人生至上、最悪の精神状態だと
自分では思っていた。


それは、生まれて初めて過呼吸になったからでも
旦那が次々に出すボロや言動に
2日間振り回され
感情の起伏が激し過ぎたからでもなく



私が
逃げを選んだからだった。



📎以前の記事でも書いたけれど……( ˙꒳​˙ ٥)
困難に追い込まれた時
これまで私は全力で立ち向かうタイプで
旦那のように逃げ腰になるタイプではなかった。



それなのに、あの夜




できることなら
記憶を消したい
誰も知らない場所に逃げ出したい
眠れたなら2度と目を覚ましたくない
消えてしまいたい
向き合いたくない
もう何も考えたくないという
現実逃避の思いに覆い尽くされていた。




問題は山積みで
逃げも隠れも出来やしないという現実は
イヤという程、わかっていたのに……ショボーン



だから、本来話そうと思っていた事に加え
心の友Hには、私の精神状態が
病院などで専門家に相談した方がいいレベルに思えるか!?
客観的に判断して欲しいと思っていた。
翌日、
⏰仕事に行く前までに……



当時は師走💨💨💨

1年で最大の繁忙期に突入したばかりの時期に
旦那の不倫がわかったからと言って
明日の仕事を休めるワケでも
まともな精神状態ではいられないので
明日から役職を降りたいですと言えるワケでも
誰かが私の穴埋めをできるワケでもなかった。



私の精神状態がどうであれ  
明日は必ずやってくるし、
会社の通常営業も変わらない。



わざわざ言わなくても当たり前の事だが
私が当たり前の事を当たり前に、こなすには
普段より何倍も細心の注意を払い
慎重に進めなければ、
普段ならしないような大きなミスをしたり
次のプロジェクトが頓挫してしまう可能性もある程の
精神状態であると、読んでいた。



🏢ワンフロアに幾つかチームが分かれていて
私のチームは普段は200人(私を含む管理者数名を除く)
繁忙期は300人以上いる従業員の指揮統率
稼働率の管理と向上、教育指導、各種会議、モニタリング、
フィードバック、上席対応、採用面接、他社訪問、
そういった業務は、この精神状態でも影響なく
こなせるだろう……



ただし、単独で行う職務の中には
機密情報や個人情報を取り扱う内容も多く
そこが、1番の不安要素だった。


人の手で行う事は
十分に注意しているつもりでも
慣れてる操作や作業ほど
ほんの一瞬の気の緩みが
招くミスというのは
往々にして起こる。



そこに、
精神状態がまともではないという要素が
加われば、リスクは更に高まる。



万が一にも、不注意からミスをし
情報漏洩、情報紛失などになれば
会社存続の危機にも、なり兼ねない。



クライアント企業を失い、エンドユーザーを失い、
会社の信用を失い、損失だけが残り
大勢の従業員が仕事を失う事だって
起こりうる。


そうなれば、もうミスでは済まされない。
取り返しがつかないのだから
絶対にやってはならない事。


そんな当たり前の事をこれまで通り
コンプライアンスに違反することなく
無事に1日が終われる様にリスクヘッジを図った。



まずは、少しでも精神疲労の暖和になるよう
信頼できる友に今の状況を話し
1人で心に溜め込まない。



特殊な職務においては、事情を話し自分の精神状態に
不安がなくなるまでの間は、
同レベルのアクセス権限を持つ管理者に
多重チェック協力を依頼し
今まで以上により安全に、厳重に遂行できるようにする。



私が仕事中や不在時でも
旦那の今後の動向や履歴を把握できるだけの環境を整え
先の見通しが停滞する事への恐怖を和らげる。


以上3つは、必要不可欠だと判断した。




そして、




お願いしようと心に決めていた。


依頼する前から
2人が快諾し協力してくれることも
他言しないことも
精神的支えになってくれることも
人柄からわかっていた私は心底感謝し
心の中で2人に手を合わせお願いお願い
この恩は必ず返したいと思った。



最後に
は、車とスマホのGPS追跡調査を行う事で
見通しがつくだろうと読んだ。



私が最も知りたい事の2つ

旦那は○○○○さんに本気だったのか?今も本気なのか?

