といず・くろすおーばー! -392ページ目

仮面ライダー1号2号(1)

 

 

 今日のといず・くろすおーばーは!
 S.H.Figuartsより仮面ライダー1号・2号をご紹介!

仮面ライダー1号2号 
 新サイクロン待ちでした。
 なお、旧サイクロン号と桜島1号は未購入です。


○玩具解説
一号型 
 2011年7月23日、仮面ライダー新1号(中央)が一般発売(2012年10月20日再販)。ZX以前の昭和ライダー展開の口火を切った。以降はこの型を基本として
・2011年11月29日:仮面ライダー新2号(右から二番目)発売(2014年10月25日再販)。
・2012年4月1日:ショッカーライダー(右端)受注開始。
・2013年1月29日:仮面ライダー1号(桜島)一般発売。
・2013年7月13日:仮面ライダー旧1号(左端)一般発売。
・2013年7月25日:仮面ライダー旧2号(左から二番目)受注開始(同年10月2日受注締め切り、12月21日発送開始)。
・2014年10月25日:仮面ライダー新1号&新サイクロンセット一般発売。
 と言った形でバリエーションが展開されている。
 また関連商品として、2013年8月10日に旧サイクロン号が、2014年10月25日に新サイクロン号(単品版)がそれぞれ一般発売されている。


○キャラクター解説・本郷猛/仮面ライダー1号
本郷猛 
 城南大学生化学研究室に籍を置く傍らオートレーサーとして世界グランプリレースを目指す青年本郷猛は秘密結社ショッカーに拉致され、飛蝗の能力を移植された改造人間にされてしまう。ショッカーの一員となる事を拒否した本郷に対し脳改造の準備が進められるが、組織の協力者となっていた恩師・緑川博士の手引きにより脱走に成功。緑川博士を喪いながらも、本郷はショッカーの魔手から人々の自由と平和を守るため、オートレースの師である立花藤兵衛、緑川博士の娘・ルリ子、そして良きライバルであり実はFBI秘密捜査官でもある滝和也とともに戦いに身を投じていく……

飛蝗男
身長:180cm 体重:70kg ジャンプ力:垂直跳び15.3m 幅跳び48.7m(改造直後の計測値)
 本郷猛が変身ベルト・タイフーンの風車に風を受けることで変身した改造人間の姿。 基本的には専用マシンサイクロン号に搭乗した状態でベルトに風を受けるのだが、高所からの飛び降りや爆風などを受けることでも変身できる。
 飛蝗の能力を移植されており、優れた脚力からもたらされるキック技や空中殺法を得意とする。この能力は鍛えれば鍛えるほど強化されていくため、特訓によって力を伸ばしていく。
 さらに本郷がIQ600の頭脳を持つ生化学者であることから、自身や知己を通じての分析作業などもこなすことができる。
 他の一般的な怪人(改造人間)とは一線を画すフォルムや専用マシンの存在、後に作られたショッカーライダーがホープ改造人間と呼ばれていたことから、「飛蝗男」タイプの改造人間はショッカー内部でも特別なポジションを期待されていた、とする説もある。


スタイリング
前 後ろ
 と言うわけでまずは旧1号から。 基本的には以前紹介したショッカーライダーと同系列なので、いい意味で野暮ったさの漂うスタイルは共通。


後頭部
後ろ髪
 ヘルメットから後ろ髪がはみ出している。フィギュアーツでは桜島1号で見られた物で、旧1号が桜島1号のリデコ品であることが分かる部分となっている。



共通仕様
旧1号
 マフラーは首元のボールジョイントで可動、着脱する方式で、先端は垂れた物と風になびいた物が付属している。これは全「1号型」に共通するギミック。


ライダーチョップ!
ライダーチョップ! 
 手首は基本的に「握り拳」「平手」「親指を伸ばした手刀」「親指を握り込んだ手刀」「武器持ち手」が付属。
 このうち「親指を握り込んだ手刀」は、新1号(サイクロンセット含む)とショッカーライダーは右のみ、それ以外の商品には両手分付属している。


アクション
力瘤 
前屈 
膝立て 
・肩関節を隠す形状のため上腕内転の範囲が狭い。
・前屈幅が広い。
・股関節は引き出し式、足首は一軸ボールジョイントで接地性は低いが重量バランスが良好なため自立性は高い。
 ショッカーライダーレビューの時に触れた部分なのでさらっと。

1号キック 
 必殺のライダーキックポーズもしっかり決まる!



