🌸中3第5回道コン総合資料から今後の展開②
今朝の①の続きです。ちょっと時間ができたので予定より早めに出します。
最も受験者数が多い今回(第5回)の道コンは、倍率予想の精度も高いと思っています。
8月第2回→11月第4回→1月第5回→2月第6回の受験者推移を見てみます。
①石狩学区全体の受験者数…札幌の高校なので、全道よりも石狩中心で考えます。
②第一志望者の人数…名前の通りです。
③第一志望者を初回出願者で割ったもの…出願者のどれくらいが道コンを受けているかどうか。
④第一志望者を石狩学区全体で割ったもの…初回倍率と関係はあるか。
↓12月時点の予想はこんな感じでした。
それでは始めます🙇
札幌旭丘です。公立トップ高校は第2回(夏期)から第5回で第一志望の人数は減る傾向になりやすいのですが、今年は昨年ほど人数減には鳴っていません。
第一志望者の平均SSは59.8(昨年59.5)と上がっています。一方で内申点の平均はB289(昨年B290)と1点だけですが下がっています。
「旭丘からは志望校を下げない」という意思を感じます。今年は2年前くらいになるのかもしれないですね。
ただしここは推薦入試に大量出願しますから、一般に絞った生徒はどのくらいなのかはまだちょっと分かりません。
推薦が多ければ不合格者の再出願で他の高校に行く生徒も多くなるので、最終的には例年並みになる気もしています。
札幌月寒です。ここは第2回からの減少が大きいです。
④志望/石狩は5.7%→4.4%と、↑の旭丘や東西南北と比べてもかなり大きい。
学力ABCから三者懇談を経て、志望校変更をした生徒が多かったのかもしれません。それでも人数は昨年並みなので、倍率も例年並みなのかなといった感じです。
あと志望者平均SSは56.6(昨年56.8)で若干下がりました。東西南北旭丘と、ここまでの高校はすべて上がっていたので、月寒からは受験の空気が変わるのかもしれません。
札幌新川です。ここは第2回より志望者が増えています。
昨年、一昨年は夏から冬にかけて減少していましたが、今年は変わらず。
ただ人数を昨年一昨年を比較すればあまり変わらないので、今年は夏の時点で新川厳しい人は早々に諦めていたのかも…と見ることも出来そうです。
今年の初回倍率が昨年一昨年と変わらなかったら多分そうでしょう。
中堅ラインの生徒もABC前には志望校を固めてしまうということなのか、中堅以下の学力差がかなり広がっているのか、その辺はもう少し検証する必要がありそうです。
志望者平均SSは53.9(昨年54.3)です。ちょっと下がってきました。一方で内申平均はC272(昨年C273)とあまり変わらず。今年も高ランクの生徒が多く集まりそうな気配です。
札幌手稲です。第2回よりも志望者は若干減少。昨年一昨年は、夏から冬にかけて志望者が増えていたのですが、去年倍率が高かったからなのか今年はちょっと控えめです。
志望者平均SSは52.5(昨年53.2)です。SSちょっと下がりすぎかなと。あと3年もすればSS50下回るかもしれないですね…
一方で内申平均はC263(昨年C264)です。
(↓道コン総合資料よりお借りしました)
Cランクの生徒さんはSSの幅が広いです(全道1位の方はCランクなんですね)
そしてボリュームゾーンはちょうどSS50、CランクでSS50の時代だと思ってください。
🌸[1/18予想倍率]第5回道コンから見た現時点の予想です
今回の志望者数と過去2年の③志望/初回の平均から、今年の出願者数を予想してみました。
冬の道コンは秋よりも精度が高いと思います。
というわけで1/18時点の私の予想倍率です。
※1/20カッコ内範囲の部分を修正しました🙇
◆札幌旭丘(普)…1.53倍(1.50~1.56)
◆札幌月寒…1.35倍(1.32~1.37)
◆札幌新川…1.24倍(1.23~1.25)
◆札幌手稲…0.95倍(0.91~0.99)
12/11の予想から、月寒は上がり、他は下がりました。手稲は割れ予想です…
そして第5回道コンでの「第1志望校」について、割と強めのボーダーはこの辺です。
◆札幌旭丘(普)…214番目/328名中
◆札幌月寒…270番目/364名中
◆札幌新川…261番目/324名中
◆札幌手稲…230番目/251名中※
※札幌手稲は割れ予想なのですが、一応下位20位の人は注意という意味で設定しました。
来週末から再来週に個人成績表がお手元に届くと思いますので、それで確認してみましょう。
明日は平岸(普通)・稲雲・北陵・石狩南を載せる予定です。
今回は以上です。
任天堂の「2」ってタイトルが珍しいです。値段が気になります。