2人で話しあって子供をつくらないと決めた後も
            ○○○○さんと不倫をしていたのか?

○○○○さんは旦那の元部下で不倫相手

を、調べるのであれば、旦那の動向を
過去と未来の両方で探らなければならず
膨大な時間と労力が必要な事は
明らかだった。



そして、過去の調査は私が休みの日もしくは
在宅中しかムリだが、その時間も少なく
作業がなかなか進まない事になるだろう。





それなら、せめて
未来の調査だけでも進行させ
そこで結果が出れば
その時点で、
過去の調査も結婚生活も終わり
私が向き合うべき問題も格段に減る。



だから、最低でも1ヶ月は
旦那の携帯を取り上げたり
番号や機種を
変更させるつもりはなかった。 


○○○○さんに限らず本気の相手なら
不倫がバレた後でも会いに行くだろう。



本気度が高いほど、バレた翌日こそ
今後の関係について話し合いたいと
不倫相手に接触は
するだろうと思った。


もし、警戒してすぐには、
会わないにしても
1ヶ月も普段通り使わせていれば
連絡をこっそり取ろうとはするはずだと
読んでいた。



旦那の携帯契約の名義は私
毎月の携帯料金も
私の口座から引き落とされている


契約の時は単に端末を安く手に入れ
ステージの優遇を受ける為だけの措置だったのに
思わぬところで、恩恵を受けることになるとは
思ってもみなかった。


携帯契約の名義が書類上、私と言うことは
自分の携帯なのだから全ての権利は私にあると
法的にも、書面上は認められる。


番号や機種を変えるのも、
解約するのも
携帯紛失の際の端末位置検索の目的で
GPS 追跡アプリをインストールする事も
全て認められる。



とは言え、私の今後の出方次第では
旦那自ら、GPS 調査は了承するだろう事も
長年付き合ってきた旦那の性格から予測していた。


だから、その音声をボイスレコーダーに残し
いざとなれば、
本人の了承のもとに行われた事』と
立証できるように
ぬかりなく保険をかけておこうとも考えていた。


旦那が把握するだろうGPS追跡アプリは
ダミーで、そのGPSを切断しようとも
LINEを削除しようとも
電話の痕跡を消しても
全て把握できるアプリがバックグラウンドで
起動していることは、秘密にして。


もし、そこまで警戒して
旦那が仮にネット検索しても
ケ○○ロスやm○pyなど
Best10に入るようなアプリとは違い
アプリの名称すら簡単に知る事は無いに等しい
GPS追跡アプリをインストールする事も
私の心の中だけに、そっとしまって。


10年近くもウソをついていた
旦那の言うことなど
もう何一つ信用できなかった。



私は私が目にする
他人の手で操作されていない情報しか
もう、信じられないと思っていた。



そして、車リムジン後ろリムジン真ん中リムジン前


コレは今まで考えてもみなかったが
旦那が私の車を使って○○○○さんに
会いに行っていたかもしれない事も
視野に入れなければと改めて思っていた。



私は普段、電車通勤だけど駅まではバイクを利用し
休みの日でも自分の車はあまり使っていなかった。


ごく稀に使う場合は、
一旦、シートを全部先にずらして
ハンディクリーナーで掃除をしてから乗車していた。


だから、ある程度、元に戻されていれば
気づかなかっただろう。


旦那とどこかに外出するときも、ほとんど
旦那の車を使っていたし、盲点だった。


それから


クローバーGPS ロガー
クローバーカーナビ
クローバーETC 


は、どちらの車にも搭載されているが
旦那の不倫を疑ってもいなかった私は
本来の目的以外で使ったことはなかった。



でもこれからは違う。


夫婦の共有財産の車両に
GPSを使用して不倫調査をする事は合法なのだから
大いに利用させてもらう。



そもそも、車も家も我が家の通信設備の設定は
私が行い、旦那は自分のゲームパソコンですら
何もしていない。


だから、どの機器がBluetooth接続になっているのか
データはどこにバックアップされるのか
どのデバイスで見れるのかなど、わかるはずもなく
削除される心配はなかった。


とりあえず、この精神状態でも
まずは、明日をなんとか1日乗り切ろう!


やれる事、気になる事は
自分が納得できるところまで
力を注いで。


そういうギリギリの状態だった。