Stand Up | 今夜はきまぐれ~Mustangのひとりごと~

今夜はきまぐれ~Mustangのひとりごと~

~WHO'LL BE THE FOOL TONIGHT~ Music Monologue by Mustang
ホントにきまぐれな更新でございます…(^^ゞ

「自分自身との戦い」…今の僕にとって、そのひとつは「座骨神経痛」のとの戦い。

 

7/18付記事の後半に僕の近況について書いたけれど、座骨神経痛の痛みが改善したのは確かなのだが、脚の筋力低下が今一番の問題。

 

車の運転と水平な地面を歩くにはあまり問題はないが、坂道や階段を昇り降りする際は、明らかに脚の力が足りないと感じる。

(正直、今回は少々キツかった…)

 

だから、撮影に出かけるなら行先は坂や階段のある場所へ…そう考えて行動を起こしたのは7月13日。

 

 

僕は阿賀野川を遡る…国道49号線を西に向かった。

 

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まずは…これまでも天然記念物クラスの「巨木」を記事の題材に使ってきたが、そのトップクラスの木なのに、なぜか40年以上も訪れていなかった「将軍杉」に会いに行った。

 

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「将軍杉」は環境省の平成13年10月の「巨樹・巨木林フォローアップ調査」の結果で屋久島の「縄文杉」を抜いて「日本一」の称号を得た木だ。

 

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「新潟に杉と男は育たない」という、格言というか伝承みたいなものがあるが、それを根底から覆すに十分な存在。

 

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でも、新潟は雪が多いが故に根曲がりや倒木が発生しやすいのは事実。

 

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根元から幹が6本に分かれた形状は特異だし、中央の幹は昭和36年の第二室戸台風で折れたことも、この木の存在を示す歴史だろう。

 

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でも、過去の記憶とは違いすぎることが多かったので、そう遠くない未来に再訪することを決意(笑)。

 

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次に向かったのは、国道49号の旧道。

昭和の頃から阿賀野川沿いに安田かた津川まで行くには難所が2つあった。

並行するJR磐越西線の区間でいえば、「東下条ー五十島」と「三川ー津川」だ。

 

この2つの区間、前者は線路が川を挟んだ対岸を走り、後者は線路と道路が並走している。

いや、後者は並走して「いた」になった。

 

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東下条ー五十島の区間はGoogle Map で見ると長いトンネルになっているが、その半分の川に並走する部分はロックシェッド、残りの半分がトンネルになっている。

 

三川ー津川の区間は…ある意味ピンポイントで「本尊岩隧道」の場所が難所「だった」と言っていいだろう。

2つの区間の中でも、崩落を繰り返す危険度の最も高い場所。

 

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この区間は1995年の新潟県北部地震(阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件と同じ年の4月1日に発生)で大規模の落盤が発生したことなどから、楊川ダムから津川市街までの磐越自動車道と並走する形で、バイパストンネルを建造、完成後の2013年春に並走の旧道は通行止にされた。

 

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通行の安全と引き換えに失われたものもある。

それは、「津川の街に着いた」という…実感というか、感動というか…

 

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この区間、自分の足…若かりし頃に自転車で走ったこと、その後も車で通ったことも数知れない場所だ。

 

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楊川ダムを通り過ぎてから、線路を左手に、ダム湖を右手に見ながら、険しい本尊岩トンネルを過ぎると、昭和橋という吊り橋の跡の先に、県内でも有数のボート・コース、県立津川漕艇場が開けてくる。

 

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さらに進むと、対岸に向けて赤いトラスの橋梁…麒麟橋。

 

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橋から上流に少々遡ると麒麟山という山がある。

日本酒ファンなら「銘柄」で知っているに違いない名前。

 

そんな麒麟橋は今でも僕にとって津川の「ランドマーク」なのだが…

 

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通行の安全の為だから仕方ないが、「旅情」を奪われた感を抑えられない。

まあ、並走するJR磐越西線からの眺めは今も変わらないけれど。

 

現在、旧道は下流は楊川ダムから上流は昭和橋跡付近までが通行止。

ただ、その区間のほぼ真ん中の本尊岩隧道は「三方道路遺構」として Google Map に掲載されている。

 

徒歩でもいいから、本尊岩トンネルまで行ってみたい…と思っていたが、帰ってから写真をチェックしたら…

 

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…撮った時には判らなかったけれど…

 

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…納得できた。(;^_^A

今でも本尊岩隧道の付近は問題を抱えていることが分かる。

 

♪♪

 

この日、3つめの目的地は阿賀野市の旦飯野(あさいいの)神社。

 

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石段を登って確かめたいことがあったのだが…

 

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…その前に石段を登りながらでも確かめたいもの…「旦飯野神社」の「読み」がどこかに表示されていないか。

 

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あった♪

 

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赤い鳥居をくぐり…

 

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神門を通ると…

 

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登り本番…(;^_^A

 

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登り切って石の鳥居をくぐると、右手に不思議なものが…

 

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本殿は…

 

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…撮影には不向きな状態でした。(;^_^A。

 

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ま、僕が石段を登って確かめたかったのは本殿ではなく…

 

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本殿の右側に植えられた、「結桜」。

地植えの株をこの目で確認できたのはこれで3か所目。

 

220620 いつか晴れた日に

 

令和元年だから…歌手の水森かおりさんが瓢湖の湖畔に植栽してから3年後ということになる。

 

こうなると、ここも来年の春に…は、もちろんだが、それより前にここに訪れることになるかも知れない。

 

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境内全域ではないけれど、モミジの木は多いようなので。

 

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それまでに、元通りに地面を踏みしめられるように…

 

 

延喜式内 旦飯野神社 (HP)

 

 

stand up

"STAND UP" by STEVE MORSE BAND

from album "STAND UP" (1985)

written by Steve Morse/Peter Frampton ※

 

※歌詞は掲載されていなかったので表記していません。

また、Peter Frampton はギターで参加。ヴォーカルは Alex Ligertwood が担当しています。

 

 

Steve の近況…

今年の春からの DEEP PURPLE の ライヴ・ツアーに Steve は不参加となり、 Simon McBride を代役に立ててツアーを続行。

理由は彼の妻の癌闘病に寄り添うこと。

 

しかし、正式に DEEP PURPLE からの脱退が決まったそうだ…

 

amass 220723 「ディープ・パープルからスティーヴ・モーズが脱退」