「こんな楽しくて、こだわりの味噌作りは生まれて初めて!」と
生徒さんから大満足のお声をいただいている
料理家 小川原 智子×
建築屋 菊田康人コラボ「玄米味噌仕込みの会」。
本日4月6日、
玄米白味噌仕込みの会を開催します。
大安、一粒万倍日の吉日。
お客様をお迎えする前に
味噌作りのための準備について、まとめてみます。
【前日】
①大豆を洗う
②大豆を水に浸す
前日の夕方、
大豆を洗って、水に浸します。
時間は一昼夜(約18時間)。
味噌作りは、準備も大切!
実は、大豆をよく洗うというのも
おいしい味噌作りのポイント!!
大豆は、見た目はきれいに見えても、
汚れていることがあります。
大豆と大豆をこすり合わせるように洗います。
目安は水が澄んできれいになるまで。
手作り味噌の準備でも
マクロビオティックの陰陽調和を取り入れて、
大豆は、陽性のエネルギーの右回転で
丁寧に洗っています。
味噌仕込みの会にご参加の方の
お顔を思い浮かべながら
「ありがとう」「ありがとう」と
大豆に話かけながら洗っています。
菊田さんは、
ふっくら大豆を炊く担当!
当日は火おこしから
炊き上がりまで、すべてお任せしています。
前日は大豆の浸水をしてくれました。
大豆の乾燥重量の3倍以上の水に浸水します。
【当日】
③大豆を煮る
・煮る時間は3時間から5時間ほど
・玄米味噌仕込みの会では、薪火の羽釜で炊いていますが、
おうちではガスまたはIH。
お鍋は、ステンレス鍋、土鍋、圧力鍋、鋳造鍋など。
・出来上がりの目安:煮豆よりもかなり柔らかく煮ます。
大豆が親指と薬指でつぶれるくらい。
当日の朝。
3時間前から火おこしして、
大豆の入った羽釜を炊いています。
今日は私もちょこっとお手伝いしました。
薪は、建築資材の端材。
今日の炎、とっても情熱的です。
炎をよく見ていると、
いつも同じではなく、
まるで生きているかのように
表情が違うのです。
炎を見ているだけで温活効果大!
心が燃えるようです。
今朝は、朝から小雨が降っております。
雨の中、野外で火の番ありがたいです。
白味噌仕込みの会が始まる頃には、
雨がやむ予報になっています(ホッ♡)
底冷えする寒さですが、
直火で体もぽかぽかになりますよ!
そうそう、大豆。
コトコト、コトコト。
対流でじっくり炊き上げています。
大豆を茹でていると、
モコモコとソフトクリームのようなものが
浮き上がってきます。
これは灰汁(アク)。
灰汁には体によい灰汁と悪い灰汁がありますが、
大豆の灰汁はよい灰汁。
抗酸化力を高めるポリフェノールが含まれています。
味噌にとってはえぐみの原因となりますので、
取り除いた大豆、ゆで汁を使います。
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【味噌作り教室】の味噌仕込み準備
レポートしました。
おうちで味噌作りをするあなたの
お役に立てると嬉しく思います。
茨城県土浦市・つくば市
マクロビオティック料理教室
イエローハーモニー
小川原智子(おがわらともこ)