スイカの話☆ | フルーツパーラー クリケット スタッフブログ

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世界のフルーツをおいしく食べてもらおうと考えた京都中央市場の荷受け業者がオープンさせたお店。

こんにちは。

クリケットの小坂です。

季節を連想できるのも果物の楽しいところですが、夏といえばやはり「スイカ」ですね。

ということで、今回の果物ブログはスイカについて書かせていただきます。

冒頭に「夏といえばスイカ」といいましたが、実際は一年の半分以上の時期でスイカは出荷されています。
これは冬場でもハウス栽培で暖房を使い栽培しているのですが、「冬にスイカ」というのは意外かもしれませんね。

ですが今回は一般的な「夏のスイカ」のお話です。

スカイの産地は九州から始まりこれからの季節ですと、長野県、山形県のものが増えてきます。長野県の松本、山形県の尾花沢などから出荷されるものは品質の評価も高く期待できます。

甘いスイカを選ぶための方法ですが、スイカをたたいてその音を確かめる人もおられます。

これはたたいた時の音でスイカの中身に空洞が無いかを確認するためなのですが、最近は品種改良も進み空洞のあるスイカは殆どありませんので音を確認していただく必要はありません。

ではどこで判断するのかといいますと、

まずは、黒の縞模様と地色の緑のコントラストがハッキリとしているものを選んでください。
スイカは適度に養分を吸収すると組織の組成がしっかりとしそれが色のコントラストとしてスイカの表面に現れるからです。

加えて黒の縞模様激しくギザギザしているもののほうがより生育が良いと判断できます。

他には、上部のツルが付いている周りが少し盛り上がっているものも上手に生育している証拠になりますので一緒に確認してみてください。

以上が分かりやすいスイカの選び方ですが、最近ではなかなか丸ごとスイカ一個を買うよりカットされたスイカを選ばれるほうが多いと思います。

そうなると先ほど述べたような選別をすることができません。

そんな時はカットされた実の種を見てください。

種の周りが白くワタのようになってきていると収穫してから時間のたっている証拠で古くなってきている恐れがあります。

もう一つのポイントは食べにくいですが種の多い部分を選ぶことです。
生き物ですので当然種周りの精が強く養分が集まりやすいため糖度の高い実を食べることができますので是非お試しください。

逆に種が嫌いでスイカを敬遠される方は黒の縞模様に沿って包丁で切ってください。

種は縞模様の内側に集中しているので種なしの実を切り分けやすくなります。

「暑い夏によく冷えた甘いスイカ」

季節の味をぜひお試しください。