この記事では、毎日の暮らしの中で、手軽なアロマテラピーの取り入れ方をご紹介します。
初めての方でも手軽に、安心して使えることを目的に、丁寧にお伝えしていきますね。
心や体が楽になったり、何となく気持ち前向きになったり、シャキッとリフレッシュ。
お掃除など家事での実用的な使い方もあります。
初めての方は最初の項目の【原則ポイント】から読み進めてください。
既に基本知識を知っている方は、【アロマライフのアイディア】からでもOKです。
私の話を少しすると、10年前にアロマテラピー検定1級を取得してから、目的に応じた精油を使い、望む感情と効果を得るために役立ててきました。
例えば油汚れが落ちやすくなる、または菌に効果のある精油を薄めた水や洗剤でお掃除する。
実用的なのはもちろん、お掃除中の気分もあがり一石二鳥!
そして先日から、より心身にアプローチするメディカルアロマテラピーの勉強を始めました。
今現在、慢性症状が出ているので、薬理効果や体の仕組みを理解した上で使い、症状の緩和に役立てたいと思ったからです。

より詳しい成分の見方を学んだので、【アロマライフのアイディア】では、初めての方でも使いやすい精油3種を選んで、具体的な精油の使い方と役立て方をご紹介しています。
ちなみに精油3種を選んだのは次の3つの理由から。
・大きな禁忌項目がほぼない精油
・効果や汎用性が幅広い
・精油の価格が手ごろ
精油の中には配慮すべき点(使えない対象など)が多かったり、効果が限定的だったり、とても高価なものもあります。
こういう精油は、そもそも手が出しにくい。
購入しても使える場面が少ないですよね。
(私も使ったことのない精油は沢山あります)
真逆の精油であれば、買いやすいし、色んな場面で使えます。
そうなるとアロマテラピーが自然と日常に溶け込みやすくなる♪

前置きが長くなりましたが、アロマテラピーで使う精油について。
アロマテラピーでは植物の成分を抽出した「精油」や「エッセンシャルオイル」と表記される100%天然成分のアロマオイルを使います。
(インテリアショップや100均などで販売されているフレグランス用とは全くの別モノです)
精油は1滴に成分が凝縮していて超高濃度。
どんなものでも、濃度が薄ければ良くも悪くも影響が小さく、濃くなると少量でも影響が大きいですよね。
またどんなに良くても、大量、強烈だと毒にもなる。
という訳で、「精油は成分が凝縮されている」
つまり、使い方を誤ると弊害もある、
と知っておくことがとても大切だと思ってます。

【原則ポイント】
・原液を直接肌につけない
肌に使う時は、精油は水やオイルなどで薄める
(ティッシュなどに精油を垂らす芳香浴は可)
・原液を飲まない
(一部、例外的に摂取できるメーカー有り)
・妊娠中、ご高齢者、既往歴により使えない精油がある
(該当する方は、調べてから使う)
・3歳未満の乳幼児は芳香浴のみ
(3歳以上で芳香浴以外 大人の使用量の10%から様子を見て使い、最大でも50%とする)
・精油は立てて冷暗所で保管する
(高温多湿を嫌い、可燃性なので火の傍にも置かない)
・劣化した精油は肌には使わない
(開封後1年以内に使いきる。柑橘は半年)
・同じ精油を長期間、大量に使わない
*動物が分解できない精油成分もあります。
ペットを飼っている方は接触しないシチュエーションで利用したり、調べてから使いましょう。
*精油によっては使えない人や禁忌項目(タブー)があり、ネットや本で調べられます。

私が長年使っているアロマセラピーの本。
今でも馴染みない精油を使う時は、禁忌事項など調べてから、精油を購入します。
*敏感な方や刺激の強めの精油を使う際は、二の腕の内側に薄めに希釈した精油を塗布して、影響がないか確認してから使うと良いでしょう。→パッチテスト
(濃度はラベンダーの項目の♦精油の濃度♦の顔用よりも、もっと薄めたものを肌に付けて反応をチェック)
【アロマライフのアイディア】
おススメの精油3種と効果
・ラベンダー
・スイートオレンジ
・ティートリー

ラベンダー
神経バランス調整、鎮静、抗不安、リラックス、抗菌、抗真菌、抗ウイルス、鎮痛、血圧降下
感染症の予防と緩和、日焼け後の肌や傷の治り、消臭、体臭予防
①ピローミスト
枕にスプレーして安眠を促す目的で沢山販売されています。
手作りだと好きな香りや期待する効果で作れるし、何よりもお安いです!
水分(水or精製水)30ml
*保存性を高めたければ水分27ml、無水エタノール3ml
精油3滴(ラベンダー+オレンジを計3滴でも可)
スプレーボトルに水分を入れ、精油を入れる。
使う時は振ってからスプレーする。
(色のついた遮光瓶だと変質しづらい)
*個人的には顔など肌に触れるものは、精製水を使ってます。
*無水エタノールについて(後述もあり)
薬局で購入可能で、アルコールなので保存容器はアルコール可能なものを選ぶと良い。
無水エタノールと精油を混ぜ、その後、水分と合わせる。

