体温を上げる料理研究家の小川原智子です。
ねんざや打ち身には、
「里芋」を使った「里芋シップ」をしています。
我が家では、
食べ物を使ったお手当法で子育てしてきました。
お手当て法とは、人間本来持っている力、
自然治癒力をひきだすように、
主に台所にある野菜などを使って、
心と体を整えていきます。
台所は命の食を作る場所であり、薬局でもあります。
マクロビアンにはおなじみの
「里芋シップ」ですが、
一般的には、「里芋」のシップ???ですよね^^
里芋シップ(里芋の貼り薬)は、
昔から
腫れものや打ち身、炎症などに使われてきました。
ハイ、里芋シップの作り方&効用をまとめますね。
里芋は、昔からどんな炎症にも効果があると、
「いもぐすり」の名があるほど。
いも類の中でも一番カリウム(陰)が多く、
体内にたまった瘀血を吸出し、腫れや熱を解消してくれます。
我が家はサッカー少年の息子が2人おりますので、
腫れもの、炎症、痛み、打ち身、ねんざなどには、
「里芋シップ」の効果を実感してきました。
打撲をして内出血したところに貼ると、
うっ血を散らしてくれ、痛みを和らげてくれます。
マクロビオティック自然療法【里芋シップ】
材料
里芋大1個~
小麦粉 里芋と同量~2倍
しょうがおろし さといもの1割
自然塩 少々
作り方
里芋は皮を厚めにむいてすりおろし、しょうがおろしと小麦粉を加えて、
耳たぶより少しやわらかいくらいのかたさになるように
箸でかき混ぜ、ねばりを出します。
(かたさのイメージとしてはマーガリンくらい)
お手当て法
木綿の布(我が家ではさらし)に1センチ厚さにのばして、
患部に当て、動かないように包帯などで固定します。
ワンポイント
4時間たったらシップをはがす。
急性症状の場合は1日4回行うと効果的。
*里芋シップは、自然治癒力を高めてくれるものですが、
医療行為ではありません。
心配な症状のときは医療機関を受診してください。
この里芋シップ、
特に何もないところでは、
シップは乾燥しますが、
身体の悪いところに貼ると、
どろっとしてしまうんですよ。
カラダに溜まった毒素が引き出されているのでしょう。
里芋が手に入らない季節、
緊急でお手当てしたいときには、
便利な「里芋粉」がありますよ~!!
自然食品店で販売しています。
里芋粉 200g
649円
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我が家では、
薬箱には里芋粉を常備しています。
緊急で使いたいとき、里芋がない季節に便利!
水を加えて、混ぜるだけで「里芋シップ」が手軽に作れます。
自然療法で自然治癒力を高める!
食べ物のパワーを最大限に使って、
治癒力を高めるには、
いつも以上に、食事が大切!
我が家では、
お手当てをする際には、
まずは食事の量を減らす、
その中でも
糖分を減らす(できればやめる)、
そしてとにかくよく噛んで食べるようにしています。
消化に要するエネルギーを減らすことで、
身体の機能が休まり、自然治癒力が十分働くようになるんですよ。
茨城県土浦市・つくば市
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小川原智子(おがわらともこ)