昔の話をし出したら、もう終わり
よく、「昔の話をし出したら、もう終わり」と言われるけど。。。自分の過去の手柄自慢というかさ。年取ってくると、つい手柄自慢を部下やら後輩に話したくなる。聞いて役に立つことはあるんだと思うのよね、実際は。でも、聞かされる側は、「また始まった・・・」と素直には聞けないことが多くて、お互いに不幸なことになっている。喋っている本人は、その時に気持ち良く自慢話を喋っているので、それはそれで喋ってる本人はいいんだけど、単なる自慢話の中にも、時代を超えて活かせる有効なノウハウがあったりするのが見落とされがちになってしまうのも、モッタイナイ話なんだよな~俺もそうだったけど、若いうちは、年寄が話している自慢話を聞いていられるだけの忍耐力がないというのも実際あるし。時間がもったいないので、なるべく要点だけを手短にお願いします!と腹の中で思ってて、年長者が喋っていることに身を入れて聞いている訳ではない。要は、長文は苦手なので、短文でお願いします!と。論点が整理できていない話は聞く価値がない!と、世の中の怖さを知らない忍耐力の無い若造は短絡的に判断してしまう。俺もそうだったんだけど、20代、30代で、その話を聞かされた時には、「なんて長ったらしい話してんだよ、このオヤジは!要はテメーの自慢話なんだろ!」と聞き流していた。今になって思い起こしてみると、「成功談とかいくらでも世の中にはあるけど、そうなんだよなー、実際そこに至るまでには、様々な障害があって、そこを一つ一つ乗り越えて、やっと成功に至るのが普通なんだよなー」とか、漸く理解できるようになってきた。苦労して成功に至った人は、そこんとこの苦労があったことを強烈に記憶しているから、どうしても論点整理ができていない形で苦労話と自慢話が一緒くたになって話してしまう。そこは仕方ないのかな、と。聴き取る側が、そこも理解して聞かないと、単に無駄な時間を費やしたみたいな、被害を被ったで終わってしまう。本当に頭のいい人は、そこがちゃんとできていて、自称、自分は頭がいいと自覚しているだけの人は、俺みたいに斜に構えて、「ただ単に年長者が自分の自慢話をしているだけだ」と理解してしまう。で、同じ失敗を繰り返す羽目になる。年長者の頃は、仮に失敗しても大した影響がなかった幸せな時代だったが、今、同じ失敗したら目も当てられない状況に陥るじゃん。世間からも叩かれるし、炎上っての?ってことにもなりかねない。昔と今は違う環境なのに、想像力が働かないがために、火に油を注いでしまって炎上してしまう。仮になんかあっても、安易に対応してしまうと、もしかしたら落とし穴が待っている可能性があるよな・・・と思って、ここはグッとこらえて、二手、三手、先読みして、最悪のケースになるよりは、まだマシな手を打つべきなんだよな。どうしてもベテラン社員とか、人生経験豊富な年長者がいない会社だと、初手で選択肢を誤ってしまって炎上してしまう。全世界を敵に回してしまう。普段なんの役にも立たない年長者を雇っておくのも、不祥事とか、炎上の未然防止には役に立つみたいなとこはある。社長、さすがにそれはマズいでしょ!?と言ってくれる人がいないと。俺が昔居た会社がそうだった。某親会社からの天下りの社長で。最初、親会社から出向で来た時には、すごくいい人で、現場の生の声とかを聞いてくれたりして・・・ところが、それでが功を奏して、親会社の覚え目出度くなって、常務になり、専務になり、とうとう社長にまでなってしまったら、コロッと変わって、現場の声を無視して独走するように豹変してしまった。子会社の社員の言ってることは、俺はもう分かった!あいつらの言ってることは、単なる不平不満だから無視していい。と、どっかで変わったみたいでな。親会社から送り込まれた時には、いくら子会社と言えども、その子会社の社長にまでするほどの人材とは思われていなかったはずなんだが、あまりにも業績不振が続いたもんだから、親会社としても社長候補レースに敗れたナンバー2の役員を業績不振の子会社の社長に送り込む訳にもいかなくなって、親会社じゃ役員にもなれそうもない部長クラスで子会社に出向で送り込んだ人間を子会社の社長にしてしまった。すまわち、俺の会やの社長にしてしまった社長になった途端、豹変する、する。まさに暴君になった。俺はこの会社で一番偉いんだ!となって、公私の区別もつかないことをやりだした。中小企業とは言っても、一応金融機関なんで、その辺のメーカーの中小企業と違って、それなりの影響力はあるからね。んで、どうしても自分の成果を親会社にアピールしたくて、無理な営業を現場に強いることをやった結果・・・お国から、行政処分を喰らってしまった。要するに、営業停止処分ってやつやね。金融機関として、営業停止って、それが1日だったとしても、重大なことなのよ。すみません、三日間の営業停止を喰らいました。これがどんだけ重大なことか・・・現場の営業マンは顧客に毎日、土下座ですよ。特に法人顧客には全顧客に詫び状を出さなきゃいけないってんで、詫び状と、世間様に対する、お詫びのプレスリリースを作らなきゃいけないってんで、何故か俺んとこに、お詫びの文章のドラフトを書けっていう命令が来て、「そんなもん、俺も書いたことねーよ。そんなの経営企画部門で考えろよ!」とも上からの命令なんで文句も言えず、原案を作って、更に経営企画部長が自ら手直ししてプレスリリースしましたよ。プレスリリースの骨子は俺が作った。そのお詫び文書のバージョンを、いくつかの顧客の種類に変えて、詫び状を送付もしたし。その文書が届いた顧客からのクレームの電話も、直に全部俺が受ける、と・・・。顧客からのクレームの電話も、新入社員時代からやってたし、その後、営業に出てから営業現場で面と向かって顧客に対応して慣れてもいたので、そこは無難にこなした。ところがさ、その後いろいろあって、上司が変わったりして、そういった顧客からの直接のクレームに対応したり、営業の現場経験のない上司に変わって、ものすごい嫌がらせを受けた。とある事件が起きて、お詫びの文章を顧客に送らなきゃいかんことがあって、俺は過去の経験上、「こういった文章にしないと、更に顧客の逆鱗に触れることになりますから・・・」と文案を練っておいたのに、俺の文案を無視して機械的な文章の詫び状を送りやがった。そしたら案の定、顧客からのクレームの電話が鳴りっぱなしになった。電話の窓口では対応しきれないから、文書を送った部署で直接対応してくれ!と匙を投げられてしまった時に、俺の上司は、「お前、そういうの慣れてるだろ?俺ら、直接の顧客からのクレームの電話に慣れていないから、お前が全部受けろ!」と言いやがって、ムカー!とした。「機械的な文章の詫び状を送ったら、顧客の逆鱗に触れますので、これこれこうの文章にしたほうがいいですよ」と文案まで作っておいたのに、俺の意見を無視して機械的な文章を顧客に送りつけた上司が今更そんなことを俺に命じてきたので。それでも、顧客からのクレームの電話には俺も真摯に対応しましたよ。でも、こいつは許せん!TO TOUZENN NARIMASUWANADAKARA OREHA KAISYAWO YAMETA