初夏の尾瀬で生命力をチャージ | ライフクリエイティビスト あまねまりこ QOLのエッセンス

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尾瀬認定ガイドさんの案内で

初めて尾瀬のハイキングへ。

 

ハイキングや初心者でも可能な登山は

数える位しかない私。

興味はあるけれど重い腰が上がらない時は、

ハードルをグッと下げるため、

ツアーや〇〇体験などを利用したりする。

今回の尾瀬もまさに、そう。

 

この記事では、尾瀬の様子と共に

尾瀬に行ってみたい方への

ちょっとしたガイド的な内容も

記しておきます。

(初めての方にとって

事前知識として知っていたら

心強いと感じたことを中心に)

 

 

尾瀬は福島・新潟・群馬・栃木に

またがった国立公園全域で

一般的には尾瀬ヶ原の湿原と尾瀬沼周辺。

 

今回私が行ったのは、

尾瀬認定ガイドさん同行のツアーで、

鳩待峠(はとまちとおげ)から

山小屋などもある

山ノ鼻(やまのはな)を通り、

牛首分岐(うしくびぶんき)で

元来た道を折り返す

約4時間位の10.3㎞のコース。

 

入山時には植物の種を持ち込まないように

靴裏の汚れをマットで落としてから

スタート。

 

入山して早々、緩急ある石段の下り。

元来た場所に戻るコースなので、

帰りのゴールは上り坂と言う訳である。

ガイドさんからも

「ここを昇ってくる余力を残すように」と

道中、何度となくアナンスがある。

 

入山してしばらくは、

木漏れ日をおぼろげに感じながら

石の階段を下る。

正直な話、景色を楽しむ余裕はない。

もちろん、写真を撮る余裕もない…汗

 

気を許すと足を踏み外したり、

時折、ガタつく石もあり、

下を見ながら前に進むのに集中。

 

最初の難所である石段が終わると

心の余裕も出て来て、

周りの景色が楽しめて来るもの。

カッコウや小川のせせらぎが

聞こえて耳でも楽しい。

 

「おお、段々楽しくなって来た♪」

そんな軽やかな気分で、

所々下り坂もありながら進んでいく。

滑りやすい場所にはちゃんと

ゴム製の滑り止めが取り付けられていて

至れり尽くせり。

 

「そう言えば水芭蕉はまだ咲いている?」

と思った頃、

私の想像の3倍位のサイズの

水芭蕉がチラホラ見えて来た。

「えっ、水芭蕉ってこんなに大きいの?

それだけ生命力が凄いということ!?」

とちょっとしたカルチャーショック。

 

 

それにしても木製の道で

整備されているとは、

本当にありがたい。

部分的に木材が傷んでいる場所は

赤いテープが結んであり、

用心して進むことが出来る。

 

この手間と心遣いがあって、

初心者でもそんなに気負わず

楽しむことができるのだろう。

 

ちなみに木道は2本あって、

右側通行になっている。

(追い抜く場合は、左側を早歩きで

追い越していく感じ。)

ガイドさんの話によると、

尾瀬には1年に0.1㎝しか

育たない植物もあるとのこと。

だから木道の上を歩く。

うっかり木道から外れ、

湿地や地面に足を付けると、

貴重な生育をムダにしかねない。

木道を整備してくれている有難さに加え、

貴重な生態を壊してはならぬと

一層、気が引き締まった。

 

木道には設置された年が刻まれていて、

スッカリ朽ちてしまった場所もあった。

(恐らく近年中に交換されるのだろう)

 

木道の材料となる木材はヘリコプターで

運ばれるとのこと。

仲間のガイドさんも、

木道づくりを手伝うこともあるのだとか。

(確かに、これほど心強い

働き手はいなそうだわ)


 

時折、巨大な水芭蕉や

可愛らしい花々を楽しみながら、

段々と平坦な木道になって来た。

目にする水芭蕉も小ぶりになり、

イメージした通りの

水芭蕉の風景が広がる。

ここはテンマ湿原というらしい。

 

「そうそう、この水芭蕉が

尾瀬のイメージだよね!」

そう心の中でつぶやきながら

顔がにやけているに違いない。

その位、気分が良い。

 

水芭蕉の季節が終わると、

ニッコウキスゲ・コオニユリに

秋はカエデなどの黄色に色づく

木々も楽しめるとのこと。

 

想像しただけで、

うっとりしてしまう。

つい最近、ディズニーシーで

新しいスポットが出来たというけれど、

やっぱり私は、

テーマパークよりも

刻々と姿を変える自然の方が好きだわ…

と改めて感じていた。

 

 

道中には鐘がある。

鐘を見ると鳴らしたくなるのは

人の性なのか?私ももちろん、鐘をつく。

 

