「手を動かす」と「頭を使う」 | didit sewing ~横浜・日吉の初心者向け洋裁アトリエ

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先日書いたこの記事の続き。

(瀧本哲史さん、ご冥福をお祈りします。)









この本、本当におすすめ。


もともとツイッターでバズっていたエピソードとのことで、長男は、内容を全て知っていて、


次男は、ツイッターでところどころ読んでいたけど、全部続けて読んでみたいから、本を買ってくれ!と次男が本をねだるなんてめずらしいので買ってあげた本なのです。



衝撃だわー!俺は絶対にBチームのタイプだわー!と言ってました。






でね。


三男にもこれ、面白かったから読んでみたら?

と言ったの。



そしたら、



「俺、この手のヤツ嫌いなんだよね」と。



ん?この手のヤツとは?




「どうせアレでしょ?ツイッターでフォロワー増やして金稼ごうぜ!的な?

インフルエンサー目指してるヤツとか、まじひくわー」  って。




あー!なるほど。


違う違う。


そっか。そう思うのも無理ないね。







これは、とある専門学校で、授業として行われたあるゲーム。


心理テストによってグループ分けされたチーム同士で、ランダムに配布された文房具を使って

お金を作るというゲーム。


最終的にお金を一番多く「保持」していたチームの勝利という簡単なゲームです。



条件が同じなら


「俺は線をひく係で、
  お前は切る係な。
  で、お前は1000円て書く係な。」

みたいに、いかに「作業」を「効率化」しようと考えるでしょ。





だけどそんなのは、



ドングリ野郎の背比べ



このゲームはチームの人数にもばらつきがあるし、

文房具も豊富にあるチームとそうでないチームがあったり。



ただただお金を製造するだけのチームと、

人材派遣業や文房具レンタル業を始めるチームも出てきたり。



結果、どのチームも紙と文房具を使ってお金を製造していたはずなのに、



最終的に所持金ゼロのチームが複数あったり、
副業でそこそこ稼いだチームもあったり。


そして、トップのチームは、なんと2位に
3倍以上の差をつけて、ダントツトップ。


トップのチームがどんな作戦を使って圧倒的にお金を手に入れたのか、その謎解き?みたいな本です。



これって、とある学校の会議室で行われたことだけど、もうね、現実社会の縮図。




正直者はバカを見る

手を動かせ。でも頭も使え

ルールを疑え

違法じゃないけど、モラル的にアウトなやつ




これって、ハンドメイド業界に置き換えてみることもできるなぁと。



一生懸命作品をたくさん作っている作家さん

委託料で稼いでいるショップ

出展料で稼いでいるイベント主催者

コンサル料で稼いでいる人たち




もちろん、向き不向きもあるだろうし、
作品をたくさん作ることが楽しいし、
それを喜んでくれる人がいて、少しでもお金になれば嬉しい。

というのは、わかる。


だけど、一生懸命稼いだお金を、甘い言葉で
ごっそり巻き上げようとしている人も、

世の中いっぱいいるんだよね。






何も考えずに真面目にコツコツやるタイプの次男と三男には、ぜひ読ませたい。





ところで、この記事、最初は
「三年寝太郎」と「イワンのばか」


ってタイトルで書き始めましたが、書いてるうちに内容が思わぬ方向に行ってしまいました。


「頭を使う」と「手を動かす」ってことを書こうと思ったの。


気になった方は、検索してみてね。
物語のあらすじはネットでも十分だから。





手を動かそう
頭も使おう

そしてなりより、
自分の良心に忠実でいよう。















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