体温を上げて、心も身体も元気に!

マクロビオティック料理教室イエローハーモニーの小川原智子です。

 

 

空気が乾燥する冬の季節。

咳をする人が増えてきたように思います。

先日、

イエローハーモニーサロンに来てくださった
Web魅せプロューサー高浜ゆみえさん
 

 

HP制作のお手伝いいただいています。

 

ひどい咳が続いているとのことで、

マスクをされてきました。
 

 

お辛そうな姿を見て、

おせっかいかなぁ~と思いながら、

喉の”特効薬”「れんこん」を使って、
食べもののお手当て
「れんこん湯(とう)」をお作りしました。

 

 

れんこんってね、

咳止め効果があり、たんを取り去る働きがあるんですよ。

 

 

咳でもどんな咳をしているか、陰陽で判断して、

体質に合った「れんこん湯」を作るようにしています。

 

 

乾いた咳(陽性の咳)をするときには、

生のれんこん(乾燥より陰性)を使った「れんこん湯」、

湿った咳(陰性の咳)をするときには、

れんこん粉末(生のれんこんより陽性)を使った「れんこん湯」を作ります。

 

 

れんこんを使った【れんこん湯】


せき、たん、のどの痛み、気管支炎、ぜんそくに

 

材料・作り方】

鍋にカップ1/2の水を入れて火にかけ、


皮付きれんこんのおろし汁大さじ3生姜汁2.3滴


塩少々を加えて、さっと煮立てる。

沸騰する直前に火からおろし、温かいうちに飲む。 

 

 

れんこん粉末コーレンを使った【れんこん湯】


湿ったせき、たん、のどの痛み、気管支炎、ぜんそくに

 

作り方】
ティースプーン1杯ほど(5g)お湯に溶かして、温服します。

風邪の症状が出ているときは、食前に1日3回飲むと効果的です。

 

 

 

 

 

 

 

”良薬口に苦し”といいますが、

食べ物のお手当て「れんこん湯」は、

まろやかで甘みがあるの。

 

 


特に、

れんこん湯には、

「節」の部分がおすすめ。

はい、実と実の間の

黒くなったあの硬いところです^^

 

 

産地じゃないと

れんこんの節は、

なかなか手に入らないかもしれませんが、

手に入ったときには捨てないで使いましょう^^

 

 

 

キュッとしまった

「節」は陽性の締めるパワーが強くて、より咳止め効果がUP↑

 

 

 

一般的には、

捨ててしまう部分かと思いますが、

実は、

「節」が一番のパワーフード!!!

 

 

黒いところのみ包丁で取り除いて、お料理にも使ってね~!!

 

 

ポイントです

 

れんこんってね、

昔から喉の特効薬といわれています。

 

 

喉の特効薬???

 

はい。

特効薬というのも、

ちゃんと理由があるんですよ。

 


中医学の考え方に

「類似の法則」

~その臓器と同じ形の食べ物を食べると、

その臓器の働きを高めることができるという考え方~があり、

 


気管支と類似する食べ物が、

中に空気穴のある「れんこん」というわけ。

 


「れんこん」って、

泥の中で、

酸素を吸って、

二酸化酸素を吐き出すという呼吸をしていることから、

呼吸器のトラブルに威力を発揮するといわれています。

 


特に、

薬効成分を組み合わせた「れんこん湯」は、

風邪の咳、喉の痛み、ぜんそく、気管支炎など

呼吸器系の疾患に効果があると温服されてきました。

 

 

特に、薬を使いたくない

妊婦さんや授乳中のママには、

これからの季節、ぜひ覚えておいてほしいお手当て。

 

 

「れんこん」がない時期、

「れんこん湯」を作れないときに、

市販されている

便利なお手当て食材もありますよ。

 

 

 

 

 

れんこん入りののど飴もあるよ!

 

 

 

 

今日も健やかな一日でありますように!

 


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