やがて、山小屋が見えてくる。

ここ山ノ鼻では

宿泊や軽食を頂ける山小屋の他、

キレイに整備された水洗トイレもある。

100円程度のチップ制で、

ペイペイも使える。

 

日ごろ、トイレは無料で

使えるのが当たり前だけど、

車の入ってこれないであろう

ロケーションでいつもと同じように

水洗トイレが使える

ありがたさはお値段以上。

 

とにかく尾瀬に関わる人達の

ご尽力に感謝。

 

山ノ鼻の先には、美しい山々と

湿原が広がる。

この景色は私がイメージしていた

「ザ・尾瀬」そのもの。

 

清らかな川が流れ、

湿原(?)には水芭蕉の他に

普段見慣れない可愛い花が

目に楽しい。

 

遠くに目をやれば

白樺林となった爽やかな一帯に

清々しい気持ちになる。

 

 

さて、お腹も空いて来た。

こういう時に食べる

おにぎりの美味しいこと。

小学校の遠足の時にも

同じことを感じたっけ。

 

おにぎりはいつだって、

エネルギーを消費した時の

最強フードだ!

牛首分岐の木のベンチに座り、

ツアーで用意してくれた

おにぎり弁当を平らげる。

 

雲一つない晴天では、日陰がなく相当、暑いらしい。

だから、くもりで時おり日が差す程度の

お天気は最高だったとガイドさんは言う。

 

腹ごしらえを終え、

山ノ鼻辺りに戻ると

気温は20度位で、

半袖に風通しの良いガーゼの

シャツでは若干肌さむい。

 

アームカバーを付けて

ちょうど良い感じ。

(個人的にアームカバーは

日焼け防止の他、肌寒い時の

お助けアイテムとして重宝)

 

帰りの石段も思ったほど、

キツくは感じることなく、

無事ゴールにたどり着く。

 

尾瀬のガイドさんにも

ツアコンさんにも

「ラストが一番大変だ」と

何度となく言われていたけれど、

意外と平気だった。

 

これはガイドさんの作戦なのだろうか?笑

もし最初に、

「最後は石段を上ってくるけれど、

意外と平気だよ」と言われていたら、

きっと油断して

「えっ、結構きついんですけど」

という感想だったかもしれないから。

 

もし途中で疲れた、シンドイ…と思っても、

途中にはベンチも色んな所に用意されているし、

いざとなれば、その場で引き返せば良い。

だからあまり構えなくて良い気がする。

 

いずれにしろ、心地良く、

思ったよりも楽チンで進めたのは、

天気に恵まれ、雨に降られなかったからだろう。

 

ちなみに私の装いは、

履き慣れたスニーカーだったけれど、

雨が降って足元が濡れていたら、

きっと怖かったと思う。

鳩待峠近辺の石段は凹凸の少ない

大きな石もあって、

加えて少し傾斜もしている。

これが濡れていたら滑りそう。

想像しただけで気が引き締まり、

風景を楽しむ余裕がなかったのだ。

(建築でも目地を多めに入れて

滑りにくくすることがある。

平滑な素材を大きな面積で使うと

滑りやすいということ)

 

初心者だと無知ゆえの

怖いモノ知らずで

気軽にスニーカーを履いたけれど、

次回訪れる時は、登山靴かそれに準じた

靴にしようと思った。

 

また同じツアーで、靴底が

パカパカ剥がれてしまった方がいらした。

ガイドさんによると「あるある」で

決して珍しくないらしい。

ガイドさんの持っていた

テーピングでグルグル巻きに

応急処置され、事なきを得る。

 

一見、キレイで遜色ない靴も

古いと靴底が劣化して

剥がれることがあるみたい。

 

そう言えば、私も

数年前に買ったままの

登山靴があったな…

一度位は履くために、

季節を変えてまた尾瀬に来ようかな。

(もちろん、事前に履いて

チェックするのを忘れてはならないが)

秋も美しい景色が広がるようだから。

 

 

山小屋に泊まって、

星空や蛍を眺めるのも良さそうだし、

朝の早い時間帯には、

条件が良ければ白い虹も見えるらしい。

 

そんなことを聞けば益々心惹かれる。

 

初心者でハードルが高く感じる方は、

ガイドさん付のツアーだと

安心して満喫できて

ハードルはグッと下がるはず~。

 

今回の尾瀬ハイキングで、

新たな扉を開けられた気がした。

いや~、豊かな人生って、

こんな風に自然や新しい体験を通して

広げていくものなのかも♡

 

【尾瀬情報】

バスタ新宿から尾瀬のバスがあるようだ

(練馬駅・川越駅経由)

 

 

詳細は関越交通のサイト

 

【関連記事】

自然は無償の愛と贈り物~尾瀬のハイキングで感じたこと~

 

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