フルーツパーラー クリケット スタッフブログ -2ページ目

フルーツパーラー クリケット スタッフブログ

世界のフルーツをおいしく食べてもらおうと考えた京都中央市場の荷受け業者がオープンさせたお店。

今日8月26日(水)から!

9月2日(火)まで♪

京都高島屋地下で

ゼリーとサンドの販売をいたします!

ぜひ!

よろしくお願いいたします♪♪
こんにちは。

クリケットの小坂です。

季節を連想できるのも果物の楽しいところですが、夏といえばやはり「スイカ」ですね。

ということで、今回の果物ブログはスイカについて書かせていただきます。

冒頭に「夏といえばスイカ」といいましたが、実際は一年の半分以上の時期でスイカは出荷されています。
これは冬場でもハウス栽培で暖房を使い栽培しているのですが、「冬にスイカ」というのは意外かもしれませんね。

ですが今回は一般的な「夏のスイカ」のお話です。

スカイの産地は九州から始まりこれからの季節ですと、長野県、山形県のものが増えてきます。長野県の松本、山形県の尾花沢などから出荷されるものは品質の評価も高く期待できます。

甘いスイカを選ぶための方法ですが、スイカをたたいてその音を確かめる人もおられます。

これはたたいた時の音でスイカの中身に空洞が無いかを確認するためなのですが、最近は品種改良も進み空洞のあるスイカは殆どありませんので音を確認していただく必要はありません。

ではどこで判断するのかといいますと、

まずは、黒の縞模様と地色の緑のコントラストがハッキリとしているものを選んでください。
スイカは適度に養分を吸収すると組織の組成がしっかりとしそれが色のコントラストとしてスイカの表面に現れるからです。

加えて黒の縞模様激しくギザギザしているもののほうがより生育が良いと判断できます。

他には、上部のツルが付いている周りが少し盛り上がっているものも上手に生育している証拠になりますので一緒に確認してみてください。

以上が分かりやすいスイカの選び方ですが、最近ではなかなか丸ごとスイカ一個を買うよりカットされたスイカを選ばれるほうが多いと思います。

そうなると先ほど述べたような選別をすることができません。

そんな時はカットされた実の種を見てください。

種の周りが白くワタのようになってきていると収穫してから時間のたっている証拠で古くなってきている恐れがあります。

もう一つのポイントは食べにくいですが種の多い部分を選ぶことです。
生き物ですので当然種周りの精が強く養分が集まりやすいため糖度の高い実を食べることができますので是非お試しください。

逆に種が嫌いでスイカを敬遠される方は黒の縞模様に沿って包丁で切ってください。

種は縞模様の内側に集中しているので種なしの実を切り分けやすくなります。

「暑い夏によく冷えた甘いスイカ」

季節の味をぜひお試しください。

こんにちは。

クリケットの小坂です。

コロナ自粛はいったん解除されましたが、僅かながらリクエストを頂きましたので、こちらの果物の話はもうしばらく続けていこうと思います。

初夏も迫る今回はこれからのが旬の桃について書かせていただきます。

もうすでにハウス栽培のものが出荷されておりスーパーなどでも桃を見かけるようになっています。

桃にはたくさん品種がありますが、大きく分けて早生(わせ)、中生(なかて)、晩生(おくて)と三つの時期に分かれており中生の7月~8月中旬が一番の旬の時期といえます。

一般的な桃のイメージである赤みがかった品種の白鳳、白桃や岡山県など作られている高級桃でクリーム色をした清水白桃など品種は本当にたくさんありますが、一つ一つの出荷時期はそれほど長くはありません。

それもあってたくさんの品種があるにもかかわらず、多くのスーパーなどでは品種名ではなく「桃」という商品名で販売されています。品種を特定すると桃の中でもその品種しか陳列できず在庫管理や仕入れが難しくなるのです。

ですので、今回はあまり品種ごとの話をしてもそれを探すのが難しいと思いますので、見分け方、買い時を中心にお話しさせていただきます。

選び方としては、まず正面から見て左右対称の形をしているものを選んでください。これは順調な生育をしてきた証でもあります。これと同じ理由で桃の真ん中にある溝(縫合線といいます)がくっきりと見えるものを選んでください。

また桃は2~3日雨が降らず、晴れの日が続いた時に収穫されたもののほうが水分が抜けて甘くておいしく育っています。
木に生っている桃の実はその木にとって水筒のような役割をしています。雨が続き木の水分が多くなれば桃の実に水分を貯め、晴れが続き木の水分が少なくなれば桃の実から水分を吸収します。
ですので、晴れの日が続いた後の桃は水分が少なく甘みの強い実であるといえます。
ではどうやって晴れの日に収穫されたかを見分けられるのでしょうか?

