🥗24_道コン総合資料から今後の展開③
昨日の記事の続きです。
旭丘(普)、月寒、新川、手稲の4つを比べてみます。
昨日と同様に、8月第2回→11月第4回→1月第5回→2月第6回の受験者推移を見ます。
①石狩学区全体の受験者数…札幌の高校なので、全道よりも石狩中心で考えます。
②第一志望者の人数…名前の通りです。
③第一志望者を初回出願者で割ったもの…出願者のどれくらいが道コンを受けているかどうか。
④第一志望者を石狩学区全体で割ったもの…初回倍率と関係はあるか。
旭丘(普)。東西南北と同様に、第5回道コンでは出願者の9割が受けていることが分かります。
2022年と2023年で倍率が異なりますが、③の割合推移は似ているので、今年は出願者多いのかなあって気もしています。
月寒は第5回道コンでは出願者の85%くらいかもしれません。
ちなみにトップ高校は、夏の第2回からABC期間を経て、冬では志望者を減らす傾向にあります。月寒も下がっていますね。
ある種「トップ高校はどこまでか」という、今の生徒保護者の心情が分かるデータかもしれません。
新川も月寒みたいな感じです。第5回で出願者の81%くらい。東西南北は90%台がベースでしたが、この辺になると減るっていうのは2番手高校らしい数字なのかもしれません。
↑の旭丘と月寒も、少し差はあるのかとデータで見ると感じます。
さて手稲。ここは夏の第2回から冬の第5回で第一志望の人数が増えています。
トップ高校から志望校を下げるところの受け皿になっていることが想像できます。
道コンSSランキングでも、ここ数年で新川と差がついてきていますが、志願者傾向を見ても分かる気がします。
🌸[12/11予想倍率]第4回道コンから見た現時点の予想②
昨日と同じように、先日の11月第4回道コンから現時点での予想を出してみます。
過去2年の③(志望/初回)平均は、旭丘(普)57%、月寒52%、新川48.5%、手稲41.5%です。この数字と、2024年の②(第一志望者数)を使ってみます。
12/11時点の私の予想倍率です。
◆札幌旭丘(普)…1.70倍(1.61~1.80)
◆札幌月寒…1.27倍(1.21~1.36)
◆札幌新川…1.26倍(1.21~1.33)
◆札幌手稲…1.08倍(1.02~1.14)
そして第4回道コンでの「第1志望校」について、割と強めのボーダーはこの辺です。
◆札幌旭丘(普)…137番目/232名中
◆札幌月寒…166番目/211名中
◆札幌新川…155番目/196名中
◆札幌手稲…133番目/143名中
自分の順位を個人成績表で見てみましょう。
🀄推薦の生徒が多いです
旭丘・新川・手稲は推薦入試が含まれているので、実際の倍率はもう少し変わります。
とりあえず予想倍率は一般と推薦のどちらも含めたものだと思ってください。「割と強めのボーダー」は学力的な意味でと思ってください。
昨年の中間倍率記事を参考にしてください。
推薦入試出願者は割と多いです。僕も何度かブログで書いていますが、推薦利用をすることで合格のチャンスが増えるだけでなく、
たとえ推薦にかからなくても、一般再出願のとき、他の生徒は出願変更を終えた状態なので、変更後の倍率を見てから高校を選べるというメリットがあります。
逆に推薦落ちて過度にショックを受けてしまうとか、一般組より勉強に身が入らないとかのデメリットもあるのですが、特に旭丘や国際情報あたりは推薦との併用をしても良いのではないかと思っています。
ぶっちゃけ↑の高校は推薦の倍率が2倍近くになるので、受かれば儲けものって感じでやってほしいですね。
ちなみに去年の平岸推薦は3倍近くありました。推薦漏れた生徒が、そのあとどうだったのかも気になるところです。一般だけの生徒に比べて合格率はどうなのかなど。
今回は以上です。
ほほう。