていたところ、少し前に入手したメンデルスゾーンの「弦楽のための交響曲全集」が眼に入りました。

 

演奏はアヒム・フィードラー指揮ルツェルン祝祭弦楽合奏団、2009年の録音、だそうです。

「弦楽のための交響曲、もしくは弦楽のためのシンフォニア(原題:"Sinfonia")は、フェリックス・メンデルスゾーンが12歳から14歳にかけて作曲した、交響曲の習作とされる作品群の総称。全13曲存在し、これらはメンデルスゾーン家で毎週開催されていた日曜音楽会において演奏するために作曲された。バッハの影響を受けながら、多彩な旋律、高度な対位法と和声を用いた初期の優れた作品群である。」(Wikipedia 弦楽のための交響曲 (メンデルスゾーン) より)

 

バッハに影響を受けた習作、と言われればそうかという気もしますが、しかしとても中学生くらいの少年が書いた曲とは思えません。色々と対位法のテクニックを見せてくれる部分はもちろん緩徐楽章の美しさもなかなかです。演奏しているアヒム・フィードラー指揮のルツェルン祝祭弦楽合奏団も速い部分ではきびきびとした引き締まったアンサンブルを、旋律が際立つ部分ではとても自然で柔らかく流れの良い歌を聴かせてくれます。音楽が生き生きと呼吸しているようでとても心地の良い演奏でした。

 

これで、少しは疲れがとれた……、かな(笑)

 

 

Mendelssohn, Felix: The Complete String Symphonies

 

 

 

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