それには桃の表面を確認してください。
桃の表面には産毛のような毛が生えていますが、雨の日に収穫しているとその産毛が濡れてダマになり桃の表面に埃が付いたような状態になっています。

以上の点に注意して選んでいただくと美味しい桃に出会える確率が高くなります。

また、個人的にはそれぞれ果物には高い、安いがありますがその中でも桃は高いものを買う価値がある果物だと思います。
理由としては値段の高い桃は糖度計で厳しくチェックされており、機械的に選別されているので必然的に出荷量が少なくなり、その分値段は張りますが味は保証付きと考えやすいのです。(もちろんお手ごろな価格で美味しい桃もたくさんあります!) これからが旬の桃ですのでぜひ美味しい桃をご家庭でお楽しみください!


今日から!
7月8日(水)〜14日(火)まで

大丸地下一階にて


◎ゼリー

◎サンド

を販売いたします✨


ぜひ、お立ち寄りくださいませ♪
本日から!

6月24日(水)〜21日(日)
までの5日間!

大丸地下一階にて

・ゼリー
・サンド
・みかんジュース
・コンフィチュール


を販売いたします!


ぜひ、この機会に♪

お立ち寄りくださいませ✨
本日から!


6月17日(水)〜23日(火)まで

京都高島屋地下一階にて

ゼリーとサンドを販売いたします!!



ぜひ!

お立ち寄りください♪

今日から!

6月2日(火)まで

大丸京都地下一階で

ゼリー3種類と

フルーツサンドを

販売いたします!!




ぜひ、お立ち寄りくださいませ♪

こんなご時世ではございますが、、

明日から一週間!!
5月13日(水)〜5月19日(火)

京都高島屋地下一階で

◎ゼリー

・グレープ
・オレンジ
・レモン
⭐︎甘夏←季節限定!

◎4種のフルーツサンド



を販売いたします!!

近くにお越しの際は

ぜひぜひ!
お立ち寄りくださいませ✨

#おうち時間
#果物のある生活

こんばんは。

クリケットの小坂です。

コロナウイルスの影響は広まるばかりでせっかくの春も暗くなるニュースが続いて気分がすっきりとはしませんね。
一刻も早い終息を願うばかりです。

このような状況下、自宅待機をされている方も多いと思います。

そこで、旬ではありませんがお近くのスーパーなどでも手軽に購入し自宅で楽しんで頂ける「リンゴ」について今回は投稿させていただきます。

今が旬でないと言いましたが本来は秋冬がシーズンのリンゴを年中スーパーなどで見かけ無い時期は殆どないと思います。

これは年明けから出回っているリンゴは昨年から生産地で貯蔵されており、年中供給できるよう調整して出荷されているからです。リンゴの大産地である青森県などに行くとリンゴ貯蔵用の体育館のような大きな倉庫設備がたくさん並んでいます。

前回のイチゴと同じくリンゴにもたくさんの種類がありますが、赤いりんごの「つがる」「ふじ」、青リンゴの「王林」「トキ」などが一般的でしょう。

美味しいリンゴの有名な見分けとして 「蜜入りりんご」

というのは聞かれたことがあると思います。

ではなぜ蜜入りリンゴは美味しいとされているのでしょうか?

この「蜜入り」というのは本当に蜜が入っているわけではありません。
その証拠に蜜部分だけを食べても特に甘くありません。

ですが蜜入り状態になっているリンゴが美味しいのは間違いありません。

それは「蜜入り」という状態が完熟の合図だからです。
リンゴにはソルビトールという果糖などに変わる物質が含まれており、そのソルビトールはリンゴが完熟すると水分を吸収します。そしてその部分が蜜と呼ばれています。

つまり、

これ以上ソルビトールが糖に変換しなくてもよい状態=完熟している

と判断できるわけです。

そして、大切な見分け方ですが、 ・表面が赤く色づいているだけでなく、お尻部分を見て飴色(濃い黄色)になっている。 (色づきは果物の基本でしっかり太陽を浴び生育できている証でもあります) ・手に持った時にずっしりと重みのあるもの (ソルビトールが水分を吸収し蜜入りになるとその分重みが増します) ・表面が少し照かりべたつくもの (リンゴの表面から出るろう物質が時間の経過で溶けた状態。リンゴの熟しているサインでもあります。) これらが分かりやすい見分け方だと思いますが、王林やジョナゴールドは蜜入り状態にはなりませんのでお気を付けください。

