東山魁夷館 導きで画伯の思いに触れる | ライフクリエイティビスト あまねまりこ QOLのエッセンス

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風景やインスピレーションに導かれ、

旅先で色んなシンクロや奇跡のような

体験をした話です。

 

場所は長野の善光寺とその周辺。

 

最近気になっていた画家がいて、

車窓からその画家の描いた世界に

迷い込んだ錯覚が。

 

無計画な旅で、

その日の行き先を何とはなしに

考えていた旅の朝、

「今日は長野の善光寺に行きます」

そんな会話が聞こえ、

私もそのアイディアに便乗。

すると、そこに奇跡があった。

 

そんなちょっと不思議な、

空想のような旅でした。

 

 

ことの始まりは、

6月中旬に訪れた旭川近郊で運転中、

青い山々と空に向かって車を走らせた時、

「まるで東山魁夷の絵画の世界だ・・・」

そんなことを思い、車を走らせていた。

 

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その2週間後くらいに

松本から長野に向かう電車の車窓から

同じことを感じた。

「そう言えば、ついこの前も

北海道で同じことを感じたな~」

 

読書の途中、ふと顔をあげた時に

飛び込んだ景色を見て、そう思った。

 

長野駅に到着したものの、

善光寺以外、何も予定がない。

こういう時は、観光案内所が強い味方だ。

 

アイスティーを飲みながら

地図を広げて、

行き先をザックリ見定める。

 

善光寺以外、あと1つや2つ、

どこか見れたらラッキー♪

そんな軽いノリで。

 

すると

「長野県立美術館 東山魁夷館」の文字発見。

「おお、そう来たか!?

もうこれは行くしかないでしょ!!」

こうして、この日の予定が決まった。

 

 

善光寺の参拝と昼食を済ませ、

喜び勇み、東山魁夷館へ。

 

最初の感想は、

なんて美しい環境。

そして美しい建築。

 

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シンプルで洗練されているのは

外観のみならず。

 

削ぎ落された美の空間が心地良い。

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本館に続く渡り廊下

 

 

 

鑑賞中はバケツをひっくり返したような大雨。

屋内から勢いの良い雨の景色を眺めるのは、

なかなか風情があるものだが、

屋外に居る時に出くわしたら

たまったものではない。

 

大雨の時間帯が

美術鑑賞であったことに感謝。

 

 

東山魁夷と言えば、青の絵画が印象深いけれど、

ドイツ留学やヨーロッパでのスケッチの作品も

多く残っている。

(なんとなくは知っていたけれど、

まじまじと観たのは初めて)

 

東山魁夷は旅する画家とも言われ、

海外でのスケッチ旅行の作品も堪能。

画風の変遷も楽しめた。

 

 

ヨーロッパの外壁はレンガなどが多いから

青や緑と言った東山魁夷らしい色合いの

反対色であるオレンジや茶系が多い。

 

印象的だったのは、

自分自身の作風を決めるため、

(あるいは知るため)

自分とは異なる質のものを

試したかった

というような説明があった。

 

なるほど!と思った。

あえて自分とは異なるものに触れると、

そのコントラストで

自分らしさが浮き彫りになるのか、

納得!という感じだった。

 

また展示の説明や動画では

東山魁夷の人となりを感じられた。

 

・絵を描くことは祈り。

・自然と語らいながら描く

・モーツァルトが好き

・白い馬は魁夷の化身etc

 

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東山魁夷は単に技術的に

優れた画家ではなく、

哲学者、あるいは思想家だろか?

 

神がかっている気さえして、

ある意味、神職に近しいのではないか!?

そんな気さえした。

 

 

ゆっくり東山魁夷画伯の絵を堪能していると

雨も小雨になってきた

 

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遠くに目をやると山々に霧が立ち込めていた。

 

 

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まるでこの絵みたい。

 

展示によると川端康成と親交があったようで、

「京を描くのならば今のうち」

との言葉で京都も描いているが、

その絵画を巡る京の旅も

いつかしたいものだ。

 

まったく個人的な話だけれど、

東山魁夷は千葉県にとても縁があり、

同郷なのがとても嬉しい。

 

市川に住んでいたことがあったり、

マザー牧場のある鹿野山の風景を描き、

風景画を描くと決めたらしい。

 

住む土地が同じ、

という共通点も見つけ

満たされた気持ちで美術館を出ると、

ミストのような気持ち良いやさしい雨。

まわりの風景は霧がかって

どことなく夢想的な感じ。

 

ああ、私は今、

絵画のような空気感に包まれている

そんなことを思った。

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一日を振り返りながら、帰りの電車。

車窓の景色は

やっぱり霧がかり、

絵画の世界が広がっていた。

 

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改めて思う。

旅は直感を磨く、良きチャンスだと。

別に何も起こらなかったとしても、

危険な目に遭う訳でもないし、

大損をする訳でもない。

 

何もなかったとしても、

何かしら良き時間にすることはできるもの。

ちょっとした休憩所があれば、

音楽・本・ノートなどを持ち出してみる。

 

いつもとは違う環境というだけで、

感じ方が違ったりする。

そのちょっとした違いが、

何かしらのインスピレーションに

繋がったりするものだから。

 

 

そして長野県立美術館は建築的にも

ともて素晴らしいものがある。

デザインだけでなく

様々な工夫がなされていて、

建築好きの方にもおススメ!

 

長野県立美術館の建築については

また別記事でご紹介する予定です。

 

★★★★★★★★★★★★

 

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