毎年、入試の出題内容についてコメントしてくれる「学力検査問題等研究協議会における主な意見(通称:横審)」ってのがあって、
ここから来春の出題にヒントが無いかどうかを探ってみるコーナーです。
今回は英語です。これで最後。
(AIが考えたリスニング問題を解いている受験生のイラスト)
一部引用します。以下、茶色の太字が引用文です。
英語では、受検者が授業を通して身に付けた力を十分発揮できるよう、基礎的・基本的な知識及び技能を問う問題…
何かすっげー基礎って感じがしますね。
正答率は(1)38.5% (2)18.8%です。
否定文や疑問文になると正答率が低くなるというのは、北海道の中学生がいかに英語を勉強していないかが分かる特徴です。
毎年某Xで北海道の英語がゲロ易しいと馬鹿にされるのですが、
何とこれでも正答率が(1)81.8% (2)74.6%なのですから、
北海道英語の矢場さにいよいよ気付いてほしいところです。道民。
…と思考力、判断力、表現力等を問う問題のバランスを考慮し、適切に出題されていた。
あ、バランスは適切だったんですか…🐖💥
20点台が一番多いという北海道の英語。
英語が出来る生徒と出来ない生徒の二極化がひどい。
↑の問題を見ても、出来る出来ないじゃないんですよ。
勉強しているか勉強していないかの二極化なのです。
今後も、聞いたり読んだりして得られた情報を踏まえて、
今後「も」ってことなので、今まで通りというニュアンスが含まれていそうです。
聞いたり読んだりの「聞いたり」ってのはリスニングのことでしょう。
事実や自分の考え、気持ちなどを表現する力をみる問題の出題形式等について、 一層工夫してほしい。
「リスニング+自由作文」の組み合わせは来春もありそうです。
今年はリスニングでクイズをやらされました。
放送文はこちら。
このNo.3が「何を書いたらいいんだ?」って受験生を苦しめたそうです。
正答率5.2%、中間点5.5%。
読んだりってのは大問4の卒業アルバムでしょう。
卒業アルバムをデジタル化しようよペーパーレスだしSDGs苦笑だし。
イラストみたいに動画でスマホで見られるようにしようよみたいなことを書かなきゃいけないんだけど…そもそもmoreもdon'tも入れられないような生徒たちが、ここまで書けますかって話なわけですよ🐕
「一層工夫してほしい」は「改善してほしい」という意味なので、
この手のタイプの問題は来春もあるとして、もう少し多くの生徒が触れられそうな内容になるんじゃないかなあと期待しています。
報告書には正答率と中間点しか書かれてないけど、
作文系で間違った問題の大半は空白だったと思うんですよ。白紙解答の率も数えてほしかったです。北海道の生徒の英語嫌い(というか勉強しなさすぎ問題)は深刻化と。
今回は以上です。
そろそろ夏期道コンの超速報が出されるのではないかと思います。
出たら更新します。