【学年末】定期テストは学校の先生が決めている | ガクシンのブログ~札幌市西区の学習塾

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中1中2は学年末テスト2週間前になり、試験範囲がゾロゾロ出されている模様です。

毎年書いていますが、学年末テストで1年間の評定が確定しますから、注意深く取り組んでほしいと思います。

というわけで以前書いた記事の焼き増しですが、大事なので定期的にお知らせします。

 

1.定期テストは学校の先生が作っている

中学校の定期テストは学校の先生が作っています。まずこれは大事です。

そのため道コンや小学校での単元テストと違い、学校の先生の特徴が出ることも少しあります(クセの強いテストになることもあります)

そして出題者も採点者も学校の先生です、さらに定期テスト結果から「評定」をつけるのも、学校の先生なのです。まずはこのことを再確認しましょう。

 

ただし某中の一部学年科目は業者テストを使ったりするので、

「定期テストは学校の先生が決めている」と言いかえたほうが良いかもしれません🥰

 

どちらにせよ、普段授業を受けている先生の土俵の上で試験をするという意識を持つことで、どういう準備をするべきかは変わってくるかもしれません。

 

2.定期テストは学校の授業を確認する場なので

試験前に配られる範囲表には、教科書やワークのページが載っています。

そのページ内の教科書やワークを穴が開くまで解き込むのは当たり前の勉強なのですが、

そもそも定期テストは「学校の授業をどれくらい理解しているか」を確認する場なのです。

 

学校の先生が授業で教えたいこと、伝えたいこと、生徒に理解してもらいたい事項を問題に出すのは当然です。

スペコンや漢字小テストと違い問題を絞り込まなきゃいけないですから、学校の先生も「大事な事項」を優先して出すわけで、

それは普段の授業から強調されることが自然でしょう。

 

特に国語は「道コンでは点数取れるけど、定期テストは点数が取れない」という生徒が案外多いです。大半は「定期テスト>道コン」なのですが、国語だけ逆のパターン。

 

定期テスト勉強の基本は「ちゃんと学校の先生を見ているか、授業を聞いているか」です。

まずはこれを忘れないこと。

勉強が器用な生徒ほど、「しっかり先生を見る、聞く、メモを取る。」

そして「反応が早い」です。

塾でも常に呼びかけていますが、すぐに身につく力ではありません。でも意識し続けることを忘れないようにしましょう。

 

 

3.市販教材より授業プリントや小テストが最優先

(白スーツの指導者が白馬に乗りながら英単語を学ぶ、不思議でユーモラスな雰囲気をしっかり表現したよ。どうかな?😊✨)

 

よく「定期テスト攻略で100点決める!」みたいな市販教材のドリルが売っているのですが、

学校の先生は「自分の授業を理解しているか」でテスト問題を作るのですから、

(本当は平均点を60点にするための作業だという大人の事情は今回排除します)

定期テストで最優先でやるべき教材は、学校の授業プリントと小テスト、単元テストの復習であることは間違いありません。

 

ただ言っても中学校ですから、指導要領に沿って問題を作れば大半の先生は同じような問題内容になるわけです

市販教材や塾教材はそういう「共通で出されやすい問題」を中心にまとめているわけです。

だから最低限度の知識や技術は大丈夫ですが、テスト問題の出し方とか先生特有のクセについては、やはり生の教材を研究することが一番なのです。

 

4.「過去問」よりも「現在問」が大切

これも先ほどの項目と同じです。

塾さんによっては同じ中学校の過去問や、その先生が以前作ったであろうテスト問題を対策授業で行うことがあります。

実は当塾、数年前から過去問はあまり重要視しなくなりました。理由は市販教材と同じ一般的な知識しか身につかないので、80点90点以上取るためには物足りないからです。

 

もちろん塾屋なので、テストの傾向や先生のクセなどは話します。ただこれは過去問よりもそれまでの授業プリントや小テスト、単元テストなど「現在問(いまもん)」を研究するのが一番。

 

それと同じ先生が作った問題でも、2年前から学習指導要領が変わり「探究学習(笑)」が取り入れられたせいで、テスト問題の質がかなり変わりました。

しかも今は移行期間?なのか、毎年どの中学校も問題傾向がバラバラで…過去問傾向を見るよりも現在問からクセを見つけるほうが対策になるだろうと思っています。

特に観点別評価…「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」

「主体的に取り組む態度」は学校も迷走?しているのか、近ごろは毎回コロコロ変わるんです。ここは塾でも正直難しい💦最後100点を取るには、学校の先生をよく見る必要があると思っています。

 

というか、過去問は使っても使わなくても点数が変わらないことが分かったのが一番。

「過去問やります」は、塾営業のパフォーマンスでしかないです。まあ「意味無いからやりません」っていうのも僕は自信が無くて宣言できないから、「あまり重要視しなくなった」でとどめています。

 

🐢「惰性の勉強」はやめよう

最初にも書きましたが、これら当たり前も意識して取り組めるかどうかで、結果は大きく変わります。

ただ漠然とワークを解いたり塾で対策をすることはやめましょう。

意思無く取り組むことを「惰性」といいます。

「惰性の勉強」をしないように。

 

今回は以上です。

中3受験生は出願変更中ですが、全体でどのくらいの生徒さんが動いているんでしょうかね。

夜か明日に出願変更を迷っている人向けの記事を書きます。