結婚制度の外から眺める結婚。 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。

 

依子先生のこの記事を読んで、ふーむ。

と思った。

なんかすごくいいなって思う。

↓  ↓  ↓

 

ぼくは結婚制度の外にいるので。

当事者でないぶん、客観的に「結婚」を見れるのかもしれない。

まだ同性婚って日本では認められてないからさ。

 

不妊や婦人科の相談をしていると、「結婚」というものは切っても切り離せないところがある。

いまの現状では、妊娠・出産と結婚ってすごく深い関係があるでしょ?

一番結婚から遠いところにいるのに、ものすごく近くで結婚の問題を考えるというのは、なんともおもしろいことでもある。

そして、

いわゆる「普通」とか「道徳」から、ちょっと浮いてるぶん、そういったものにあんまり縛られずに、自由に見れちゃうんだよね、きっと。

 

 

 

 

結婚は制度だ。

 

あくまでも、「結婚」(法律的に言うと「婚姻」)って制度だ。

 

成人ふたりの性的な関係というのは、人類が誕生してからの人間関係の基礎的なかたちで、ふたりの関係が成立するのに、特別なルールや制度って必要ないんだよね。

 

 

愛が永遠なら、

不倫とか、離婚とか絶対に起きないはずじゃない?

 

でも、現実問題そうではないよね。

不倫も離婚もいっぱいある。

 

個人的には全然悪いことだと思わないし、むしろ自然なことだと思う。

(くわしくはこちら。→『人間は、一夫一婦制の生物である。←うそだよ』

 

 

 

結婚制度が破綻することが(各所で)非常に困るので、いろんな倫理や道徳、法律で縛ってる。

でも、

自然じゃないことをすると、

無理がくると思わない?

 

それが、いろんなひずみとして浮かび上がってるんだと思うんだよね。

いまの時代って。

 

だんだんと昔に比べて、

経済的な豊かさが過去の時代に比べると増えてるのもあって、

自由になってきてるから。

その自由度が増した分、問題として浮かび上がってきてるんじゃないかな。

プロセスとしては大切だと思うし、

よりよくなっていく過程だとも思ってる。

 

 

実際、結婚っていろんな権利や保証をしてくれる一面もある。

だから、使えるひとは上手に使ったらいい。

なかったら、すごく根本的なことが問題になったりする。

 

たとえば、

同性同士のカップルで、なにが困るかっていうと、

相手が重病で入院したときに面会できなかったり、

死に目に会えなかったりする。

特に、カミングアウトしてなかったり、

親が息子がゲイであることを受け入れられない場合、

こういう問題って起きる。

 

あとは、お金の問題。

ふたりで暮らしてたマンションが相手名義だったら追い出されちゃうことになるし、

当然、財産を相続することはできない。

お互いに経済的に自立してるならいいけど、

もしも一方が主夫業をしていたら、

すごく困ることになるよね。

 

結婚って、こういう保証を公的にしてくれる側面もある。

愛情だけでは、問題が出てくるものを守ってくれる面もある。

 

同性婚が日本でも承認されたらいいなぁとは思うんだよね。

ぼくがするかしないかは別として、選択肢として、できるって大事。

 

 

ぼくは婚姻制度を否定的に見ているわけではなくて、

それに縛られるのは、逆じゃないかな、おかしいなって思ってる。

 

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しあわせは他人に左右されるものじゃない。

 

 

本来、しあわせって他人に左右されるものじゃないと思うんだ。

だから、パートナーのあり方で、自分のしあわせが左右されてしまうのって、ちょっと違うんじゃないかなって思う。

 

 

そのひとが、ちゃんと自分自身でしあわせを感じれることって、すごく大切だと思ってる。

だから夫婦の関係が悪くなったときに、ダンナの顔色や態度で、自分のしあわせが左右されるのって、もったいなくない?

 

 

少なくとも、ぼくはひとのせいで、自分が不幸せになるのは、やだな。

自分の不幸を、ひとのせいにするのも、いやだな。

 

ちゃんと自分で自分をしあわせにしていきたい。

 

自分のしあわせを、自分でつくっていくこと。

それが自立だと思ってる。

 

 

依子先生の記事を、いいな。

ってぼくが感じたのは、そのベースに「自立」があるからだと思う。

 

順番が逆だと思うわけよ。

 

自分の自立があって。

自分がしあわせで、

だから、すてきなパートナーがいて。

こどもがいてって、しあわせがひろがっていく。

 

そうじゃない?

「しあわせ」が先にある。

だから、しあわせの輪が広がっていく。

 

パートナーがいるから、

こどもがいるから、

しあわせなわけじゃなくってね。

 

 

たくさん相談してて、

いろんなひとをみる。

 

シングルのひと。

離婚したひと。

赤ちゃんを望んだけど、授からなかったひと。

こどもがいなくてもしあわせなひと。

しあわせなひといっぱいいる。

 

形じゃないなぁって思うよ。

 

まわりにいるひとたちを見てもすごく思う。

 

子宮委員長はるちゃんなんて、まさに自分に正直に生きているひとだし、

 

美容家・福井美余さん

 

ライター戸田美紀さん

(美紀さんの「ワタシノオハナシ」シリーズは必見!)

 

ほかにもたくさんのすてきなひとがいて。

みんな、まず自分自身のしあわせを大切にしているんだよね。

 

 

 

ひとの感情は縛れないし、

ひとを思い通りに動かすことはできない。

法律でもひとの心は変えれない。

 

だから、

 

しあわせな自分が先にあるのが、

ぼくは大事だと思うんだ。

 

その先に、

愛情で続くふたりの関係があったら、それが結婚でもそうでなくても、いいんじゃないかなぁと思うんだよね。

 

そして、

結婚とうい制度を選ぶことができるのだから、

上手に利用したらいいじゃない?

縛られるんじゃなくて、ね。


 

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