旧1号固有の付属品

ショッカー棒 
 戦闘員から奪ったロッド。ABS製。

先端
 先端にはショッカーを象徴する鷲の造形が。


バーリア破壊ボール
バーリヤ破壊ボール
 東洋原子力研究所への潜入を試みるも強力なバーリア(原文ママ)に阻まれて失敗したショッカーが作り上げた兵器。しかし威力を発揮するためには強力な脚力が必要となったため、ショッカーはプロサッカー選手の野本健を怪人トカゲロンに改造した。
 再生怪人軍団のリーダーでもあるトカゲロンの強力なパワーの前に一敗地にまみれる本郷だったが、特訓によりキックのパワーを二倍に高めた電光ライダーキックを会得。再度トカゲロンが研究所に蹴り込まんとしたボールを蹴り返し、勝利を手にしたのだった。

電光ライダーキック 
 ボールの突起のうちひとつは着脱可能で、ボールを受け止める専用左手首と専用キックエフェクト(どちらも固定ピン付き)に装着し展示出来るようになっている。
 そしてトカゲロンと再生怪人軍団を倒した本郷は……


一文字隼人/仮面ライダー2号
あり得ざるツーショット
 柔道6段、空手5段の腕前を持つロンドン美術大出身のカメラマン一文字隼人は、バイクレースを追ううちに本郷猛と知り合い意気投合するが、対「仮面ライダー」用改造人間、第二の飛蝗男を求めるショッカーに拉致・改造されてしまった。しかし脳改造の直前、事態をキャッチした本郷によって脳改造前に救出された隼人は、本郷とともにショッカーと戦う事を決意する。
 ショッカーの別計画を追って渡欧した本郷に代わり日本の平和を守る任に就いた隼人は、立花レーシングクラブを開設した立花藤兵衛や滝和也らと接触、彼らとともにショッカーとの戦いを開始した。

一文字隼人 
身長:172cm 体重:65kg ジャンプ力:35m
 一文字隼人が変身した仮面ライダー第二号。基本的な設計は1号と同一ではあるが、格闘技の有段者で筋肉量の多い隼人を素体としているため、よりパワーに優れている。またタイフーンにはシャッターが設けられ、一定のポーズをとることでこれを解放、跳躍で得た風圧のみで能動的に変身が可能となるよう改良が施された。
 外交官の父(故人)を持つロンドン生まれで自身も世界を飛び歩くフリーカメラマンという事もあり、シャレっ気のある伊達男ながらサバイバビリティは高く人脈も広い。特訓により技を増やしパワーアップしていく特性は1号同様。

2号! 
 事の起こりは初代仮面ライダー第9・10話撮影中、ラストシーンのためバイクに搭乗していた本郷を演じる藤岡弘(当時)氏が転倒し大腿部複雑骨折の重傷を負い入院・降板を余儀なくされたことに起因する。
 急遽主役不在の状況で制作することとなった第11~13話は本郷に代わり事件を追うキャラとしてFBI捜査官滝和也を登場させたり緑川ルリ子を活躍させたりすることで対応したが、藤岡氏の負傷降板は避けられない事態となってしまった。
 これに対し制作会議では「本郷を戦死させよう」という意見も出た物の、故・平山亨プロデューサー(当時)が「子供たちのオールマイティの夢を壊すわけにはいかない」としてこれに反対。結果として「ショッカーの別計画を追ってヨーロッパへ発った本郷に代わり、新たに日本を守る仮面ライダーが現れる」という方針が決定された。
 そうして佐々木剛氏演じる明朗な一文字隼人・仮面ライダー2号が第2クールから登場するのと並行して、第1クール中に判明した番組上の問題点の改善も行われた。
 これにより「怪奇アクションドラマ」としておどろおどろしいムードに包まれていた第1クール(旧1号編)から明朗快活な娯楽番組へと刷新された「2号編」は日本全国の子供たちの間に変身ブームを呼び起こすほどの人気番組へと駆け上がり、さらには第4クールからは復帰した藤岡氏演じる本郷が帰国する「ダブルライダー編」といったイベント回を打ち出すことで人気を盤石の物とした。
 一文字隼人は第14話~第53話の3クール(及び劇場版一本)に渡り主役として活躍し、「南米へ向かった死神博士を追う」という形で本郷とバトンタッチするが、この間にショッカー側も含めて確立されたフォーマットは仮面ライダーシリーズのみならず、東映等身大変身ヒーロー作品全ての基礎を築いたと言っても過言ではない。


