【全員合格?】公立定員割れの注意点 | ガクシンのブログ~札幌市西区の学習塾

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🏫北海道全体は11年連続定員割れです

昨日、公立高校の中間倍率発表がありました。

 

 

北海道は11年連続で募集人員を下回っています。札幌市や石狩学区ではそうでもないですが、それ以外の地区は大半の高校が定員割れを起こしています。最小クラス(=40人募集)の高校も多く、少子化を感じています。

さて道立高校ですが、定員割れは「原則」全員合格となるそうです。「原則」なので、たまに色々ニュースになることがあります。

 

ただし定員割れだからといって安心しすぎてはいけません。次のパターンが考えられます。

 

⚠️定員割れでも合格にならないケース①

当然ですが、当日入試に行かなった場合(欠席)は不合格になります。

ただこれは決してサボったわけなく、事前に私立高校に合格した生徒が公立を辞退するというケースがありまして、近年増えていたりもします。

定員割れの高校でも合格発表のときに番号が無いのは、まずこの場合が考えられます。

 

実は東西南北でも辞退者はいます。札幌光星、札幌第一、札幌日大などのA特待をもらったなど、合格発表後に辞退する生徒もそれなりにいまして、

東西南北でも追加合格の可能性はあると思ってください。

というか結構います…なぜなら当塾でも2年に1人は公立トップ高校から追加合格の生徒がいるからです。当塾でもそのくらいの割合なので、世の中結構いると思いますよ。

 

 

⚠️定員割れでも合格にならないケース②

推薦入試の定員割れは、どうやら全員合格ではなさそうです。

昨年データだと、札幌西陵は7人出願→内定は3人。

札幌工業は全学科で94人出願→内定は60人。

結構不合格がいるのです。

 

推薦入試は面接がメインになるところが多いですが、試験官からの質問に真面目に答えられなかったり、黙ってしまったり(ここは重要)した場合などは通らないです。

推薦入試で不合格となった場合も、一般再出願ができますから、1回目では全員合格にはしないのでしょう。ちなみに推薦入試を欠席すると一般再出願は出来ないのでご注意ください。

 

当塾エリアだと札幌手稲、札幌西陵などは推薦で定員割れしています。ですが昨年の西陵のように合格は半分以下ということも考えられます。

気を緩めること無く準備を大切にしましょう。

 

 

⚠️定員割れでも合格にならないケース③

旭丘や国際情報、工業商業系高校は普通科と数理DS科など複数の学科を持っていて、

出願の際に「第二志望」「第三志望」を書くことができます。

第一志望が不合格でも、得点が高ければ第二志望に入れる場合があるということです。

 

今回注目したいのは旭丘の数理DS科と国際情報の理数工学科です。

どちらも初回で定員割れを起こしています。再出願で定員は超えるかと思いますが、同じ高校の別の学科に比べると入りやすいイメージを持たれそうです。

ですが第一志望だからといって優先的に合格するとは限りません。

旭丘の場合、おそらく普通科のほうが数理DS科よりボーダーが高くなると思います。

数理DSに合格するには、「普通科不合格の得点よりも上回ること」が条件です。

第一志望がDSでも、第二志望の生徒より得点が低かったら落ちてしまいます。
去年の合格発表では、普通科→数理DSのスライド合格がかなりいました。

結局は得点順だと思ってください。

 

これは札幌啓成の理数科→普通科でも考えられます。理数科で不合格だとしても普通科の受験生よりも得点が高かったらスライド合格します。

もちろん第二志望に学科を書くことが条件です。ご注意ください🙇

 

というわけで、昨日の倍率発表で自分の「立ち位置」がハッキリしたと思います。

やるしかないですね。がんばりましょう!

 

今回は以上です。

 

昨日は夜中から1時過ぎまでネットで見てました。経営陣の体力がスゴイと思いました。

 

ちょっと朝青龍に顔似てきてませんか?

 

あとこれだけ書かせて。

 

僕が豊昇龍のことをブログで最初に書いたのは2021年7月です。