こころとからだを変える上で、
とても大切な最初の一歩。
それが、生理です。
特に生理痛がある場合、不幸のはじまりになる。
そう言っても過言ではないくらいなのです。
千人以上の方の婦人科相談をしていく中で、相談に来る女性の多くに共通して当てはまる症状が生理痛に代表される生理トラブルでした。
まず、生理を正常にすることで、
その人のさまざまな病気や症状だけでなくて、
人生全体が良い方向に動き始めます。
単に体調が良くなるだけでないのです。
暗かった顔が、
だんだんと明るくなって、
幸せそうな表情になっていくのです。
夫婦関係が良くなったり、
嫁姑問題が改善したり、
そして、赤ちゃんができたり。
本当にたくさんの良いことが起きます。
そして、
子宮内膜症、
子宮筋腫、
子宝など、
婦人科の相談に来る方の中で、
ひどい生理痛を当たり前だと思って、放っておいた人が、
ものすごくたくさんいらっしゃいました。
みなさん、こう言われます。
「もっと早く知っておけばよかった」
生理痛があるのは、体からの異常のサイン。
そのことに気づいて、
もっと早く治しておけば、
こんなことにならなかったかもしれないのです。
運気という言葉がありますよね。
実は、五運六気という漢方医学の言葉が元になっているように、
体の状態と非常に関わりが深いのです。
運気が良い、悪い。
これは「気」の流れのことをさしています。
「気」というのは、体の中や外を巡っていて、
滞ると運気は悪くなります。
それがいわゆる
「ついてない」
状態。
最悪です・・・
神社やパワースポットに行ってみたり、
幸運の置物やお守りを買ってみたり、
運気をあげるおまじないをしてみたり。
それは、
外から良い「気」を呼び込んで、
自分の気を高めるためにしてるわけですよね。
この「気」というのは、
体の中を血液に乗って運ばれるのを知っていました？
これは、数千年前に書かれた漢方のバイブル『黄帝内経』という医学書にも
ちゃんと書かれています。
（というよりも、医学書が実は占いの四柱推命などのもとにもなっているといえます）
ちょっと想像してみてください。
運気の悪そうな、不幸そうな女の人を。
ほら・・・
顔色が悪くてシミがあって、
髪には艶がなくてパサパサ。
表情は暗く沈んでいて、
全体的に冴えなさそう・・・
そんなひとが思い浮かびますよね。
実は、こういったタイプの
顔色が悪い、シミ、暗い、髪パサパサという状態だと、
漢方では血流が悪いと判断します。
こうなると、だいたい生理痛があります。
なぜか？
それは、血の流れが悪いと痛みが出て、
女性の場合は生理痛となって出てくるからです。
血が流れないってことは、
気もながれませんから、
当然のことながら、
運気も悪くなってしまいます。
生理痛が不幸の始まりというのが、なんとなくわかりました？
こころとからだの状態をよくしようとしても、
自分の中の「気」の流れが止まってしまっては、
効果はありませんよね。
良い気の入りようがないわけですから・・・
そして、子宝にとっても、
生理痛があるということは、
妊娠をゴールだとすると、
スタートラインに立っていないことを意味しています。
だから、まず生理痛を治しましょう。
止まってる運気が動き出しますから。
はじめの一歩は生理痛①「生理痛は不幸の始まり」
はじめの一歩は生理痛②「生理痛はないのが正常」
はじめの一歩は生理痛③「そもそも生理ってなに？」
はじめの一歩は生理痛④「妊娠力のカギ『気』と『血』
はじめの一歩は生理痛⑤「生理のしあわせサイクルを知ろう」