みんな学歴や経歴が凄くて困るな。

 

学生の時に入った大学がどうとかもあるけど、結構、俺の周りには、高校生の時は甘い考えで適当に受験勉強してしまって、明治、立教、法政やら関関同立か、それより低いランクの大学に入ったものの、いざ社会人になってみたら、学歴フィルターの差別が酷いということに気付いて、アメリカに留学したり、難関資格を取得している人がいたりする。

 

受験英語は得意だからと外資系のモトローラ(古いなあ)とか、ゼネラルエレクトリックの日本法人だのに入社してみたものの、いざ入ってみたら差別的な待遇を受けて、本気で自分の将来を考え直したとか言ってた。

 

そんな高尚な考えを持って人生を歩んで来た人なんかとは較べられないくらい低いレベルで生きてきた俺としては、

 

何も言えないんだけど、

 

案外、レベルの低い俺が、自ら地獄のような世界に身を置いて経験してきた現場経験だとか苦労だとか、味あわされた辛酸の経験だとかっていうのも、意外と価値を発揮するみたい。

 

今日なんかでも、部下のCPAが報告書作りに悩んでいて、「こういった見方もできることにはできるんですが、それやりだすと、とんでもない作業が発生するんで、なるべくなそれに触れずに報告書を纏めたいと考えているんですが、それで本当によいのか悩んでいるんです」とか言ってきたので、

 

俺の無い知恵を絞って、

 

俺には会計的な知識はないけど、なんとなく言いたいことは分かった!

 

どうしていいか分からないんだったら、先に答え合わせをしてしまったらどうか?

 

といったサジェッションをした。

 

要するに自分らが書いた報告書を受け取る側が、それを受けて、どう反応するのか、先に答えを聞いちまったらいいじゃねーか?と・・・

 

俺の発言を聞いた部下は、

「なるほど・・・。あれこれ悩んでも解決策が見えないんだったら、先に答え合わせをしといて、その正解に沿って報告書を書き上げればいいだけなのだから、それが一番理に叶っているし、最短距離で正解を導くのだから、これ以上、バカみたいに自分だけで思い悩む必要はないんだな」と悟ったみたいで、

 

その瞬間、今から聞きに行って来ます!

と飛び出して行った。

 

今の残業しちゃいけないご時世の中で、終業時間が過ぎているにも関わらず飛び出していっちゃったんで、

聞かれる側の先方にも迷惑が掛かるな・・・

と思って、帰り支度を始めていたものの、先方の部署に顔を出すことにした。

 

すみません、うちの人間が、ご迷惑おかけしまして申し訳ありません!

 

と俺が仁義を切って一言謝っておけば、先方だって悪い気はしないはず。

 

ワザワザ、彼の上司が、うちに謝りに来たよ。

 

と感じてくれるだろうし、そう先方に感じてもらえれば、うちの部下だって仕事がやり易くなるはず、といった狙いがあった。

 

俺が先方の部署に顔を出したら、先方の上司も机を立ってきて、

 

「大丈夫ですよ、そこまで細かいことは、そちらに求めませんので

。あとは、こっちでなんとかしますから」と言ってくれた。

 

この先方の上司とは以前に同じ部署で苦労を共にしたんで、ツーカーの関係にある。

でも、いくら上司同士がツーカーの関係にあろうとも、余計な負担が掛かる部下にとっては関係ないことなんで、ちゃんと先方の部下の前で、先方の上司に仁義を切る光景を見せておけば、先方の上司としても、「こういった事情なんで、悪いけど、●●ちゃん、これやってくれる?」と頼みやすくなるのは織り込み済みで、あえて、そういった臭い芝居を打った。

 

勿論、先方の上司と、事前にそういった打ち合わせはしていないので、いきなりのことだったけど、ツーカー同士、向こうが瞬時に理解してくれたみたいで、そんな臭い芝居に付き合ってくれた。

 

別に、先方の部下に無理に余計な仕事をさせて残業を強いるということではなくて、そちらの都合の中で上手くやってもらえればいいですから・・・と、申し添えておくことは忘れない。

 

てか、その以前に、既にうちの部署というか、俺個人が持っている情報やら資料やらを既にサービス(無償で)で提供しているので、良好な関係は既に作ってある下地の中でやっていること。

 

もしかしたら無駄になるかもしれない仕事をちゃんとやっておいて、それを予め無償提供しておくといった、深謀遠慮の下地作りから、既に作戦は始まっている。

 

残業してでも、一から自分たちで調べなければいけないことを、俺から無償提供を受けた情報を元に最短距離でやれるんだから、先方にとっても願ったりかなったりの状況にある。

 

今回改めて思ったけど、

無駄になるかもしれない作業を、ちゃんとやっておいてよかったわ

 

部下はそこまで手が回らないので、未然に俺がやっていたこと

 

この辺りに地雷が埋まっている可能性がありますので、ご注意ください♪

 

もしくは

 

もしかしたら、この辺に別なお宝が埋まっているかもしれませんよ

 

的な事前情報が入っていれば、先方だって非常に助かるはず

 

いろんな面で、下地作りは大事だよ。

 

料理で言えば、ダシを取る地味な作業みたいな。