ともあれスタイリング
前 後ろ 
 えらの張った顎が特徴となっているが、その分顎を引く動きが苦手になってしまっている。
 なお、旧1号にも言えることだが(※)撮影用スーツは現地での補修・改修を繰り返しているため時期によって色合いなどが変化しており、2号も回を追うごとにどんどんマスクが黒くなっていった(緑色のマスクを黒塗料で補修していった)ため厳密な意味での再現はなされていない(というか不可能に近い)。
※そもそも旧1号用マスクがリペイントされて最初の旧2号用マスクとなっている。その後新造された予備の旧2号マスクを旧1号仕様にリペイントしたが完全に色合いを再現できず独特のブレが生じてしまった物が、ファンに「桜島1号」と呼ばれ後に定着していった。

ファイト 
 基本的に首から下は旧1号・桜島1号のリペイントで、手首構成やアクション性能などに違いはない。なびくマフラーも付属している。

タイフーン 
「1号型」のフィギュアーツとしては唯一、タイフーンの下から裾がはみ出ていない造形になっている。


持ち手 
 手持ち武器・エフェクトといったオプションはないが、1号系に付属する武器を持ち手に持たせたり、エフェクトを装着させたりは可能。

パンチ 
 ライダーパンチエフェクトは桜島1号の付属品なのだが、壱伏は未購入だったり……


トオッ!
ジャンプ 
 跳躍!


ライダーキック!
2号キック
 新1号のエフェクトパーツを装着して。
 アリガバリ戦では回転によって敵の防御をかいくぐりつつ威力を増したライダー卍キックを会得しているが、基本的にはライダーキック一本で敵を葬っていった印象が強い。


ライダーパンチ!
飛び込みパンチ 
 飛び込みからのライダーパンチで大幹部ゾル大佐転じた黄金狼男を倒したことから「力強いパンチキャラ」と認識している人も多い模様。


そして
新一号 
 日本の平和を再び守る本郷は、新たなる力と姿を見せる!

 

仮面ライダー1号2号(2)

あり得ざるツーショット (1)はこちら!


仮面ライダー1号(新1号)
新一号 
身長:180cm 体重:70kg ジャンプ力:25m(資料により35m)
 第53話から登場する仮面ライダー1号の新たな姿(新1号・旧1号はバリエーションを区別するための便宜的な名称)で、現在仮面ライダー1号と言えば世間的にはこの姿のイメージが強い。
 厳密に言えばヘルメットの色がメタリックグリーンとなったのは第70話以降で、第53話~第69話ではヘルメット色がマットなライトグリーンとなっている(そちらの姿は「仮面ライダー新1号&新サイクロンセット」で再現)。また客演作品によってはやや青みがかった色合いに見えることもある。
 変身方式も「ライダー変身!」の掛け声と一定の変身ポーズから跳躍しタイフーンに風圧を受けると変身、というスタイルに変更されているが(厳密には劇場版第一作「仮面ライダー対ショッカー」において「変身!」の掛け声とポーズで桜島1号に変身している)、スタイルの大幅な変化は資料によって「わざと捕まり再改造を受けた」と「特訓によるもの」の両方が存在する(一応、「ショッカーの手術代に囚われた本郷」の新規カットがOPテーマ用に存在している)。
 設定上は旧1号の4倍のパワーを持つとされている上、ヨーロッパやアフリカを転戦してきたことで本郷の戦闘センスも磨かれており、「ライダーヘッドクラッシャー」や「ライダーきりもみシュート」を初めとする48の必殺技を有することから「技の1号」の異名をとる。
 またOV「ウルトラマンVS仮面ライダー」では奇跡が起きて身長40mほどに巨大化し、初代ウルトラマンとともに強敵サソリガドラスと戦ったことがある。


スタイリング
前後ろ
 全ての(平山P系)昭和ライダーの基礎となった素体は既に3年前の物だが、造形バランスの良好さは色褪せない。
 まあ足首は多軸関節にしてほしかったけれど。


