からだの声に、耳をすます。 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。

 

ぼくは人間の体が持つ「恒常性(ホメオスタシス)」という働きが好き。

 

 

恒常性(ホメオスタシス)というのは、環境が変わっても体の内部を一定に保とうとするはたらきのこと。

 

 

暑くなったら自然と汗をかいて体温をさげる。

寒くなったらおしっこが近くなる。

 

体温、血圧、心拍、血糖値・・・

 

体の中のあらゆる環境が極端に変化しないように保たれている。

 

 

痛みや痒み、空腹、暑い、寒い、つらい、眠い、だるい。

 

 

体の感じる不快なサインは、「いまの状態から変わりたいよ」という体からの声。

SOSの時もある。

 

 

そうでないと恒常性(ホメオスタシス)を保てなくなる。

病気になっていく。

 

 

多少無理をしても、体はなんとかしてくれる。

 

眠気を我慢して仕事をすることも。

痛みを無視して動くことも。

暑くても、作業することも。

 

できる。

 

でも、無理がきちゃうんだよね。

 

 

たくさんカウンセリングをしているでしょう?

 

生理痛、子宮筋腫、子宮内膜症、不妊症・・・

 

いろんな婦人科のトラブルを抱えたひとをみてきた。

みんな、無理をしたその先に、今の症状がある。

 

体は、すこやかな状態を保とうとする。

それが恒常性。

 

 

もしかしたら、高血圧と同じで、なにかの体の働きを保つために、その不調や症状が起きているのかもしれないしね。

↓  ↓  ↓

 

 

無理を重ねると、その無理をどうにかこうにかすることで、体の状態を保とうとする。

 

 

無理をしたぶんは、必ずどこかで反動が来てる。

 

病気や不調は、なにかがんばったということなんだよね。

無理をしちゃったということなんだよね。

 

 

病気や不調を攻撃する必要も、

そんな状態になる自分を責める必要もない。

 

でもね、不調は不調じゃない?

病気も治したいじゃない?

 

 

体からの声に耳をすましてあげよう。

 

 

無理をしてくれた自分の体に、

がんばった自分自身に

 

ありがとう

 

と言ってあげる。

 

そして、行動する。

そこからはじまる。

 

 

みんなちゃんと、自分の体を自分で治す力が備わっているんだから。

 

 

体はね、ちゃんと応えてくれる。

 

 

 

 

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