最後に食べ方ですが、皮を剥いたり、ウサギ型にしたり、もちろんそのまま丸かじりでも美味しいリンゴですが、おすすめは「輪切り」です。

リンゴを横向けにして1センチ幅くらいで輪切りにするだけです。

この切り方ですと、
・切る手間がかからず ・芯の周りまで食べられ
・皮ごとでも抵抗なく食べることができます。

免疫力アップにビタミンは不可欠です!
是非おうち時間でお手軽にリンゴの見分け、食べ方を試して楽しんでみてください!

リンゴは古くから
「一日一個のリンゴで医者いらず」
と言われる果物です。

病気になってからの対応も大切ですが、それよりもっと大切なのは「未病」であることです。

皆様もぜひ果物のある生活を取り入れてみてください!




クリケットの小坂です、前回の評判は分かりませんが引き続き果物のお話を投稿させていただきます。前回のように文章長めですがよろしければお付き合いください。

前回はクリケットの看板商品に関連した果物ということでグレープフルーツをご紹介しましたが、今回は初春ということで旬の苺について書かせて頂きます。

フルーツパーラーを営業しておりまして「苺のパフェ」、「苺のケーキ」など「苺の~」という商品が一年を通じて一番お客様の興味を引く商品に感じます。

まず皆様、苺の果実というのはどの部分を指すのかご存じでしょうか?

赤い部分が実と思われがちですがそうではありません。

実は苺の表面にある粒々が本当の実の部分なのです。

その証拠に苺を縦に真っ二つに切ってその粒をよく見てみてください。
粒一つ一つから水分や栄養を得るための管が伸びているのが確認していただけます。

このことはご存じない方も多いかと思いますが、苺以外にもリンゴなどのバラ科植物の一部には実だと思っていた部分が実は花托(かたく)部分だったということがあります。

苺の特徴をもう一つ。

皆様も実際にいちご狩りに行かれたり、テレビなどで畝や栽培ランナーに苺がズラーっと片側に並んでいるのを見られたことがあると思いますが不思議に思われたことはないでしょうか?

同じバラ科のリンゴは木のすべての面に実を生らせます。
苺も両側に実を生らせていても不思議ではないですよね?

これは苺の花は親株と反対側に咲くという特性を持っており、片側にのみ実を生らせるからです。

このように身近で人気の苺ですが面白い固有の特性がある果物なのです。

さて、肝心の食味についてですが、苺には100種類を超える品種がありスーパーなどでもさながら品評会のように様々な種類が並び過ぎて逆に迷って買いにくい状況が起こっています。

地域ごとの馴染みで言いますと、西日本にお住いの方には「あまおう」、東日本では「とちおとめ」がポピュラーな品種だと思います。

基本的にこの投稿では苺に限らずどの品種が美味しいといったお薦めは致しません。
それは果物は「品種で食べるものではない」というのが個人的な考えだからです。 「あまおうだから美味しい」
「とちおとめだから美味しい」

ではなく、あくまでも 「今日食べるならこれ」
「明日食べるならこれ」

といった果物ならではの「食べ頃」を見極めることが一番だと考えているからです。
(もちろん、品種固有の味、風味は当然ありますのでそれを否定するものではありません)

ですので、こちらではいちごの食べごろの見分け方をご紹介させていただきます。

そもそも、苺は収穫してから数日おいて熟させていくような果物ではありません。
基本的には取った時から劣化が始まります。

ですので果物の中でも苺はその鮮度が味に大きな影響を与える果物です。

選ぶときは鮮度の基準になるヘタが鮮やかな緑で、赤さも鮮やかなものを選んでください。
時間がたつとヘタだけでなく、赤い部分も黒みを帯びてきます。

また、ヘタが反り返っているもののほうがより新鮮な証拠と考えられます。

以上のような特徴から、苺を美味しく食べるには自分で選んでその場で食べられるイチゴ狩りは非常に理にかなったシステムなのです。

ご家庭でカットして食べられる際は縦に切ってお召し上がりください。
苺は先端の方が糖度が高くなっていますので、このように切っていただくことで均等に美味しく召し上がっていただけます!

次にスーパーなどで苺を購入される際は以上のような点を基準に選んでいただければと思いますが、ここまで書きましたが苺は特にデリケートな果物ですのでパックをひっくり返したり、あまり乱雑には扱わないようお気を付け下さい。笑