固有付属品
サーベル 
 ショッカー戦闘員から分捕ったサーベルが一本付属。桜島1号にはバージョン違いのサーベルが付属した。
 また先述の通り「親指を握り込んだ手刀」は右手分しか付属しない。


ライダーキック!
エフェクト
 既にレビューでは登場しているが、実際は新1号(「&新サイクロンセット」含む)と新2号に付属するキックエフェクト。硬質素材でシャープに造形されているため指に刺さるのなんの……
 一応商品によって多少色合いが違うようだが、ほぼ同一の物と捉えて扱っても問題はない。
ちょっと崩す 
 あえてちょっと崩れた感じのフォームで撮ってみる。難しい。


仮面ライダー2号! 
そしてあの男が(南紀勝浦に)帰ってきた!


仮面ライダー2号(新2号)盆と正月には帰ってくる 
 南米で死神博士と戦っていた一文字隼人/仮面ライダー2号が新たに見せた姿。両手足のグローブが真紅に染まり、ヘルメットは新1号同様のメタリックグリーンに変化している。
 新1号以上に変化の経緯が謎に包まれているが、変身システムに変化がないためか2000年代前半ごろでは「新1号は再改造、新2号は特訓によるもの」とする書籍が多かった印象がある。
 1号に比べると後年の外見のブレが大きく、「2号のスタイリングに正解はない」とすら言われることも……


そのスタイリング
前 後ろ 
 さすがに立ち姿ともなるともはや言う事はない。体側のラインが全体的に太く脇にまで走っていることから「劇場版オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」に登場した際の姿が参考となっていると考えられる。


リデコポイント
ブーツ
 一見すると新1号のリペイントアイテムのようでいて、 体側部のラインが走るモールドなど造形が差別化されており新規パーツの方が割合が大きかったりする。

ブーツ 
 また、ブーツの丈も新コンビより旧コンビの方が長かったりする。

拳 
拳 
 グローブのサポーターの有無も重要なポイント。ショッカーライダーだと何故か持ち手だけサポーターがなかった……
 新1号のグローブはバンド、新2号のものはチャックが付いた物として造形されている。


※剣は付属しない
サーベル
 しかし持ち手は付属するため、バイクへの搭乗は楽々こなす。
 先述の通り、キックエフェクトは付属している。


新2号耳 
 何故か耳の一部が銀に塗られているのも特徴のひとつ? フィギュアーツのオリジナルアレンジと思われる。


ダブルライダー 
一号二号
 同じ運命を分かち合い、テレパシーで結ばれた二人の絆に敵はない!


お手軽客演バージョン
黒メット二号 
 旧2号のヘルメットを新2号のボディに乗せることで、「仮面ライダーストロンガー終盤」「10号誕生! 仮面ライダー全員集合!!」に登場したバージョンを“疑似”再現。
「仮面ライダーV3」では1号2号のメットが逆になっていたこともあったが、「仮面ライダーX」劇場版で5人ライダー勢揃いして以降は2号をややダークカラーにすることでダブルライダーのヘルメットを区別しやすくしていた(ただし「X」のTV終盤ではライトグリーン)。
 これが「仮面ライダーストロンガー」終盤での登場時からは旧2号期後半を彷彿とさせるブラックカラーとなり、「仮面ライダー(新)」では主に「黒いメットの新2号」としてスカイライダーを助けに現れるようになる。
 何気に客演話数は歴代ライダーでトップで、特に「仮面ライダー(新)」で客演した歴代ライダーでは素顔の出演回数もトップだった。
 その後「仮面ライダーBLACK RX」登場時からはメタリックグリーンのメットに戻り「レッツゴー仮面ライダー」までそのスタイルだったが「MOVIE大戦MEGAMAX」「スーパーヒーロー大戦」では黒メットで登場し、「スーパーヒーロー大戦Z」以降はまたメタリックグリーンになっている。
 漫画作品「仮面ライダーSPIRITS」では黒メット。第一部第2~3話連載時に描いた脇のラインが単行本では消されていたりする。


新旧脇ライン
脇ライン 
 旧2号には脇及び腕内側のラインが存在しない。
 実は昭和期の新2号のスーツ(首から下)は、初登場の南紀編で見られる「2号用スーツの手足を赤くした物(ラインが太く脇に存在しない)」と、ショッカーライダー編以降の「1号用スーツからラインを一本剥がした物(ラインが細く脇にまで走っている)」に大別される様子。
 そのため、実はS.H.F新2号の「脇に太いラインが走る」と言う物は近年新登場したパターンと言える。
 従ってここに黒メットを乗せると厳密には「MEGAMAX版新2号」の再現となる。

あまり 
 あまり。


呼吸を合わせて そして新サイクロン編へ!

