🎉2024中間倍率発表2
(北海道教育委員会HPにリンクします)
「公立上位推薦無し」「札幌旭丘」は↑の記事をご覧ください。
続きです。
3.国際情報は「第二志望スライド」可能性もある
※推薦入試では「推薦不合格」の生徒が一般再出願をする可能性があります。
右側の「推薦→一般」「倍率2」「合格%」は、推薦不合格の生徒全員が同じ学科に出願した場合の最大数と、最大倍率です。
国際情報も旭丘と同じで推薦出願が多いです。というか一般出願より推薦出願が多いのが国際情報の特徴です。
もともと定員が少なく特殊学科が多いこともあり、「国際情報はまず推薦から」という流れが完全に出来ています。
そのため実質倍率としては、普通科1.5倍前後、国際文化科1.4倍前後で見るべきかと。
グローバルビジネスは明らかに去年の反動です。前回がインフレしすぎました。
そして全学科とも冬の道コン志望者で減少予想の通り…さすが道コン🐊
国際文化科は推薦でも英語検査が実施されますが、その他は調査書と面接のみ。適性検査で決まる旭丘とは違うところです。情報は内申ランクが高いと断然有利。
それも分かっていて内申高い生徒が多いですから、推薦漏れてもそのまま一般出願するケースが多いです。普通科や国際文化から、GBや理工に変える生徒は少しいるかもしれません。
さて国際情報のような複数学科のある高校では、「第二志望スライド合格」を考慮する必要が少しだけあります。
これは第一志望の学科に合格できなかった生徒も、点数が良ければ第二志望・第三志望に入れますよという制度です。
(画像は道教委「令和6年度(2024年度)道立高等学校入学者選抜の手引」より)
第三志望は定員割れの場合のみですが、第二志望なら、この文面だとひょっとしたらスライド合格があるかもしれません。
ただ合格があるとするなら、SSに差がありそうな普通科からGB、理工かなあって感じ。
何人が第二志望に書いているかは分かりませんが、GB科は今年何人かスライドがありそうな予感です。
それでも昨年までの熱狂ぶりからはやや落ち着いたかなって。
逆に人気落ちている?とも見えるので、ちょっと色々調べてみたいところです。
4.平岸は相変わらずのストッパー
※推薦入試では「推薦不合格」の生徒が一般再出願をする可能性があります。
右側の「推薦→一般」「倍率2」「合格%」は、推薦不合格の生徒全員が同じ学科に出願した場合の最大数と、最大倍率です。
新川、藻岩、平岸の市立3校は相変わらず推薦が人気です。
最近は毎年高倍率の平岸ですが、今年も実質倍率は1.65倍になりそうです。
手稲は過去2年がほぼ全入だったこともあり、道コン志望者からの予想どおり1.1倍近くになりそうです。ここは出願変更や推薦漏れの再出願でもう少し増えると思います。最終的には1.2倍まで上がるのではないかと。
それでも手稲はまだ低い。このままだと合格者平均がもっと下がると予想されるので、
今後新川と差がつくだけでなく、藻岩や平岸にも抜かされることになると思います。大麻と同じ流れになりそうな。平岸みたいに「公立ストッパー」になってくれればいいんだけど、場所がね…
5.稲雲と西陵の未来
先日の道コン志望者からの予想にて、稲雲の第一志望者が前年から激減している(223→159)と書きました。
やっぱりその結果が出ていますね。マイナス29名はちょっとひどい。
正直「稲雲には下げない、科学大・創成・龍谷・山の手に行きます」という空気は感じています。西陵も同じく。あすかぜはもう分かりません。
この3校は私立高校より良い明確なメリットが無いと、もう選ばれないんじゃないかと思います。「公立だから学費安い」とは言っても、今一人っ子のご家庭多いし、学費より治安や進路を見るご家庭のほうが多いですから。
あとこの3校より定時制の大通高校を選ぶ生徒のほうが増えているのかも。道コンSSは西陵よりも大通のほうが高いですから。
6.道コン志望者増減の高校を一気に
最後に道コン志望者からの予想記事で、第一志望が増えていた高校の状況。
道コンの第一志望者数通り、倍率は中々高めです。
第一志望が減っていた大麻と英藍はやはり昨年よりも倍率が低め。
石狩学区は道コンの第一志望動向で、倍率予想がかなり出来そうです。
また気になる高校があれば記事にします。
今回は以上です。
倍率が高い低い言っても、大学受験に比べたら大したことないですよ…
…とはいっても、最初の受験はやっぱり成功したいです。
大学受験は落ちても浪人すればいいけど、高校受験は一発勝負。
高校受験と大学受験を同じにしてはいけません。高校受験のほうが子どもにかかるプレッシャーは大きいと思います。