文法の説明は納得感がないとね | 世界は「ことば」でできている 〜文系講師の受験ブログ

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いかにも文法を嫌ってそうとよく言われる、

文系講師マゴメです、こんにちは。

 

これは「自己言及」と言います。

 

「自分に酔っている」

「上から目線に気づいていない」

 

そういった場合、

目も当てられないほど悲惨な風景が広がりますから、

ご注意ください。

迂回するな

「お前は蓮實重彦か?」

「まっすぐ話を進めろ」

「文法は好きなのか嫌いなのかどっちだ」

 

実を言うと私は文法大好きです

 

英語・国語ともに。

(古文文法は言葉遣いが好きではない)

(助動詞の意味「勧誘」「推量」とかね)

(英語も現代文も同じか・・)

(あ、迂回してしまった)

 

もちろん解くだけではなく、

教え方もじっくり考え研究し、

あれこれと何度か試しました。

(実験台となった市進生のみなさん、ありがとう)

(授業は面白かったはずだが身についたかどうかは知らん)

 

時枝文法だの、

一億人の英文法、

古文文法センター対策といった参考書を読み、

大野晋だの、

チョムスキーだの

小西甚一だの、

大西泰斗だの、

多くのかたに救われた気がする。

 

 

 

 

だいたい一冊やればなんとかなります。

(私が高校生の時は総解英文法だった)

 

私の場合、

あれこれ深みにはまるうちに、

 

「ま、ここまで教えることはないな」

 

「訳せれば問題ないし、言葉は通じればいいんだよ」

 

という状態に戻ってきたというやつです。

 

説明が回りくどくてわかりにくい文法書はあるし、

どんな親切な文法書にしても、

 

「わからない!」

 

と叫ぶやつはやっぱりいるので、

(お前の頭のなかの方がわかりにくい)

直接教えるのがベスト。

 

質問したいところが生徒によって違いますからね、

特に英語は。

 

文法はやっているうちに、

「どこまで理解しとかなきゃいけないの?」

という思いにも囚われがちです。

 

そういうわけで、

「文法をどこまでやるべきか」

ここで生徒に伝えておきたい。

 

「自分で納得できるまでやる」

 

これがベストです。

 

文法で大事なのは「納得感」ですから。

 

全体像の5割程度でも把握しておけば、

大学入試までは何の問題もありません。

(全体像ってのは本当の「全体」です)

(教科書の半分ということではありません)

 

納得できる説明を聞いて、

 

「感動!」

 

って場合もあれば、

 

「そりゃそうだけどさ・・・」

 

「だから・・何?」

 

って場合もあります。

 

例えば、

 

来れる出れるがら抜き言葉だってのはわかるが、

 乗れる・走れるがセーフってのが納得できない」

 

「出ない」の「出」が未然形で、

「美しくない」の「美しく」が連用形だというのが、

 納得できない

 

そういう生徒とそうじゃない生徒がいますから。

 

気にならない生徒は、

別に気にしなくてもいいんですよ。

みんなが国語や英語の講師になるわけじゃないし。

 

私自身は「めちゃ気にするほう」だったので、

このへんはわかりやすく教えます。

「わかりやすいと言い切ったな」

「仕事だからな」

 

現代文の文法は、

小学生でもちょっとやりますが、

メインは高校入試なんですよね。

 

英語や国語の文法で質問があれば、

「仮定法」だの「用言」だの、

一項目1時間程度で終わりますから、

いつでもどうぞ。

 

仕事だから有料ですけど。

 

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