仮面ライダー1号2号(3)

盆と正月には帰ってくる 2)はこちら!


新サイクロン号
新サイクロン号 
全長:210cm 全高:120cm 重量:220kg 最高速度:500km/h ジャンプ力:50m 出力:700馬力
 本郷猛・立花藤兵衛・滝和也が協力して作り上げたニューモデルマシン。従来のサイクロン号を全てにおいて上回る性能を有し、リアには急停車用パラシュートを装備している。
 フロントカウルから展開する一対の翼サイクロンカッターは攻撃の他に滑空飛行が可能。体当たり攻撃サイクロンアタックはゲルショッカー怪人イノカブトンを撃破した。
 後に一文字用の二台目が登場した他、ゲルショッカーもショッカーライダー用にデッドコピー品(黄色のラインが入る)を製造したことがある。

疾走!
 本郷が主人公に復帰した第53話からしばらくは改造サイクロンを愛車としていたが、第68話「死神博士 恐怖の正体?」から本マシンに乗り換えている。第68話の翌日に公開された劇場版第2作「仮面ライダー対じごく大使」 にも登場。
 実はこの直前に、役者としてのステップアップを望みNHK時代劇ドラマ『赤ひげ』のオーディションを受けた藤岡氏サイドと別番組のオーディションを受けたことを知らされていなかった番組制作サイドの間で衝突があったらしく、藤岡氏が一時失踪してしまうというトラブルが発生していた。急遽藤岡氏を必要としないシナリオを作り場をしのぐ都合上、「対じごく大使」で初登場予定の怪人カミキリキッドや、当初死神博士の正体怪人として造形されていた怪人ギリザメスを前倒しで登場させる、などのごたごたがあった物の、藤岡氏が無事復帰し番組制作側とも「藤岡氏が仮面ライダーに継続出演する一方、番組サイドも掛け持ちが可能なスケジュールを組む」と言ったところで和解。無事に「対じごく大使」の公開一日前に「劇場に登場する新マシンの登場」「劇場での対立軸を地獄大使一本に絞るための死神博士退場劇」を消化した……という経緯があったりする。
 そのため、第7クール「ゲルショッカー編」では藤岡氏のスケジュール調整のために「本郷猛重傷」「本郷猛生死不明」の展開が頻出するも、それがゲルショッカーの強大さの演出に一役買っていたりもする。

  
  閑話休題。
 先述の通り第68話で登場した新サイクロンだが、第74話以降はライトの溝が青く塗られ、カウル下部の赤の面積が増したバージョンとなっている。
 直前の第72話では1号が新サイクロン、2号が改造サイクロンで並走していたが、後にショッカーサイクロンとのチェイス用に二台目が新調され(改修が繰り返された一台目新サイクロンがショッカーサイクロンとなった模様)、ショッカーサイクロンの黄ラインを剥がすことで1号2号がともに新サイクロンで併走できる体制が整えられた。
 以降は「仮面ライダーストロンガー」まで使われてきた新サイクロンだったが、「仮面ライダー(新)」放映時期にライダーバイクセットを販売する都合上1号と2号を別のバイクに乗せる必要が生じたらしく、「10号誕生!」までの時期は1号が改造サイクロン、2号が新サイクロンといった組み合わせで登場することとなった(しかも玩具CMのために新調され本編にも登場したバイクは排気量が小さく、アクション性は高いものの新サイクロンの印象はかなり異なった物になってしまっている)。
 平成期に入ってからは「ウルトラマンVS仮面ライダー」用に1号用新サイクロンが、「オールライダー対大ショッカー」用に2号用新サイクロンがそれぞれ新調され、現在まで使用されている。

