今夜はきまぐれ~Mustangのひとりごと~

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~WHO'LL BE THE FOOL TONIGHT~ Music Monologue by Mustang
ホントにきまぐれな更新でございます…(^^ゞ

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アニメの「ルパン三世」が世に出て55年、大野雄二がその音楽を担当してからは49年…

 

 

大野雄二といえば「ルパン三世」を思い浮かべる方が多いだろう。

もちろん僕もそのひとり。

 

「ルパン」が現在まで続く人気を得たのは1977年製作(1980年まで放映)のTV第2シリーズがあってこそ…だと思うが、その背景には視聴率的には失敗した1971年の第1シリーズの再放送による再評価があってのこと。

 

僕の住む新潟県では1981年にテレビ新潟放送網(TeNY)が開局するまで日本テレビ系列がフルネットされていなかったので、第1、第2シリーズとも同時ネットではなかったと記憶している。

 

僕は断片的に観た第1シリーズで「ルパン」を知り、第2シリーズでファンになった…という年代。

 

「ルパン」そのものを語るときりがないので省略するが、第2シリーズのインパクトは音楽にあった。

 

第1シリーズの山下毅雄による音楽も印象に残っているが、大野雄二によるクロスオーバー~フュージョンなサウンドのインパクトは絶大。

 

1977年というと、同じ日本テレビのドラマ「太陽にほえろ!」のサウンドトラック盤が定期的にリリースされるようになっていた頃で、「ルパン」のサウンドトラック盤も定期的にリリースされていった。

 

僕は「太陽にほえろ!」と共に「ルパン」のサントラ盤LPも揃えるようにななり、「太陽にほえろ!メインテーマ」と共に「THEME FROM LUIPIN Ⅲ」はインスト好きから始まった僕の音楽趣味の歴史(?)の中で絶対に外せない曲になった。

 

その「THEME FROM LUIPIN Ⅲ」は時代と共に様々なアレンジで再録されていくが、やはり第2シリーズで登場した '78、'79、'80 の3ヴァージョンが僕にとっては決定的なもの。

 

 

その後となるとTVシリーズの「PARTⅢ」(1984~85)終了後にスペシャル番組として制作された1作目「バイバイ・リバティー・危機一発」から何度も使用された '89ヴァージョンが忘れ難い。

 

 

ドラムのフレーズがこれまでになかった高揚感をかきたてる…そんな印象は今も変わらない。ま、女声のサンプリング・ヴォイスにちょっと時代を感じるところはあるが…

 

サントラ…劇伴で他に印象に残るのはドラマ「大追跡」(1978) か。

 

 

これまた日本テレビがフルネットされていなかった関係で本編を観たのは数年前にBlu-ray Boxを入手してからのこと。

その後、劇伴のCDがまだ入手可能だったのでしっかり揃えたぐらい。

 

 

yuji ohno CD

 

 

「ルパン」や「大追跡」以外にも劇伴仕事は多数あるが、他者の作品の作編曲やプロデュースも数多い。

 

 

例えば麻倉未稀のデビュー・シングル "ミスティ・トワイライト" (1981)

 

 

今時なら「シティ・ポップ」な1曲。

 

 

そして、ルパンの「PARTⅢ」(1984) エンディング、"フェアリー・ナイト" を歌ったソニア・ローザのアルバム "Samba Amour" (1979) から " Te Quero Tanto (I Love You So)

 

 

これはTVドラマ「プロハンター」(1981) 第24話「ロンリー・ハート」のラストシーンで使われていたことを過去の記事で書いている。

 

 

ルパン第2シリーズのサントラでクレジットされている "You & Explosion Band" 名義でサントラとは無関係のアルバムもある。

 

 

バンドと言っても固定メンバーがいたわけではないので、実質的にはソロ・アルバムと捉えていい作品。

 

 

 

 

大野雄二が鬼籍入りしたことで、今後「ルパン三世」が製作された場合の音楽がどうなっていくのか…ちょっと気がかりであるが…

 

気がかりとは言うものの、僕は2009年の「ルパン三世 VS 名探偵コナン」以後の作品を目にしていない。

 

その理由は…僕に受け入れる容量がなくなった…とでも言おうか。

ルパンに限らず、長く存続する作品には距離を置きがちになることが多い。

「結末がない」ことから関心を失っていくのかも知れない。

 

小説、ドラマ、アニメなど…「物語」は結末があって完成するもの。シリーズ物となっても完結があってこそ作品世界が成り立つ…僕にはそんな思いがあるのだ。

 

それは「もっと違う世界が見たい」という欲求なのかも知れない。

好きなバンドやミュージシャンの作品を追い続けることとはどこか違うのだ。

 

 

それが何かと考えると…「時の流れの受け止め方」なのかも知れない。

 

 

アニメ「ルパン三世」の最新作ではキャストは第1、第2シリーズのメンバーから全て交代しているし、第2シリーズ以後の作品の全ての音楽を大野雄二が担当したわけでもない。

むしろアニメの製作スタッフはどんどん変わっているし、製作における様々な環境もどんどん変わってしているはず。

 

だから、同じ看板を掲げて続けても同じイメージを引き継ぐ必要はないと思うし、むしろ違いを打ち出すことが必然かな…とも思う。

 

一方で、同じ設定(作品世界)に新たな面白さが出せたとしても、それが受け入れられるかどうかは別問題。

作品の問題ではなく、僕自身の問題だ。

 

僕は新たなヒーロー像、今の世界を生きるヒーローの登場を待ち続けているだけなのかも知れない。

 

それでも、今後「ルパン三世」がどうなっていくのか、僕はずっと関心を持ち続けていくに違いない。