②軽い日焼けや火照った肌に湿布
桶に水を張り精油を数滴たらす。
水にタオルを浸し、絞ったタオルを患部に当てる。
(ティートリーを加えても良い)
③虫刺され、日焼け後の肌に
植物油と混ぜて肌に塗る(塗布)
♦精油の濃度♦ (精油1滴0.05ml)
・体は1~2%の濃度
・顔は0.5%
*1%→植物油など5ml(小さじ1)に対して精油1滴
0.5%は植物油など10mlに対して精油1滴
植物油

写真は無印良品のホホバオイル、スイートアーモンドオイル
光に当たらない場所に保管する。
精油を入れたオイルは日付と内容をラベルに記載して早めに使い切る。(私は少量ずつ作ってます)

スイートオレンジ
鎮静、リフレッシュ、リラックス、血流アップ、抗菌、抗ウイルス、抗炎症、ニキビ跡や老化肌に良い、オレンジの香りは元気が出る、光毒性なし
①お風呂に1~5滴入れる
緊張感やストレスを感じる時に湯舟にオレンジの精油を入れると、心身に様々な効果が期待できます。
リラックス効果からポジティブな感情へ。
また抗菌、抗ウイルス、血流アップも期待でき、特に気持ちが沈んだ冬場の入浴に、いかがでしょうか?
*手浴や足浴なら桶にお湯を張り、1~3滴たらす

桶にお湯を張り、足や手をつける。
②キッチンの汚れとりに
油汚れに強い成分リモネンが含まれているので、キッチン掃除にピッタリ。
スプレーボトルに水200mlに入れて、3~4滴。
無香料の洗剤に入れてもOK。
柑橘類の光毒性について

肌についた状態で紫外線に当たると、シミなど皮膚にダメージがあるのが光毒性で、柑橘類には光毒性のある精油がある。
(グレープフルーツ、レモンなど)
スイートオレンジは光毒性がない。
(ダークオレンジは光毒性あり)
光毒性のある精油を肌に使う場合は、使用後12時間は、直接紫外線が当たらないようにする。

ティートリー
強壮、覚醒、リフレッシュ、抗菌、抗真菌、抗ウイルス、抗炎症、防虫作用、花粉症予防
①デオドラントスプレー
精製水15ml、無水エタノール5ml、ティートリー4滴
(ラベンダーとブレンドする時は各2滴でもOK)
小さいスプレーボトルに入れて持ち歩くと、夏場もスッキリ。
②花粉症の季節
桶に熱湯を入れ、精油をたらし蒸気を吸入。
顔を下に向け桶から立ち上る蒸気(精油の成分)を吸入。
(蒸気を逃さないよう、桶と頭からバスタオルを被るとより効果的)
*簡易的に熱湯を入れたマグカップに精油をたらしてもOK
③排水口に原液を1~2滴たらす
スッキリした香りと共に、菌や真菌(カビ)防止にも
④生ゴミなどの消臭スプレー
スプレーボトルに水と精油を入れ、生ゴミ入れなど匂いの気になる場所に吹きかける
(網戸に吹きかけると虫よけ効果)
【おまけ】
実はおススメの精油として、当初紹介したかった別の精油があります。
それはぺパーミント。
(薬局で販売しているハッカ油も似たような効果)

多くの方に好まれる香りだし、効果や汎用性も高い。
もちろん、値段も手ごろ。
でも妊婦さんは控えた方が無難だったり、少し刺激が強い精油なので、敏感な方には注意が必要です。
ちなみに私は多方面で敏感ですが、ペパーミントに関してはあまり影響なく使っています。
(つまり人によって、反応や影響は違うのです…)
という訳で、上記の気になる点がなければ、精油のバリエーションとしてペパーミントもおススメです。
敏感肌の方は、お風呂に入れるなど肌に触れる使い方では、植物油や無水エタノールと精油を混ぜると安心です。
精油は油なので、精油と水は分離しやすいのです。
何と言っても「水と油」ですから。
分離した油(特に刺激の強い精油)が肌につくと、直接肌に付けた状態にもなり得るので。
小さじ1位の無水エタノールまたはオイルと精油を混ぜたものを、浴槽に入れると良いでしょう。
または精油の量を減らしても良いですよ。

いかがですか?
文字にすると言葉数が増えてしまいましたが、ポイントや注意点を押さえれば、同じ要領で精油やシチュエーションを変えて無限大に使えます。
そして濃度を守れば、複数の精油をブレンドしてあなたオリジナルのレシピで楽しむこともできます。
私自身、メリットは記憶に残り、デメリットや注意点は余程意識しないと、スッカリ抜け落ちます…。汗
自戒の念を込めて、時々、今回の内容の注意点を振り返りながら、アロマテラピーと仲良くしてみてください。
そうすることで、安全に、効果的にアロマライフを楽しむことができますので♡

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