正面顔 
 S.H.Figuartsでは「新サイクロン号(単品版)」「新1号&新サイクロン号セット」が同時発売。前者はヘッドライトの溝が青い後期版の再現、後者は第68~73話まで登場した初期版に「S.H.F仮面ライダー新1号」を第53話~70話に登場したマットカラーバージョンにリペイントした物を同梱した内容となっている。
 ……セット版だけだと第68~70話というごく狭い範囲しか再現出来ないというマニアックっぷりが眩しい(未購入)。
 なお、単なるリカラーではなく、カウルの赤色面積に合わせてそれぞれラインモールドが異なっているそうな。


スタイリング
面一 7面二 
 右側面のキックペダルは非可動。後輪を挟むスタンドと、硬質素材の予備ハンドル一対が付属。さすがにドラッグシュートは再現していない。
 スタンドはちゃんと可倒式で、後輪にはお馴染みのサスペンションギミックがある。

メーター 
 メーターはシールで再現。
 
 
搭乗
 搭乗対比 
 大きすぎず小さすぎず、ちょうどいい塩梅。やはりバイクはこのくらいのサイズがないと(実際の対比より気持ち大きめでも可)。
 ボディ左側面の赤ラインが割と上の方で途切れているのも広く知られている実車通り(二台目はこのラインが左右対称らしいが)。ライダースーツや旧サイクロン同様に新サイクロンも細かな改修が繰り返されているが、変遷を追っていくとさらに記事が長くなる……。

取り付け穴


装着 
 フロントカウルの取り付け穴にサイクロンカッターをセット!
 劇中設定では内側からせり出してくるのだが、撮影用の実車では外から取り付けている。この取り付け部もまた時期によって違いがあるそうで。


サイクロンカッター 
 残念ながらサイクロンカッターは赤一色に塗装されており、裏面のシルバーや後部の黒ラインは省略されているが、さほど不自然さは感じない。


ジャンプ!スタンド穴 
 底面には3mm穴が設けられており、魂Stage等を接続すれば空中展示が可能。
 
 ダブルライダー! 
 壱伏は単品版のみ二台購入した。これがやりたくて1号2号のレビューをあえて行っていなかったりして(笑)


以下適当に遊ぶ
ライダー乗り 
 ライダー乗り!

行くぞ! 
手袋直し 
 アクションの要所要所で手袋を直す動き。腕の内転が厳しいのでちょっと再現しづらいかな。

ライダーファイト 
 ピィィィィン!(SE)

接近からの 


ライダーきりもみシュート(SPIRITS版)
SPIRITS版 
 敵に回転をかけて投げ飛ばし、真空状態を作りつつ受け身を取らせないまま地面に叩きつける、「技の1号」を代表する大技のひとつ。
 映像では敵を抱えて空中に飛んでから放り投げていたが、「仮面ライダーSPIRITS」では地に足を付けた状態でぶん投げるアレンジが為されている。


腹!腹!
押さえつけて 
顔! 
 そして顔面。2号は重いSEとともに連続パンチを叩きつける印象が強い。

腹!腹! 
 そして抱えて。

トオ! 
ライダー返し! 
 ライダー返し!
 空中で敵をひっくり返して背中から地面に叩きつける、お馴染みの投げ技。他にもライダー二段返しやエイドクガー戦でのライダーきりもみシュートなど、「力の2号」と言われる一文字も結構多彩な技を持っていたりする。

呼吸を合わせて 
「行くぞ隼人!」「おう!」

トオ! 
「「トオ!」」

ライダー…… 

ライダーダブルキック
ダブルキック!
 ライダー1号2号が呼吸を揃えて放つ同時キック。その威力は二人のキック力の合算を上回る!
 後年のライダーたちが二人で行うキックが「ダブルライダーキック」とされていることが多いのに対し、元祖は「ライダー“ダブル”キック」……なのだが、「RX」客演時はダブルライダーキックだったりする。


昭和のかほり 
 あえて姿勢を崩すことで、リアルなインパクトの瞬間を追求してみるとか云々。


というわけで仮面ライダーでした!
まとめ 
 仮面ライダーの元祖であるコンビの雄姿を卓上で再現出来る、それだけで旨味がたっぷりです。
 仮面ライダー新1号を嚆矢として昭和10人ライダーとそのバリエーションはほぼ商品化され、バイクも新旧サイクロンの他、ジャングラーとハリケーンの商品化が決定しており、今後ますます充実していくものと思います。個人的にはスカイターボとVジェットが早く出てほしいところですね。
 ……ついでにアクロバッター作り直してくれないかなぁ(汗)