咳コンコン、喉のイガイガに「れんこん湯」
寒さが深まるこの季節、
空気の乾燥や冷えから、
咳が出たり喉がイガイガしたりしませんか?
空気が乾燥すると、
喉の粘膜も乾いてしまうので、
ちょっとした刺激にも反応して、
咳が出やすくなります。
咳が出る、喉がイガイガする、
そんなとき、薬の前に思い出してほしい
昔ながらの「台所のお手当」があります。
それは、
れんこんを使った、「れんこん湯(れんこんとう)」。
特別な材料は使わず、
忙しい日常の中でも
自分をいたわる時間を作れるレシピです
れんこんは、
昔から咳止めの民間療法と使われてきた食材です。
れんこんを皮つきのまますりおろして、
咳止めになる「れんこん湯(とう)」を作ります。
台所にある身近な食材で、
体も心もほっとする一杯。
🥣 どうしてれんこん湯がいいの?
れんこんは、
喉を潤し、冷えた体を温めるのにぴったりの食材。
「台所は家庭の薬局」という言葉がありますが、
昔から風邪の初期症状や
喉の違和感にれんこんが使われてきました。
れんこんは、
昔から喉の特効薬といわれています。
喉の特効薬???
はい。
特効薬というのも、
ちゃんと理由があるんですよ。
中医学の考え方に
「類似の法則」
~その臓器と同じ形の食べ物を食べると、
その臓器の働きを高めることができるという考え方~があり、
気管支と類似する食べ物が、
中に空気穴のある「れんこん」というわけ。
「れんこん」って、
泥の中で、
酸素を吸って、
二酸化酸素を吐き出すという呼吸をしていることから、
呼吸器のトラブルに威力を発揮するといわれています。
特に、
薬効成分を組み合わせた「れんこん湯」は、
風邪の咳、喉の痛み、ぜんそく、気管支炎など
呼吸器系の疾患に効果があると温服されてきました。
🍲 れんこん湯のつくり方(体にやさしいお手当レシピ)
材料(1杯分)
• 皮つきのれんこん 大さじ3
• 生姜汁 少々(2,3滴)
• 自然塩 ひとつまみ
• 水 カップ½カップ
つくり方
1. れんこんをすりおろす。
2. 鍋に水を入れて火にかけ、れんこんと生姜を加えます。
3. 沸騰する直前で火を止め、塩をひとつまみ入れます。
4. 温かいうちにゆっくり味わってください。
*節付きのれんこんが手に入るなら
身よりも締まった節を使うと
より効果が高まるといわれています。
れんこんの素朴な甘みと、
生姜のぴりっとしたアクセントが、
冷えや喉の不快感にじんわりと寄り添ってくれますよ。
🍲 さらに咳のタイプに合わせた「れんこん湯」
一般的にれんこん湯というと、
生のれんこんをすりおろした
「れんこん湯」を作りますが、
咳は咳でも
どんな咳をしているか陰陽で判断して、
体質に合った「れんこん湯」を作ることができます。
/
あなたは・・・
◇コホコホ乾いた咳ですか。
◇ウェットに湿った咳ですか。
\
乾いた咳は、より陽性の咳。
生のれんこん(乾燥より陰性)を使った「れんこん湯」を作ります。
(上記レシピ参照)
湿った咳は、より陰性の咳。
れんこん粉末(生のれんこんより陽性)を使った「れんこん湯」を作ります。
◇れんこん粉末コーレンを使った【れんこん湯】
湿ったせき、たん、のどの痛み、気管支炎、ぜんそくに
【作り方】
れんこん粉末をティースプーン1杯ほど(5g)お湯に溶かして、温服します。
風邪の症状が出ているときは、食前に1日3回飲むと効果的です。
▽れんこん粉末(コーレン)はこちら▽
◇産地ならではの丸ごとれんこん
イエローハーモニーサロンのある
茨城県土浦市は、日本一のれんこんの産地。
れんこんを使うときには、よく畑まで買いに行っています。
貴重な節付きのれんこんが手に入ります。
れんこんの旬は秋~冬。
「れんこん」が手に入らない時期には、
粉末状のれんこんパウダーもあります。
れんこんが手に入らない時期(夏頃)には、
市販されているれんこん本葛あめなど活用しています。
スプーンですくって、
なめる「れんこん本葛あめ」です。
↓↓↓
こちらはお湯で溶いて飲む「蓮根葛湯」
↓↓↓
こちらはキャンディータイプの飴。
↓↓↓
◇冷えや乾燥が気になる季節の過ごし方
冬の空気はとても乾燥しやすく、喉の粘膜も乾きがちに。
咳や喉の痛みは、体のサインです。
無理せず、まずはやさしいおうちお手当を。
そして何より、体を温かくして、
休息をしっかりとることが大切です。
◇食べることは生きること
教室でも日頃からお伝えしている
からだを温める食事は、
元気な毎日の基本です♪
お手当の効果も高くなります。
体の不調が出たときには、
自分を愛しみ、大切にしてくださいね。
寒い季節の朝や夜、
忙しい毎日の合間に、ゆっくり一杯。
「れんこん湯」は、
体を温め、心をも癒してくれます。
◇食卓から、からだを整えるということ
れんこん湯は、
特別な材料も道具も、
難しい知識もいりません。
身近な食べ物で
日常的にできるところが
お手当のよいところ。
教室では、
れんこん湯のような昔ながらのお手当をはじめ、
・冷えやすい体を内側から温める食事
・季節に寄り添った発酵料理
・ 家庭で無理なく続けられる“食養生”
ーを、実際に五感で体験していただきながら伝えしています。
「食べものの大切さはわかっていても、
何をどうしてよいかわからない」
「体の内側から整える食事を知りたい」
「忙しい中でも続けられる食事について学びたい」
そんな方は、ぜひ一度、教室にいらしてくださいね。
あたたかな食卓を作って、
お会いできるのを楽しみにしています。
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咳の原因はさまざまで、「たかが咳」とあなどれないこともあるようです。
咳が長引くようなときは、病院の呼吸器科で診てもらうことおすめします。
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