オトマール・スウィトナー指揮NHK交響楽団 モーツァルト交響曲第40番 | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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もう随分昔のことです。社会人になって3年目くらいの時に、初めて転勤を命じられました。務めていたのは大阪本社の会社だったのですが、最初の2年は札幌にあった北海道営業所勤務だったためずっと実家から通っていたのですが、3年目の春に本社のある大阪の営業所に赴任することになりました。取りあえず、独身寮があるから身の回りのものをまとめるだけで良いという事だったのですが、行ってみると六畳一間に二人という、まあ殆どとりあえず寝るだけのスペース(笑)当然布団や衣類の他は最小限度のものしか持ち込めずオーディオはもちろん音楽を聴くものと言えば小さなラジカセとヘッドホンしかない生活となったのでした。

 

その頃良く聴いた音楽がFMからカセットテープに録音したいくつかの曲。中でも一番好きで繰り返し聴いたのは、オトマール・スウィトナーがNHK交響楽団を指揮したモーツァルトの交響曲第40番でした。

 

すっきりしたフォルム。とても流れの良い音楽の中にしっかりと味わいを感じさせてくれるモーツァルト。NHK交響楽団はもちろんもともと優れたオーケストラだとは思いますが、その録音では特にヨーロッパの優れたオーケストラにも引けを取らない味わいの深さがあると思ったりしたものでした。

 

今日YouTubeで見つけたスウィトナー指揮NHK交響楽団のモーツァルト交響曲第40番がその時の録音と同じ演奏かどうかは分かりませんが、なんだか懐かしい気分で聴き始めました。

 

記憶していた演奏より少しテンポが速い気はしましたが、聴き進むとそのすっきりとした音の流れはあの頃聴いていたモーツァルトをまざまざと思い出させてくれます。ああ、やはりこの人のモーツァルトは良い。

 

自分が元々どんな音楽が好きだったのか、改めて思い出させてくれる演奏。懐かしく、懐かしく、しばらく物思いにふけってしまうほど、でした。

 

 

 

 

モーツアルト:交響曲第39番、第40番、第41番「ジュピター」

NHK交響楽団のライヴ演奏を収録したシリーズ、N響伝説のライヴ全30タイトルを発売。2001年、NHK交響楽団創立75周年、キングレコード創業70周年、NHKサービスセンター50周年と記念づくしの特別企画盤

 

 

 

 

 

 

 

好評発売中、そえだ信「赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録」シリーズ第2弾が予約開始(1月25日発売予定)

画像が公開されました。お兄ちゃん、カッコいい。そして、ザム。とても良い仕上がりになっていますね!! イラストは一作目と同じ、フェルネモさんです。

「赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録2」そえだ信 [MFブックス] - KADOKAWA

 

赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録2 (MFブックス)

ルートルフがようやく1歳に!! 兄弟コンビの領地復興ストーリー第2弾!

貧乏男爵家次男のルートルフは、別世界の『記憶』を持った頭脳派0歳児。やがて困窮する領民の状況を知った彼は、兄のウォルフにだけ自身の正体を明かして、領地救済に乗り出していく。ふたりは黒パンやコロッケなどを次々と発明し、おかげで領地は危機を脱しつつあった。
そんなある満月の夜、ルートルフとウォルフはオオカミのザムの背に乗せられて、隣のディミタル男爵領へ連れていかれる。森の中に着いたふたりが見たのは、柵に捕われたザムの仲間たちだった! 領地困窮の大きな原因となった害獣大繁殖のカラクリを知ったふたりは、オオカミ解放作戦を開始するが……。
さらに、1歳を迎えたルートルフの前に見知らぬ赤ちゃんが現れて!? 赤ちゃん度MAXでお届けする、領地立て直しストーリー第2弾。

 

 

 

 

 

 

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不作による飢餓、害獣の大繁殖。大ピンチの領地を救うのは、赤ちゃん!?

ルートルフ・ベルシュマンは生後6か月で突然大人並みの意識に目覚め、別世界の『記憶』に何かを告げられるのを感じる。焦らず周りの状況認識と言語習得から始めると、間もなく自分が男爵家の次男であり、領地が困窮していることを知る。領民たちが冬を越せないほどの深刻さに、自分が大人になるまでじっとしていられないと感じたルートルフは、兄のウォルフに自身の正体を明かし、ふたりで領地救済に乗り出そうと決意する。
「ぼく、のこと、ひみちゅ」
ふたりは別世界の『記憶』と『加護』という不思議な力を頼りに、領地に襲い来る問題への対処法を考えていくが……。
秘密を共有した兄弟コンビは無事に男爵領を救うことができるのか?
頭脳派0歳児の活躍とかわいらしさに目が離せない、本格異世界ファンタジー。

 

 

 

掃除機探偵の推理と冒険 (ハヤカワ文庫JA)

刑事の鈴木は、目覚めるとロボット掃除機になっていた! しかも眼前には男の死体が……。『地べたを旅立つ』改題。解説/辻真先

 

 

臼月【うすづき】トウコは援護【まも】りたい

二月の苫小牧。完全犯罪をもくろむ男が用意した完璧なはずのアリバイは、意外な人物によって崩される。人を【援護/まも】るつもりが、いつも必ず容疑者にしてしまう――史上最も不器用な「探偵」が活躍する、デビュー作『掃除機探偵の推理と冒険』に続く新感覚ミステリ

 

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